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ついつい食べちゃう!看護師の困った食欲に3ステップが役に立つ

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夜勤のとき、つい食べ過ぎてしまいませんか?
夜中は成長ホルモンが分泌される時間帯で、成長ホルモンの分泌を促すグレリンというホルモンが分泌されます。
グレリンは飢餓因子で「食べなさい」と命令するホルモン。
よって深夜はお腹が空きます。

 

また朝に分泌されるホルモンはコルチコホルモン。
コルチコホルモンは食欲亢進作用で、一日のエネルギー充填を促します。
さらに眠らずに動いている夜勤中は交感神経が優位になり、細胞が活発に動いているためエネルギーを消費しています。
夜勤のときはこのホルモンの作用があるため仕方がないとしても、他の日はちゃんとコントロールしたいですね。

 

 

 

36億年前水中に小さな生命体が誕生したとき。
脳を持ちませんがDNAがあり、生命を継続するという使命は持っていたようです。
栄養が摂取できていれば問題なく、水の中でプカプカ浮いているだけでした。
栄養が摂取できていないとき「ヤバい!」と気づいて、自分自身が“うまくいく方向”を探知し始めます。

 

そして「こっちじゃない」「こっちじゃない」…とうまくいかない方向をまず探知して、最終的にうまくいく方向を見つけて移動します。
そして無事に栄養摂取を続けて、またプカプカ浮いている…
そんな単細胞生物が私たちのご先祖さまで、うまく生き続けた末端が今の私たちです。
ご先祖さまは脳がないため、腸の感覚で方向性を探知していたのではないかと言われています。
まるで、栄養を摂り続けるために生まれたような、生きるために生まれたような存在でした。

 

その生命体から分岐して進化したすべての生物は、この使命と機能を持っています。
人間以外の動物は、栄養を確保するために移動しています。
走る練習をしているライオンとか、運動しているチーターを見ませんね。
知り合いのレストランに大きなブタのスリーくんがいましたが、彼も歩いているときは四六時中食べ物を探していて、食べ物を探すために毎日起きて動いているようでした。

 

 

 

人類が生まれて約800万年ですが、原始時代からずっと木の実を採ったり、魚や動物などの蛋白質を主とする狩猟民族でした。
農耕が始まったのは1万年前頃からです。
米・小麦・さとうきびなどの糖質は、体内に取り込むといち早くエネルギーに換算される“即効性のエネルギー源”として開発されました。
そうして人類は“命の危機”と戦ってきたんですね。

 

昭和の時代には戦争で食べるものがなく貧困でした。
子供に十分食べさせることができなかった祖父母は、帰省に備えて食べ物を大量に準備してくれます。
きっとそれが、その時代を生きてきた人の最高のおもてなしなのでしょう。
そして私たちの両親の世代は、より満腹になることで安心感を得て、より美味しいものを食べることで満足感を得てきた時代の人なんですね。

 

では、現代はどうでしょう?
お金と時間を費やしてスポーツクラブに通い、摂り過ぎたエネルギーをひたすら消費している人がどれくらいいるでしょうか。
摂り過ぎたエネルギーを消費することができず、メタボになり、生活習慣病になり、
それでもエネルギーの摂取を抑えることができずに、薬によって身体をコントロールしようとしています。
もっと早い時期に、お腹いっぱいの状態でも食べようとしている「手」を止めさえすれば、この悪循環は断ち切れたはずなのに。

 

 

 

「いやぁ、それがわかっていても、やっぱり食べてしまう。。」と思うでしょうか。
その場合、対人コミュニケーションの3ステップが有用です。
対人コミュニケーションをしているとき、同時に自分自身の心の中でも(なんて言えばいいんだろう?)(こんなこと言ったら可笑しいと思われるかな?)(もう面倒だなぁ)など、いろいろ思考していますね。
それをセルフコミュニケーションと言いますが、セルフコミュニケーションの質によって対人コミュニケーションが変わってきます。
私たちは一人でいるときでも、眠っているとき以外(ノンレム睡眠時以外)、ずっとセルフコミュニケーションをしています。

