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「投薬はナースの仕事じゃない」目覚めよう。看護の本質は“関わり”

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病棟には常時医師がいないため、指示書に従ってナースが薬の処方を代行することがあります。
指示書がないときは医師に連絡を取り、口頭指示を代行して薬を渡します。
医師は忙しいため、ナースが医師に代わって行う投薬は当然のようになっています。

 

患者に早い対応をするために必要ですが薬の処方は医師の仕事であって、看護師の役割りではありません。
では看護の役割りはどこに?
患者さんに薬を渡す前。
そのときの“関わり方”に看護の課題があります。

 

 

アメリカの医師が若い医師向けに書いた名著「ドクターズルール425医師の心得集」には
■4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学知識の及ばない危険な状態である。
■薬の数が増えれば増えるほど、副作用のリスクは加速度的に増す。
■投薬を中止して患者の状態が悪くなる様な薬はほとんどない。
■可能ならば全ての薬を中止せよ。それが不可能ならば出来るだけ多くの薬を中止せよ。
とあります。
アメリカでは年間推計10万6000人が副作用で死亡しているという研究結果が出ています。

 

ナースは、薬には必ず副作用があることを知っていますね。
そのため医師に指示を仰ぎますが、よほどのことがなければ副作用による症状は起こらないと心のどこかで思ってしまっています。
慣れてしまったのかもしれません。
ところが、どんな薬にも必ず「効能」と「毒」があります。
効果があれば、同時に身体のどこかで毒も作用しています。
身体症状として出現しないまでも、体内では薬による弊害が少なからず起こり、身体はダメージを蓄積していきます。
薬を渡すナースが、患者の心身の予後を握っているのです。

 

 

フロレンス・ナイチンゲールが書いた「看護覚え書き」やヴァージニア・ヘンダーソンが書いた「看護の基本となるもの」。
ここに書かれているのは日常生活の援助がほとんどですが、
患者の日常生活の援助を通して、その人の自然治癒力を促進するために“どう関わるか”が看護の役割り。
看護は、その人自身のチカラで回復できるように促すことが本質なのです。

 

身体の症状はSOSのサイン。
その症状が問題なのではなく、症状の奥にある“心の持ち様”に問題が起こっています。
一時しのぎの薬では心身の健康に至らないのです。
医師に代わって薬を処方する前に、看護師としての“関わり”を考えましょう。
薬に頼らない在り方が自尊心を育てます。

 

 

【看護の本質とは】

看護の本質は「関わり」である。
コミュニケーションを通して心の問題を解き
その人なりの正道に従えるよう導くこと。
その人が正しいと思う日常生活が維持でき
健全な心と身体を取り戻す関わりが看護の本質である。
そのため看護師自身が実存的価値を持ち
自らの心身の健康を実践しているべきである。

山咲凛子     

『看護の本質は“関わり”である』~理想と現実のギャップとは~

 

 

 

ナースが読む【心と身体のStudyMail】

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