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Yamasaki Rinko

『一家にひとり専属の予防看護師へ』保険医療2035と共に看護が変わる!

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【看護の本質とは】

看護の本質は「関わり」である。
コミュニケーションを通して心の問題を解き
その人なりの正道に従えるよう導くこと。
その人が正しいと思う日常生活が維持でき
健全な心と身体を取り戻す関わりが看護の本質である。
そのため看護師自身が実存的価値を持ち
自らの心身の健康を実践しているべきである。

山咲凛子     

『看護の本質は“関わり”である』~理想と現実のギャップとは~

 

 

厚生労働省は2035年の医療システムのビジョンと、ロードマップを示した「保健医療2035」を発表しています。
<厚生労働省「新ビジョン公開」>

 

★今後、医療には大きな変化が3つあります。

1つめはAI(人工知能)。IBMの「Watson」がビッグデータを基に、特殊な白血病患者病名を10分ほどで見抜き、その生命を救ったと東京医科学研究所が発表しています。

2つめは地域包括医療。病院中心の医療から地域へと拡がり、「病気になったら病院へ行く」と考えていたものが、「普段から健康を守る」という予防がより重要になっていきます。

3つめはグローバル化。2020年の東京オリンピックを機に、50年以上公的制度の枠組みの中で行われてきた医療が大きく変わりそうです。

 

これによって予測されるのは、
医師や看護師は「今の知識と技術」だけではやっていけなくなること。
Watosonは2000万冊の論文を読み込んだ人工知能で、人間の記憶容量や探知能力は到底及ばないものです。
医師はAIをうまくつかいこなす技術が必要になり、即診断によって医師の手が余ることから、看護師が行う医師の補助業務は不要になっていきます。
さらに厚生省は介護技術にロボットの導入を推進しており、介護の負担と人員不足を解消していく方向です。
この状況下で、看護はどのような機能を行うべきなのでしょうか。

 

 

 
★もう一つ。看護師にとって大きな変化が訪れます。
看護師バブルの時代が来ます。
旺文社教育情報センターの記事によると、大学の看護学科は近年急増し、26年度は3.3校に1校は看護学科を設置しています。
<26 年度の新増設は“スーパー看護ラッシュ”! >

 

なぜでしょう?
大学は少子化の影響を受けながらも受験生を確保したいところですが、学科を増設しても就職先が決まらず、いずれ定員割れになることが予想されます。
けれど看護系であれば募集に困らず、就職先にも困らないため、学生を確実に集めることができるからだと言われています。
大学にとっても、これから社会人になる学生にとっても、人員不足の看護系は利益を得るために好都合なのです。

 

平成26年に看護学科を増設した大学は18校。大学名を看護大学に変更した大学もあります。
25年前に比べると、看護大学は11校から228校に!
在宅の需要が高まるため看護師が余ることはないかもしれませんが、
病院で勤務する看護師は11年後に14万人がだぶつく見込みです。
<東洋経済ONLINE 「病院看護師」バブルがやってくる!>

 

 

 
記事には「病院看護師として生き残るための4ヶ条」や「訪問看護師の仕事を魅力的にするための5カ条」が書かれていますが。
大切なことが抜け落ちています!
看護師が自分の安泰を確保している場合ではない!
いえ、看護師も人間ですから安定を求めます。そうなんです。
でもよく考えてみてください。

看護は人々の健康のために機能する職業です。

自分の安泰を優先していると、看護の役割りがなくなっていくのです。。

 

今日本では、毎日2~3万人の人が病院を受診しています。
新たに入院する人が毎日3500人います。
生活習慣病の人はざっとみても1000万人、その予備軍である高血圧症が1000万人、肥満症が3000万人。
心疾患と脳血管障害で年間30万人の人が亡くなっています。
問題は診断や薬にあるのではない。
「◯◯した方が健康にいい」「身体のために◯◯しない方がいい」とわかっているけどできない…
自分の身体のことなのにままならない、ひとりひとりの心の持ち様に問題があります。
つまり、

病院で行なわれている患者教育や

政府が行なっている健康教育では

患者さんは変われないということ。

看護の質が問われています。

 

経験豊富な看護師は病院で生き残るよりも、組織を出るべきです。
看護師が経営者や医師の下にいては、看護の役割りは果たせない。
看護師バブルの時代が来るなら、それこそ好都合。
医療が地域に広がるなら、それこそ看護を変えるとき。

本当に患者のためになる看護を実践するときが来ています。

<「病気になる人が減らない現実!」看護師がモヤモヤする医療の矛盾>
 

 

 
では、2035年の地域包括ケアシステムに向けて、看護師が習得しなければならないことは何でしょう?
相手の心に響く指導ができる『コミュニケーション力』です。
ひとりひとり状況によって心の状態は違うため、まず相手の心理状態を知る必要がありますね。
ちょうどいいときに、ちょうどいいことを言わなければ、言葉は相手に響かないものです。
そして患者さんの日常のどこに問題があるか気づき、それを改善していく関わりが看護の本質なのです。
人は一人で生きているわけではなく、必ず周囲の人間関係が影響しています。
そのもっとも近い人間関係が家族。
日常生活まるごと、家族全員への関わりが、これからの看護の役割りになります。

 

地域に広がる看護は、病院・施設・会社・在宅など<場所>の隔たりを超えます。
予防看護は、病気の人・健康な人・介護の人・自立した人など<人>の区別を超えます。
そして子供、社会人、男性、女性、高齢者という<性別や年代>を超えます。
看護は世代を超えて、“一家の健康”を担うことになるでしょう。

 


 

ナースが読む【心と身体のStudyMail】

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仕事が楽しくない、やり甲斐を失ってしまった、こんなはずじゃなかったのにと感じている看護師さん、ただがむしゃらに働いてるだけの看護師さんへ。

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