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Yamasaki Rinko

言葉にしないことの価値。“ありのまま”でいられない日本人。

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アナと雪の女王から流行った「ありのまま」理想論。
歌で唱えるのはいい。
歌は単なる象徴だから。

 
だけど「ありのままがいい」とか
「ありのままでいよう」とか
「ありのままの私でいたい」とか
意見として言い始めるとおかしくなる。

 
「ありのままがいい」
「ありのままでいよう」
その良さを主張して
そうなろうと努力している時点で
ありのままではなくなっていることに
気づかないの?

 
ありのままが本当に良いと思うなら
何も言うな。
誰かに何か言った時点で
あなたはありのままじゃない。

 
ありのままが本当に良いなら
朝目が覚めても起きる必要がない。
ご飯を食べる必要もない。
出かける必要も
人に会う必要も
意見を言う必要もないよね?

 
本当にありのままでいる人は
「ありのままでいよう」と言わない。
ありのままの自分が当たり前すぎて
気づかないから。
ありのまま理想論を唱える人は
ありのままでいられない人ばかり。
努力してありのままでいようとすると
論理破綻した自分が原因で病気になるよ。

 
「ありのまま」理想論を唱えている人は
自己矛盾に気づけない無知だって
公言していることになるよ。

 
「ありのまま」でいられることは素晴らしい。
ただそれは“状態”のことであって
努力してなるものじゃない。

 
もし本当に「ありのまま」があるなら
何もしなくても酸素供給があり
何もしなくても栄養供給があり
どこに行く必要もなく
何をする必要もなく
考える必要もなく
ただプカプカと温かい水の中で
浮いているだけでよかった「胎児」のときだろう。

 
だけど私たちは生まれてる。
生まれたからには欲求を満たさなければならない。
ありのままで幸せだった胎児は
ある日突然酸素供給と栄養供給を断ち切られ
温かく心地よかった羊水を奪われ、
突然真っ暗闇の細い道に追い出される。
そのとき私たちは人生最大の
裏切りと苦しみを味わい、
そして成功体験をしてこの世に出る。

 
私たちはその体験をチカラにして
人生をかけて自分を満たす道を歩む。
欲求を満たし幸せを感じるために生きるのだ。

 

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