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Rinko Yamasaki

お金の豊かさって何だろう?!たくさん持ってることが豊かなの?

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「心の豊かさはお金の豊かさ」と書いた記事を見ました。
一見ホッとするようなやんわりした気持ちになりますね。
心を満たせばきっとお金も満たされる…的な。
ですがちょっと気をつけたいところです。

 
「心の豊かさはお金の豊かさ」ってことは、「お金の豊かさは心の豊かさ」?!
ん?お金を持っている人は心が豊かなのでしょうか?
そうとは限りませんね。
私は心療内科で看護師をしていましたが、裕福な暮らしをしている患者さんが少なくありませんでした。

 
仕事で全国飛び回っているような人でも、夜になると見えない影に怯えて眠れない人がいたり。
美しいマダムのような人が診察中に泣き崩れたり。
お金持ちの人と結婚した友人ほど、家族や親戚間との揉め事が多く悩んでいます。
「お金の豊かさは心の豊かさ」と一概には言えませんね。

では、お金の豊かさって何なのでしょう??

 

 

 
「安心」という意見があります。
安心できるだけのお金があれば“豊か”と言えるかもしれませんね。
ではいくらあれば安心できるのでしょうか?

 
たとえば夫婦2人で老後を迎える場合、最低でも3000万円必要と言われています。
90歳まで生きるとして10年間で使えるお金は1000万。
1年で100万円、月8万円。
今、できるだけお金を使わないようにTVを見て過ごしている高齢者が多いことが、問題になっていますね。
安心して生活できているわけではないようです。

ではいくらあれば??

 
お金の欲求は際限のないものだと思います。
たとえば1億円あるからと言って、それ以上のお金をすべて人にあげるでしょうか。
たとえば1000万円の貯金を目標にして、1000万円貯まったら仕事をやめるでしょうか。

そう、お金は実態がなく、人によって価値が変わるものなのです。

 

 

 
え、これスゴイことですね。
もし、60歳で1億円借金できるおっちゃんがいたらどう思いますか?
相手の人は、“この人は必ず返済してくれる”と思うから貸してくれます。
そこには「信頼」があり、信頼は今までの「実績」や「人脈」の積み重ねがあるから貸してもらえます。
信頼がなければ貸してくれる人などいないのです。

 
逆にこんなおっちゃんがいました。
資産が60億円ありました。
ところがある新規事業に失敗をして30億円失いました。
その人は「もうダメだ…、俺の人生は終わりだ、生きていけない…」と自殺してしまったそうです。

 
つまり「貯金」と「借金」は同じエネルギーです。
ビジネスにおいては、より多くの金額を動かしている人が人脈も実績もあり、信頼もあって“豊かな人”と言えます。
逆にお金を握りしめている人は、ビジネスを拡大していくことも人脈を広げることもできず、頑なな心になっていきます。

 

つまり
お金の豊かさとは
「流動的であること」
お金の貧しさとは
「握りしめること」

 

 

 
私たちは体が資本です。
体の細胞は、止まっているものは一つもなく、すべて24時間動き続けて全体でバランスしています。
自然界では、常に空気が流れ、風が吹き、雲も動いています。
植物も動物も人間も育ち続け、変化しないものはありません。

 
お金とは動くものであり、収益であれ借金であれ人と人をつなぐもの。
『より大きな金額を動かすこと』がお金の豊かさではないでしょうか。

 

 

山咲凛子(看護師/心力教育家)
看護師経験22年、10年前から心理療法を学び女性の生き方、人の“在り方・死に方”について探究する。
コミュニケーションスクールで主任講師として活動しながら、2015年から看護師の新しい在り方を発信。現在18名のナースと共に心理面から病気や介護を予防する看護に取り組む。
 
年間授業日数150日以上、セラピストトレーナー150名育成、卒業生400名以上。
セッション数約4000件から導き出した“幸せが連鎖する心の在り方”を伝える。

プロフィール
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