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対人コミュニケーション「人が自分の悪口を言っていることに気づいたときの大人な対応」?

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先日こんな記事が載ってました。
「この人、陰で私の悪口を言ってるな、と気づいたときの大人な対応8パターン」というものでした。
20代~40代の未婚女性500人に聞いたアンケートを参考にした結果だそうです。

 

 
【1】「いろいろ言ってるの、知ってるのよ」と余裕の笑顔でけん制する
【2】「私、何かマズイことしてる?」と探りを入れる
【3】ランチに一緒に行かないなどして距離を置く
【4】「不満があるなら言ってね」と正面から向きあう
【5】周囲に根も葉もない噂が広がってないか確認してみる
【6】普段通りに笑顔で接し、気づかないふりを貫く
【7】「他人の悪口を言ってると、いつか自分に返ってくるよ」と諭す。
【8】率先してその人を褒めるなど、お手本を示す

 
うなずけるものや、当てはまるものがありましたか。
だけどこの対応で本当に解決できるのでしょうか?

 

 
おそらくこれらの方法では解決には至らないと思います。
相手が本当に大切な人なのであれば、もう少し人間の本質に基づいた関わり方が必要です~

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仲良くしている友だちが、実は自分の悪口を言っていた…なんて、とてもショックです。
何かの間違いであってほしい、本当ならやめてほしい、理由を知りたい、と思います。

 

 
そして心は揺れます。相手を信じたいのに不安定になっていきます。
そして勇気を出して、相手にこう言うかもしれません。
「あたなのことを信じてる」
「気に入らないところがあれば直すから」
「ずっと友だちでいたいから」…。

 

 
一生懸命な気持ちもわかります。
誠実な気持ちもわかります。
だけどそれらの言葉を伝えながら、どこかに違和感がないでしょうか。。

 

 
それは、《言葉》で解決しようとしているからです。
相手に伝わるのは《言葉》ではなく《状態》。
私は嫌われてるかもしれない、という不安な《状態》が伝わってしまうから、解決しないのです。
 

 

 
言葉はいくらでも誤魔化すことができます。取り繕うことができます。
言葉は時に刃にもなり、人を傷つけます。
その言葉で誠実さを伝えようとしても、無理なこと。
人はそのことを無意識的にわかっています。
言葉でいろいろ言われれば言われるほど、受け取れない状況になってしまいます。

 

 
ところが、言葉は伝わらないのに、語っている《状態》は相手に伝わります。
「不安な状態」です。
それは言葉ではない部分。
人は無意識的にそれを事実として受け取っています。
言葉でいろいろ語っていても、それを語っている表情や身体のぎこちなさなどを受け取っています。
そして結局、《言葉》と《状態》のギャップに「違和感」が生じるだけで、解決には至らないのです。。

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では、どうすればいいのでしょうか。

 
私たちは、人も物も出来事も、自分の記憶を通して見ています。
(記憶=今まで得た知識や経験)
脳で行なっている情報処理は、いくつものフィルターを通り情報がカットされたり変換されたりして、必要な情報だけをキャッチするシステムになっています。
そして記憶という情報を参照して、自分なりの意味付けや解釈をします。
それをさらに自分が知っている範囲の言葉に置き換えて表現します。

 

 
つまり「○○さんが、あなたのことを悪く言ってるみたい」と誰かから聞いたとしても、それは、それを言った人の解釈でしかありません。
もしその人が持っている過去の知識や経験が違っていたら、その解釈も変わってきます。
もしも直接「この人は陰で私の悪口を言ってる」と自分で感じたとしても、それも自分なりの意味付けや解釈をしていて、事実ではありません。
たとえ相手に事実を問い正したとしても、それは誤魔化したり取り繕ったりできる《言葉》なので、やはりそこに事実はありません。
結局どこにも事実はなく、事実を知ること自体、人として無理なことなのです。
このことを、まず知る必要があります。

 

 
そして、事実はどこにもないことを知った上で、
「自分は相手にどう関わりたいか」を決めます。
もし「この人とずっと友だちでいたい」と思うなら、《言葉》ではなく《状態》を作っていきます。
例えば、それは“最高の友だち”として関わること。
相手が悪口を言ったか言ってないかではなく、ただ、“最高の友だち”として関わること。
それを自分自身で決めることによって、《状態》は安定します。

 

 
そして言葉は付いてくるもの。
いい雰囲気になったタイミングを見て「ずっと友だちでいたいよね」と伝えれば、どこにも違和感がありません。
《言葉》と《状態》のギャップを感じることなく、相手は誠実な気持ちを受け取ってくれるでしょう。
言葉は無理に伝える必要はありません。
伝えたくなったら伝えるだけで、大丈夫です。

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大切なことは。
「相手を信じる」ではなく、「友だちでいたいと思った自分を信じる」ということ。
 
そして《言葉は受け取り方によって変わり、状態はありのまま伝わる》
対人コミュニケーションの基本です。
 

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