 

問題を解決するコミュニケーションの3ステップは

1.とまる

2.みる

3.えらぶ

 

たとえば、対人コミュニケーションにおいて違和感を感じたときは、まず『止まります』。
そして目の前で起こっている状況を『見ます』。
そのとき(きっと怒ってるわ…)とか(ああ失敗した…)とか(なんなの?この人)などのセルフコミュニケーションを止めて、
単に目の前の“見えているもの”や“聞こえている音”に意識を向けます。

 

目の前にいる人の顔色や目の角度、姿勢の取り方、周囲の明るさ、人が立っている角度や場所、壁の色、車の音、風の音、話し声…。
そして“身体が感じている感覚”に意識を向けます。
心臓がドキドキしている、呼吸が浅くなっている、顔が熱くなっている、手をグーにしている、足に重みがかかっている…など。
そして、自分の意見と相手の意見のどちらを採用するか『選びます』。
まったく別の意見を思いつくこともあります。

 

 

 

「とまる」「みる」「えらぶ」という3ステップは自分自身の範囲内のことなので、本来誰にでもできること。
ただ、忙しい毎日を無意識的に、流れ作業のように過ごしてしまっていると、自分のことなのに止まることができません。。
頭にいろいろ詰め込みすぎて考えごとが多く、目の前の状況に気づくことができなくなっているんですね。
あんなこと言わなければよかった…、そんなつもりじゃなかったのに…、なんでわかってもらえないんだろう、なぜ誤解されてしまうんだろうということが多い人や、人間関係の悩みが多い人、感情的になりやすい人は、
無意識的に行動していることが多く、自分で気づかないところで対人コミュニケーションをミスしている可能性があります。

 

 

 

では、体の使い方から変えてみましょう。

「とまる」=深呼吸する

「みる」=目線を上に向けて広い視野をとる

「えらぶ」=目線をまっすぐにして考える

 

深呼吸を思い出すこともできない人は、呼吸を忘れてしまっています。
日常で深呼吸を頻繁に行うように心掛けるところから始めましょう。
《からだ》の使い方で《こころ》をコントロールすることができます。
この3ステップが高い精度でできるようになると、的確な判断ができるようになり、人間関係の悩みがなくなり、人生が望む方向へと動き始めます。

 

お腹いっぱいなのに、また次に手を伸ばそうとしている、その「手」が見えたとき。
「とまる」がダイエットの一歩です。
同時に深呼吸を1回しましょう。
次に目線を一旦上に向け、今見えているものを「みます」。
視野を広げて周囲を観て、食べ物の色や大きさや形を観て、自分の身体の感覚に意識を向けます。
そして目線をまっすぐにして、次の一口を食べることが、身体に心地良いことか、不快かを感じましょう。

(何のために私は食べるのだろうか?)と問いかけてみましょう。
その上で「私は食べるんだ。そうすることが私周囲のしあわせになる」と思うなら、食べていいのです。
それが「えらぶ」という3つめのステップです。

 

 

 

世界には、全人類が毎日お腹いっぱい食べて生きられる3倍の食料が生産されているそうです。
けれども餓死する子供が年間8億人いると言われます。
その家庭が貧しくて食料を買えないのではなく、国が貧しいために食料を買うことができず、国民に食料が回らないのです。
ではなぜ食料を買えない国があるのかと言うと、先進国が過剰に買い占めるため。
先進国が買い占めるから世界の食料の物価が上がり、貧しい国が十分な食料を確保することができません。

 
もし私たちひとりひとりが「もう私は要らないわ」と言うことができたら。
あなたの体調だけでなく、世界の食糧事情を好転させ始めるかもしれません。

 

 

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(2016年1月20日配信分)
http://rinko-merulog.seesaa.net/article/432784973.html

 

 

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