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Rinko Yamasaki

「老老介護、認認介護、病病介護」救えるのは誰なんだろう?!

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心理学講師の看護師が書くブログです。
心から看る介護と認知症予防について書いています。

 

 
日本の全人口1億2000万人のうち、65歳以上の高齢者は約3500万人。
そのうち介護保険の認定を受けている人は約700万人です。
高齢者が高齢者を介護する「老老介護」
認知症高齢者が認知症高齢者を介護する「認認介護」
病気の高齢者が病気の高齢者を介護する「病病介護」があるそうです。

 
介護される側は、いつまでも続く要介護生活です。
誰かがそばにいてくれなければ命が継続できない状態ですね。
介護する側は、終わりが見えない、いつまでも続く介護生活です。
自分が倒れれば共倒れになってしまう不安を持ちながら介護を続けます。

この状況は誰が打開するのでしょうか?!

 

 

 
若い人たちは、健康保険税や年金税、所得税など目の前の支払いをするための労働で精一杯です。
壮年期世代は、社会の中心的労働力としての責任を担っています。
子供の学費や家のローンなど家族を養うための支払いにも追われている状況ですね。

 
2000年に介護保険を制定した政府が掲げた目標は「尊厳ある老後」でした。
ところが現状は、高齢者を守るための壮年期世代や若い人たちの人生が危ない!そんな状況になっています。
それでも政府は「介護休暇」を制定し、“介護は家族の役割だ”という姿勢を貫いています。

 
この状況を変られる人が・・・現状では誰もいないのです。
ならば私は、介護士や看護師など専門職が変えていくしかないと思うんですね。
専門職の考え方を“パラダイム・シフト”していかない限り、介護を救えないと思うのです。

 

 

 
スウェーデンやオランダなど高齢者福祉国家では、介護の専門職がすべての世話を担います。
家族が自分の時間とお金と体力を費やして、親の介護のために人生を犠牲にすることはありません。
親子が自立していられるよう、専門職が役割を担うのです。
とはいえ、過重労働ではなく一日の勤務時間は日本より少ないと言われます。
そもそも国民全体が“自立”を大切にしているため、システムが整っています。

 
みなが誠心誠意取り組んでいるのに、何かがうまくいっていないのだとすれば、それはシステムに問題があります。
社会システム、政治経済システム、医療システム・・・
社会の中心的価値職業である介護士や看護師が、声を上げていくしかないと思うんですね。

 
介護の専門家が、現状の問題を自分たちに引き戻すことー
本当はもっと時間をかけて心の通う介護がしたい、家族をもっと癒してあげたい、という気持ちがあったのではありませんか?
忙しさと利益追求のために盲目的になってしまっているかもしれませんが、専門職がその根っこを取り戻す必要があるのではないでしょうか。

 
ひとりひとりのチカラは小さいけれど。
気持ちの持ち方、責任の所在を引き受けていかなければ、声も上がらないでしょう。
そもそも介護士・看護師が当たり前に思っている
「家族の介護を、私たちがお手伝いしている」
という既成概念が間違っているのかも。

「子供が親の介護をしなければならないのは、本当ですか?」
それ、日本だけかもしれません。。
<国によって異なる介護事情>
https://sekai-kaigo.com/

 

 

『心から看る介護と認知症予防』お話会

 

 

 

大阪:5月12日(土)15-17時
難波・堀江 LINE-SCHOOL おひとり¥3000
https://www.nursewix.com/kaigo

東京:6月1日(金)19-21時
長野県上田市:6月30日(土)13-15時
長野県松本市:7月1日(日)10-12時

 

 

山咲凛子(看護師/心力教育家)
看護師経験22年、9年前から心理療法を学び“生き方・死に方”について探究する。
コミュニケーションスクールで主任講師として活動しながら、看護師の新しい在り方を創設。現在、18名のベテランナースと共に心理面から病気や介護を予防する看護に取り組んでいる。年間授業日数150日以上、セラピストトレーナー150名育成、卒業生400名以上。
セッション数約4000件から導き出した“幸せが連鎖する心の在り方”を伝える。
プロフィール
ナース専用メルマガ【心と身体のStudyMail】

 

 

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