ナースの心理学スクール NCS <menu>をご覧ください ↓

menu

Rinko Yamasaki

「“いい人”をやめて自分の価値に気づくこと」看護師のストーカー被害対策

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ストーカーされやすい看護師の特徴があるそうです。
ブログに書いています。
<「責任感があり優しい看護師が的にされやすい!」急増するストーカー被害>

 

え、大抵の看護師が当てはまるやん!と思いました。
そういうタイプだから看護師になっているとも言えます。
ストーカー被害が看護師に多いというのにも頷けます。
ということは、責任感があり優しいタイプに惹きつけられるストーカー側にも特徴があるわけですね。

 

ストーカーになりやすいタイプは大きく分けて2つ。
一つは親から冷たく育てられて孤独感が強い人、もう一つのタイプは過保護に育てられて全能感を持っている人だそうです。
一見真逆であるかのような2つの特徴ですが、厳しいしつけを受けて育ち、敷かれたレールの上をあるいて大人になった人は、結局“愛情に飢えている人”なんですね。
幼少期の育てられ方が関係しています。
<ストーカーになりやすい人は 過保護で育ったか孤独感強い人>

 

2016年にストーカー規制法が改定されています。
無言電話や自宅周辺をうろつくなどの行為を繰り返すのは明らかに犯罪になりますが、近年は自宅にまで来るほどではないし、電話をかけてくるほどでもないストーカーが増加しています。
メールやブログ、SNSなどインターネットを介した付きまとい。
ストーカー規制法の改定によって、こうした行為もストーカーの対象になりました。
メールであれば保存しておくかプリントアウトしておく、メッセージをコピーしておく、投稿回数の記録などが物的証拠になります。
<改正ストーカー規制法施行「Twitterやブログに執拗な書き込み」も対象に>

 

 

 

では看護師のストーカー被害の対策は…?
「たとえ患者さんでも嫌なことはハッキリ断ること」
「しっかりと一線を引く態度を取ること」
おそらく上司に相談したら、こういう答えが返ってくるでしょう。
病院や上司は問題を個人の責任にします。
相談した看護師は助けを求めて相談したのに、まるで自分の対応が悪いかのように言われてさらに精神的苦痛が増大します。
上司は自分が管理する職場に問題を起こしたくないし、病院は世間の噂が命取りになるため被害を避けるためです。
いえ、それが悪いわけではなく、その立場に立てば当然のことなのでしょう。

 

ストーカー被害に遭っている看護師が取るべき対策は2つ。
まず相手を断ち切りましょう。
直接会わない方法(メールやSNS)で、証拠となる相手の言動だけを指摘し、自分への被害を端的に伝えます。
感情移入せず、できるかぎり余計な言葉を省き、要点だけを冷静な短い文章で伝えること。
最後に「今後の連絡は不要」と明確に伝え、同時に相手が使いそうな連絡手段をできるかぎり断ち切ります。
“自分の心の曖昧さを断ち切ること”
この行動は自分の役割です。

 

そして環境対策です。
もし上司が自分の立場を守り、病院が経営を守るなら、看護師は自分で自分を守らなければなりませんね。
身の危険を感じる場合は、欠勤します。
同僚に迷惑がかかると思って躊躇するかもしれませんが、その曖昧さや心の弱さがストーカーに気に入られていることに気づきましょう。
責任感が強く優しい人は一般的に“いい人”。
その心の裏側には“いい人でありたい”という欲求があります。
誰もが“いい人でありたい”と思っていますが、過剰になっているとき問題が起こりやすくなります。
“いい人でいなければならない”という思いは、「そうしなければ自分には価値がない」と思っている心の弱さ。
それが看護師になった所以かもしれません。
課題を克服するための出来事が起こっていると捉えましょう。

 

欠勤の理由を内緒にするのではなく、できるかぎり周囲に話します。
自分が招いた事でもあると感じながら、同じ職場で働く同僚に迷惑をかけましょう。
同僚は何日も欠勤されると自分にも被害が及んで困ります。
また、よく似た経験があれば不安を抱く人もいるでしょう。
噂が広がって事態が大きくなり、その結果上司や病院も対応せざるを得ない状況になります。
断ち切った後ストーカーに対しては完全に黙し、その後の対応は自分で一切行わないことです。
被愛妄想を断ち切られたストーカーは、自己矛盾に気づかないため被害妄想へと変わり、抑えが効かなくなるからです。

 

 

 

加害者をカウンセリングや心理プログラムで更生させようとするカウンセラーや精神科医などへの取材を通して書かれた本があります。
<ストーカー加害者「私から逃げてください」>
加害者自身が、自分が問題行動を起こしていることに気づけない“盲目の状態”に陥ってしまっていることがわかります。
なぜなら子供の頃の育てられ方が、その人自身の“前提”になってしまうからです。

 

統合失調症の前提は論理が矛盾していること。
たとえば親が子供に「自主的に勉強しなさい!」と注意したとき、子供の心の中で何が起こっているでしょう?
叱られてた子供は一瞬どうしていいかわからず固まります。
叱られたので勉強すると“自主的”にならない。
でも勉強しなければまた叱られる。
Aを選んでもBを選んでも成立しない場合、思考回路が止まります。
こうして親から頻繁に与えられる矛盾によって論理的に考えられないようになり、理解できない行動に至ります。
~しなければならない、~するべきという制限が多く、厳しい親に育てられた子供ほど愛情に渇望し、論理破綻し統合失調症になりやすいのです。

 

統合失調症を伴うストーカーは状況によって非常に危険な状態に豹変します。
けれども患者もまた社会の被害者です。
育てた親は、子供の幸せを願って全身全霊でしつけをします。
それは子供の評価は親自身のためでもありますが、他者評価や物質的な充足が幸せだと思い込まされていた社会の在り方に問題があります。
誰も悪くない。
だけどどこかを変えていかなければ個人の幸せが訪れることもない。
少なくとも西洋医学は、心を理解しないまま薬を飲ませているだけでしょうね。

 

 

ナースが読む【心と身体のStudyMail】

予防看護についてお伝えしています。
(本当に伝えたい医療の話はメルマガで^^)

詳細はこちら

メルマガ登録
メールアドレス
ニックネーム
職種・経験
お住まいの地域



powered byメール配信CGI acmailer

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2017年9月
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930