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別名「自意識過剰」。自分のことに一生懸命な困ったちゃん。

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初対面の人に会うのは平気ですか?
私は今では交流会の主催をすることもありますが、以前は初対面が大の苦手でした。
初対面の人は緊張する…
初対面の人とどうやって接したらいいかわからない…
そう思ってました。
そして「私は人見知りなので」といろんな場所で言っていました。

 

“人見知り”をもうちょっと掘り下げて考えてみましょう。
初対面の人とどうやって接したらいいかわからない…
これは、初対面の人に嫌な思いをさせたくない、初対面の人に気遣っているということですが、
同時に「自分がどう思われるか気になって仕方がない」という状態でもあります。
普通に接していれば人に嫌な思いをさせる可能性は低く、「嫌な思いをさせたくない」はあまり根拠がありませんね。
この場合「自分がどう思われるか気になる」の方が強いのです。

 

つまり人見知りは“自意識過剰”。
自分のことをどう思われるかが心配。
自分のことが気になって気になって仕方がないんですね。
自分のことが大切でならないのです。

 

 

でもね?
自分がそうであるように、他の人も自分の心配ばかりしています。
仕事先の人がどんな人生を歩もうと、初対面の人が幸せであろうとなかろうと、べつに気にならないですよね?
自分がそうであるように、他の人も自分のことに精一杯で、他の人の評価などしているヒマはないのです。
どんな人も「自分がどう思われるか」でいっぱいいっぱい。
そりゃそうですね。誰でも自分の幸せを願ってますから。
つまり、自分が思うほど、人は他人のことなど見ていないということです。

 

初対面の人ばかりが集まる講座などでは、何日経っても一人で黙って座っている人がいます。
その人は精一杯周囲に気遣っているのだと思いますが、それは周囲から見ると(きっと話しかけてほしいんだなー)という印象を受けます。
けれど黙りこくっている人には、通常話しかけにくくなります。
何も言わないし動かないので、その人がどんな人なのか伝わってこないからです。
残念ながら、自分がどう見られているかを気にするあまり、壁をつくってしまっているんですね。
自分で気遣って、自分で自分を心配して、自分で壁をつくっている…
ひとりでグルグルしているだけなんですね。

 

 

このことに気づいたとき、ちょっと恥ずかしくなりました。
そして(それならもっともっと自分のことを大切にしてあげよう)と思いました。
初対面の人に関わるとき何に注意すればいいのか、
自分自身をどうやって表現すればいいのか、
何をすれば良くて、何をしてはいけないのか、
何が苦手で、何が不足しているのか。
それがわかったとき、初対面が怖くなくなりました。

 

もちろんトレーニングが必要でした。
カチコチになってしまう自分の身体を、思い通りに動かすために。
いつもの自意識過剰な思考パターンを変えるために。
以前の私は、カンファレンスのとき自分の意見を一切発言しませんでした。
「人にどう思われるかが心配」な自意識過剰だったのです。
今から思えば、わずか0.3秒で変われます。
自分の身体をうまく動かすことができれば、問題は一瞬で消えてなくなります。
大勢の中にいて黙りこくっている私は、私を見て~、私に気づいて~、私のことを気遣って~と言っている困ったちゃんだったんですね。

 

 

ではなぜ、そんな自分になってしまったのでしょう。
私を見て~、私に気づいて~、私のことを気遣って~と言うのは承認の欲求です。
承認を過剰に求めてしまうのは、幼児期の両親との関係にさかのぼります。
2歳~6歳頃までの子供は母子一体感を感じたい時期。
「お母さん、お母さん」「ねぇ、ねぇ」「聞いて、聞いて」と大人にとっては最も手がかかる時期ですね。

 

子供はこの時期に、自分と同じ感情を抱いてくれることを大人に求めます。
自分が悲しいときは同じように悲しんでほしい。
自分が楽しいときは同じように楽しんでほしい。
自分が痛いときは同じように痛がってほしい。
こうして母子一体感を満たすことによって自分自身を確立し、他人に過剰な承認を求めない大人になっていきます。

 

人見知りの人は、もしかすると幼児期に母子一体感が満たせなかった人なのかもしれません。
けれども、それが今さらどうなるでしょう?
幼児期の頃に戻ることも、今さら親に母子一体感を求めることもできません。
両親を責めたところで、社会は高度成長期で仕事が優先されていた時代なのです。
両親は両親なりに、その時代の最善を尽くしていたはず。
誰が悪いわけでもなく、今さらどうすることもできないことなのです。

 

 

では…?
私のことを気にかけてほしい、私のことを気遣ってほしい、と過剰に思っている人見知りな人はどうすればいいでしょう。
答えは簡単。
自分以外の人を認めましょう。
妻、夫、子供、両親、友人、職場の人…
あなたの周囲にも承認を求めている人がたくさんいます。
そうだね、辛いよね、嫌だよね、嬉しいね、楽しいね…
3ヶ月間徹底的に取り組んでみてください。
気がつけば人見知りはなくなっています^^

 

 

~心の関わりで日本を健康にする~
「予防看護学基礎講座」東京
1月21日(土)と22日(日)10時~19時

 

 

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