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Yamasaki Rinko

ナースの仕事は天使じゃいられない!ギクシャクした夫婦関係をこっそり和やかに^^

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フローレンス・ナイチンゲール。
看護師で知らない人はいませんね。
1850年代のクリミア戦争で敵・味方の区別なく負傷兵の手当をして、看護の礎をつくった人です。
私も看護学校の戴帽式では“ナイチンゲール誓詞”を読みました。
でもね、ナイチンゲールは才女で美人でありながら気難しい人で、3度プロポーズを断ったという話があります。

 
ナイチンゲールの写真を何度も見たことがありますが。
確かに美形なのかもしれませんが。
モノクロだからかもしれませんが。
…とても男らしい顔をしていると思いませんか?
ナイチンゲールは非常に強い信念を持った女性。
そうでなければ3度もプロポーズを断って、戦場で負傷兵の看護に人生を捧げることはできなかったと思います。

Florence_Nightingale_CDV_by_H_Lenthall
 

 

 

 

 

 

 

男女関係で悩む看護師が多いようです。
私がまだ看護学生だった25年ほど前から、看護師の間では離婚が珍しくありませんでした。
数えてみると9割の看護師が離婚している病棟にいたことも。
世間では「看護師さんは収入いいからねぇー」と言われます。
私自身も離婚していますが、収入があるから離婚したわけではありません。
ということを、離婚経験のある看護師ならわかるのではないでしょうか。

 
看護の仕事ってね、実は男性的なんです。
看護は、計画を立て、実践し、考察して評価して、計画を見直す…という男性原理の作業を行なっています。
データや結果に基づいて論理的に判断し、目標設定をして実行するという、男性が一般的に会社で行なっていることと同じなのです。

 
原始時代は、男性が狩りに行って獲物を持ち帰り、女性は男性が留守の間、家族を守るために周囲と協力して調和を図ることが役割りになっていました。
男性はより大きな獲物を獲ってくることが自分の評価になるため、経験に基づいて計画を立て、行動し、評価をして、計画を見直す…という在り方でした。
同じなんですね。

 
いえ、それが悪いわけではありません。
看護をしているときは、それが看護師に求められている能力です。
問題なのは、家庭内でも男性原理の能力が発揮されてしまうことなんです。。

 

 

 
看護は“健康”という社会の中心的価値問題に関わる仕事。
国家資格でもあり、社会で認められている仕事です。
そう思ってもらえるのは非常に有り難いのですが、これが問題を生みます。
結婚前に“過剰な期待”を背負ってしまうからです。

 
看護師さんだったら病気になっても何とかしてくれる、
看護師さんだったらお金がなくても何とかなる、
看護師さんだったら介護になっても大丈夫…
夫や姑だけでなく、ご近所さんも何かあったときには…と思っているかもしれません。

 
看護師はその期待を“無意識的に”感じているため、仕事が終わって帰宅しても看護師であり続けてしまうんですね。
家に帰っても、気が休まらない看護師は少なくありません。
眠剤を常用している看護師が多いのも関係しているかもしれません。
体調不良の看護師が多いのも関係しているかもしれません。
常に状況を観て、優先順位を考え、的確な判断をするチカラがついているため、家庭内でも要領よく家事や子育てをこなし、無理があってもどうにかする能力を持っています。
相手を動かす方が難しいため、自分自身で問題を解決しようとします。

 
その結果、経済的な責任まで背負ってしまい、自分のことを後回しにしていまっている看護師が多いのではないでしょうか。
子供が自立するまでは頑張ろう…
今さえ我慢すればいつかきっと…
それは自分のことを後回しにしていますよ。

 
本当は夫婦で話し合いをしなければならない状況かも。
でももめるのが嫌だから我慢したり、過剰に頑張ったりして自分で解決するのですが、それがさらに問題をつくってしまいます。
家庭内での夫の役割り遂行や、子供の精神的な成長を妨げる要因になっていきます。
気づかないうちに。
そしてあらゆる責任を背負って男性的であるがゆえ、男性に甘えることができずセックスレスに…

 

 

 
この問題を解決するには、家庭内に看護師を持ち込まないこと。
要領よく、賢く、責任感の強い“できる主婦”をやめること。
看護師は、「私できないもーん」と言って“ダメ主婦”になるぐらいがちょうどいいのではないかと思います。
常勤をやめてパートになって自らの収入を減らすことが、夫婦関係を改善するかもしれません。
自分をダメに見せることで相手を立てる技術。
この高度なコミュニケーション力は、女性に備わっている能力なんです。

 
コミュニケーションは女性原理。
原始時代は男性が留守の間、身体が小さく力が弱い女性が子どもや穴ぐら式住居を守らなければならないため、女性は周囲との協調性や一体感を大切にしていました。
そのために女性はコミュニケーションを行い、よく喋るんですね。
そうして共同、平和、柔軟性、協力関係をつくっていくことが女性原理の能力なのです。

 
いえ、女性だからそうしなければならないわけではありません。
生物は本来、両性具有。
男性は男に生まれたから男性性ばかり強調され、女性は女に生まれたから女性生ばかり強調されて育ちますが、
本来、どちらの能力も私たちは持っています。
必要なのは、その時、その役割りにおける切り替えやバランスなんですね。

 

 

 
フローレンス・ナイチンゲールの看護方法は政治的で戦略的で、白衣の天使とはほど遠い性格だったと言われます。
そして心のバランスを崩したままのナイチンゲールは、実際に看護をしていたのはわずか2年半で、
その後の54年間はベッド上の生活を余儀なくされました。
内なる男性原理と女性原理のバランスは、心のバランスであり身体のバランス。
発揮する能力にも人間関係にも影響します。
仕事が終わって白衣を脱いだら、ナイチンゲール精神もOFFしましょう。

 


 

ナースが読む【心と身体のStudyMail】

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仕事が楽しくない、やり甲斐を失ってしまった、こんなはずじゃなかったのにと感じている看護師さん、ただがむしゃらに働いてるだけの看護師さんへ。

看護に“こころ”を取り入れて予防看護を確立していきたいと考えています。予防看護を教える講師になるための看護師の講座を開講予定。最新情報はメルマガでお知らせします。

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