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Yamasaki Rinko

命を断った看護師。私たちが自分と人のためにできること。

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23歳で自殺した札幌の看護師の記事。
ご覧になりましたか。
<なぜ札幌の新人看護師は自殺したのか?!>

 

読めば読むほど、その通り…と思います。
看護師の過酷な勤務状況、追い込まれている心の状態は、こうしたニュースになって初めて周知されます。
今こそ私たちは声を大にして言うべき。
ブログやSNSでそうしてくれているナースもいます。
だけど、そうじゃない側面もある。
私たちはこうして表面化されていることに意識が向きますが、その影にある心の動きに気づかなければなりません。
人に関わり命を扱うプロとして。

 

 

 
中学生や高校生の自殺報道。
多くのコメンテーターや視聴者が、学校側が何とかできなかったのか、周囲が気づいてやれなかったのか、と社会や周囲の大人のせいにします。
かわいそうに。いい子だったのに。と話す映像。
幼い頃にさかのぼって明るい笑顔の様子や写真が映し出され、視聴者は大切な命を失ってしまったことを悔やみ、このままではいけないと考えさせられます。
でもその影で…
同じように学校でいじめに遭っている子供がその報道を観たとき、どう思うか。
自分の辛さを誰にも言えず、ひとりでじっと耐えている子供。
友達に会うこともなく独りで引きこもっている子供がその報道を観たとき…

 

(そうか、こうすれば周囲はわかってくれるんだ…)

 

何の楽しみもなく、どうやって生きていけばいいかわからなくなっている子供が自殺を考えるのは容易なこと。
中学生や高校生の自殺があると、必ずその後に同じような自殺が続きます。
命を断つことで自分の存在価値を証明しようとする。
自分の存在価値は命と引き換えにしてしまうほど重要なことなんです。
いかなる人も。

 

労働環境の改善を。
病院が悪い。
管理職が悪い。
理解してほしい。
今回のことで一人一人が訴えたとして何が変わるでしょう?
おそらく札幌の病院とその管理職だけ。
社会を相手に訴えても、責任を取るのは個人だけ。
いったい何人の看護師が自殺すれば社会が変わってくれるのでしょう。

 

 

 
辛い状況にいるナースに真っ先に伝えたいのは
私たちは“看護師”という役柄を選んだに過ぎない、ということ。
生まれたときから看護師だったわけではなく、自分がまるごと看護師になったわけでもない。
過去のどこかで看護師になろうと決めて勉強して、“看護師”というペルソナをつけただけなんだ。
もし他の職業を選んでいたら他の役柄を演じ、他のペルソナをつけていただろう。
看護師の役柄が終われば看護師であり続ける必要はない。
白衣を脱ぐと同時に看護師の役柄も脱ぐべきで、脱いだら気持ちを引きずらないと、自分自身に誓うべきなんだ。
自分自身と役柄を切り離す技術をどうか一刻も早く身につけてほしい。

 

“自分”というカラクリ
“人間関係”のカラクリ
“社会”のカラクリ
そして自分自身の扱い方が解れば、どんな人も死ぬ必要がないことがわかる。

 

看護師が同じ過ちを繰り返さないためにできることは
ひとりひとりが心理療法を身につけること。
心理療法は自分に使えて、人に使える技術だから。
看護師が心理療法を身につければ、自分を救い、辛い看護師を救う。
国民全体に関わる看護ならば、日本の自殺者をゼロにすることだって不可能じゃない。

 

本当に命を救える看護師に。
薬よりも“関わり”で人を救う看護師が必要なんです。

 
(【心と身体のStudyMail】より)

 

 

 
※同じ職場の同僚や先輩には本心を話せない。だけど看護の話は同じ看護師でなきゃ伝わらない。。
日常に関わらない第三者の看護師に相談を。
メールいつでも^^

 

 

ナースが読む【心と身体のStudyMail】

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