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Rinko Yamasaki

高齢者を優しく自然に誘導する五感コミュニケーション

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介護現場でよく問題になるのは、入浴や食事やリハビリなど移動の際の誘導です。
決められた時間にケアや処置を行わなければ、後の利用者さんのケアができなくなり焦りますね。
それは施設の介護報酬にも関わるため、職員のプレッシャーになっています。

 
ただ、利用者さんは予定通りにいきません。
たとえば入浴は、私たちでも予定通りにいきませんね。
ついテレビを見てしまったり、ついLINEに時間を使ってしまったり…

 
休日はつい面倒になって、明日の朝でいいやーってなりませんけ?
ましてや高齢者さんは仕事をするでもなく、外に出かけるでもなく、今日入浴しなければならないという意識がありません。
以前は一週間に一度だったという高齢者さんもいるかもしれませんね。

 
とはいえ、保清や血液循環の促進を考えると、介護士や看護師の立場として週3回くらいは入浴してほしい。
ご本人さんのためだけど、本人がその気にならないので動かない。
結局、無理やり動かすことになってしまい、、お互いに怒りの感情が湧き上がって…
ということになりかねませんね。

 
上手に誘う方法は…?
ナースが習得しやすい方法をお伝えしましょう。

 

 

優しく自然に誘う五感コミュニケーション

五感は視覚・聴覚・体感覚・嗅覚・味覚を言います。
ナースは普段から五感を使って観察をしているので、習得しやすいコミュニケーションです。
ここでは<視覚>と<聴覚>についてお伝えします。

 

<聴覚情報>

耳を傾けましょう。
相手の「声の大きさ」「声の高さ」「口調の速さ」をしっかり聴きます。
この3つを相手に合わせます。

 

<視覚情報>

しっかりと動きを見ましょう。
相手の「座り方」「姿勢」「手足の動き」をしっかり見ます。
この3つを相手に合わせます。

 
利用者さんの姿勢に合わせるとき、ベッドに腰掛けることがいけないことではありません。
介護・看護の目的があればいいですね。

同じような言葉を使い、馴れ馴れしく話すことがいけないことではありません。
相手に共感するコミュニケーションなので、よそよそしい態度よりも、心地よく感じるでしょう。

 

 

話の内容は?

相手が話したいことや、相手が興味を持つ内容を話しましょう。
できるだけ相手がたくさん話せるようにして、介護者は傾聴します。

 
コミュニケーションは相手を理解することから始まります。
入浴や散歩に誘導したい気持ちは2~3分横に置いて、興味を持って話を聴きます。

 

誘うタイミングは?

相手が楽しそうに話しているのを確認したら、切りのいいところで、
「じゃあそろそろ行きましょうか」
と言いながら、介助者がスッと立ち上げれば、自然に相手はつられて立ちがるー
ということが起こります。

 
不思議ですね。
これは非言語のコミュニケーションです。
目に見えない“波長”を合わせるコミュニケーション。
通常は気づいていないので不思議に感じますが、ホメオスタシス(身体の恒常性維持機能)が関係しています。

 

 
練習を重ねれば、何となく相手の心の様子がわかるようになります。
また、立ち上がるのにちょうどいいタイミングを目視で確かめることができます。
相手の都合お構いなしの、唐突なケアは誰でも受け入れ難いもの。
優しく自然に誘うコミュニケーション技術を身につけたいですね。

 

 

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