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Rinko Yamasaki

心が身体を護る?40代女性の離婚相談

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心の健康から身体の健康へ。
心身共に健康な生き方を推進していくのが予防看護です。

逆向きにいうと、治療以外の日常すべてに予防が関わってきます。
その人を悩みから解放してあげることも予防の一つ。

悩んでいる状態は、解剖学的には酸素不足・循環不良を招き、東洋的には気が停留し陰に傾いてしまうからです。

 

 
今回は医療以外の内容で多い相談をご紹介します。

女性の自由・社会進出が増えるほど起こっているのが離婚問題です。
離婚が良いか悪いかについて書くつもりはありません。

やりたいことができず、我慢してストレスを積み重ねている状況が病気の種をつくっています。
離婚するにせよ、離婚しないにせよ、その人自身が出した答えに従って行動することが病気の予防につながるでしょう。

 

 
『離婚したいのに離婚できないー』
この状況で多くの女性は悩みます。

自分自身の不安を乗り越えて離婚を決意しているにも関わらず、周囲の反対意見によって立ち塞がれてしまっている状況です。
これは周囲にいる人の自我の未熟さによって起こります。

離婚相談でもっとも多いのは緊迫した状態で救いを求めてくる女性です。

 

 

 
「今夜夫と話し合いをします。でも私絶対に殴られます!怖いんです…、怖くて怖くて仕方がないんです!逃げたい!でも離婚したい!一体どうすればいいの?!」
あなたならどうしますか?

恐怖を感じているとき、漠然とした想像で不安が大きく膨らんでいます。
TVや映画で観たシーンが無意識的に想起されています。

過去の記憶に翻弄されて目の前が見えなくなっています。
相談者さんに尋ねました。

 

 
私「もし殴られるとしたら、どこを殴られると思う?」
相「わかんないけど、たぶん左のほっぺかな。」

私「何発殴られる?」
相「たぶん一発だと思う。」

私「殴られたらどうするの?」
しばらく沈黙の後、
相「すぐに逃げます。警察に行きます!」

私「警察に行ってそれから?」
相「娘を呼びます。近くにいるので電話して来てもらう!」

私「それから?」
またしばらく沈黙の後、
相「娘に殴られたところの写真を撮ってもらいます。」

私「それで?」
相「娘のところに泊めてもらって、明日形成外科に行きます!」

私「診断書をもらいましょう。それからどうします?」
相「旦那のお母さんに電話して報告する!」

私「じゃあ離婚の話が進むかもね。」
相「あ、…」

 

 
その頃には相談者さんは落ち着きを取り戻していました。

相「ほんとですね。離婚の話が進むかもしれない。」
相「一つ一つよく考えたらそれほど怖くなくなりました。」

私「殴られちゃった方が早いかもしれませんねぇ。離婚するなら有利になるし。」
相「なるほど…。もう大丈夫です、話し合いできそうです。」

 

 

 
その後は人によって、それぞれでした。
落ち着いて話すことで大ごとにならず話し合いを終えた人。

あるいは本当に殴られたけど、予定通りに行動して予測通りの結果を得た人。
中には「殴られたー」と電話をしてきた相談者さんもいました。

 

 
その女性と2日後に会いました。

予想通り顔を殴られて形成外科に行ったそうですが、見ると、まったく腫れていない。
痛みはあるようですが、本当に殴られたの?というくらい変わりありませんでした。

ところが。
殴った旦那さんの手がドラえもんの手のように腫れ上がり、整形外科に行って包帯でぐるぐる巻きになって帰ってきたそうです。

 

 
私は冗談半分で「自分から殴られに行ったんじゃないの?」と。
相談者さんは「えーそうかなぁ」と言いながら笑っていました。

おわかりいただけるでしょうか?

相談者さんは、殴られる瞬間、すでに準備していたのです。
身体がすでに準備していたからダメージを受けなかったのです。

反対に、自分がこれほど逆上するとは思っていなかった旦那さんの方が不意打ちだったのでしょう。
ゆえに殴った方なのにダメージが大きかったのです。

身体は正直。

 

 
心の持ちようで怪我ですら防ぐことができる。

もし相談者さんが恐怖心を抱えたまま話し合いをしていたらどうなったでしょう。
恐怖心が身体のダメージを煽り、ひどい状態になっていたかもしれません。

その後、旦那さんは数週間包帯を巻いたままだったそうです。
相談者さんとは、自立に向けて個人相談を始めました。

 

 

 
私たちは看護師である前にひとりの女です。
男女関係で悩んでいるナースがどれほど多いことか。

心が乱れた状態で勤務をすると、ミスを犯さないことで精一杯ですね。
どんなに素晴らしい知識があっても、どんなに素晴らしい看護を学んでいても猫に小判でしょう。

 

 
ナースが「身体の専門家+心の専門家」であることは相談者さんにとって信頼に値します。
通常の心理療法士には成し得ないセッションが可能になるわけです。

心と身体のサポーターになれるのはナースだけでしょうね。

 

 
8年前から配信している【心と身体のStudyMail】では、看護を含めた人間関係やコミュニケーション、自己実現についてお伝えしています。
先日、東京でキャンナスの代表にお会いした話と、女性の在り方について書いた記事。

偉大な女性にお会いしてきました

 
その後、女性の生き方、結婚・離婚についてお伝えしました。

女性であることの幸せは本幹を育てること

 

 

健全な心と体は病気の悪化を防ぎます
個別相談はこちらへ。

 

 

 

 

 

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