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Yamasaki Rinko

心も体も忙しい看護師のお正月!ストレスをためないコツは「こころのお着替え♪」

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「お正月なのにごめんね。家族がいるやろうに。ありがとうね。」
と気遣ってくれる患者さんがいます。
でも看護師は、患者さんに対してお正月だから云々というストレスを感じることは、あまりありません。
だってそれが看護師の仕事だから。

 
職場に来ればいつもと同じ仲間がいて、いつもと同じ患者さんがいて、
いつも通りの治療と業務があり、お正月であることを忘れてしまうほど日常と同じ時間が流れています。
だから職場にいるときは、さほどお正月であることが気にならないのです。
“いつもの私”でいられるから。

 
で、お正月に働いていることのストレスを感じるのは、職場を離れた後のこと。。

 
自宅に帰ると、家の中がいきなりお正月モード!
TVでは賑やかなお笑い番組が流れ、テーブルの上は食べ物やお酒が散乱していて、
散らかった温かい部屋でみんなゴロゴロしてる…!
勤務の終了と同時に親戚の家に行かなければならないときは、
超ハイテンションなお正月モードの中にいきなり入ることになる…!
みんなが「おかえり~」「ご苦労さん~」と労ってくれるけど、
こんなとき、“看護師の私”がちょっとストレスになってきます。

 
そして、家族みんなが休みなのに、自分だけ出勤の身支度をしなければならないとき。。
勤務が嫌なわけでもなく、お正月が嫌なわけでもないけど、
この大きなギャップにストレスを感じてしまうんですね。。

 

 

こんなとき必要なのは…
《アイデンティティの切り替え》

 
朝起きてお正月モードのまま職場に行くとストレスになります。
勤務が終わって看護師モードのまま帰宅するとストレスになります。
“主婦”or“看護師”のアイデンティティを着替えずに行動することが、不快の原因です。

 

 

 

《簡単なスイッチでアイデンティティを切り替える》

 
たとえば朝起きると、家族は休みなのに自分だけ出勤する準備をしなければなりません。
(あーあ、嫌だな。なんで私は看護師になっちゃったんだろう?)と思ってしまいます。
思ったところで出勤しなければならないことは変わらない。
どうせ出勤しなければならないのなら、嫌々出勤したくないですね。

 

嫌々準備していると出勤するまでに疲れてしまいます。
無言で仏頂面していては家族も気を遣ってしまいます。
そんなときは、鏡の前で背筋をピンと伸ばしましょう。
あるいは窓を開けて遠くの景色を眺めましょう。
そして深呼吸を一つして
「私は看護師です」と自分自身に宣言をします。
それだけで、アイデンティティのお着替えができます。

 

そして仕事が終わると、白衣から洋服に着替えます。
(あー疲れたな。早く帰ってゆっくりしよう)と帰宅を急ぎます。
ちょっと待ってください。
そのまま帰宅すると看護師のアイデンティティのまんまです。
いつもと違うお正月の雰囲気に飲み込まれてしまいます。

 

 
玄関のドアの前で一旦立ち止まり、背筋をピンと伸ばしましょう。
そして深呼吸を一つして
「私は母です、妻です」あるいは「私は娘です」と自分自身に宣言をします。
それだけで、アイデンティティのお着替えができます。

 

 

 

《アイデンティティって何だろう?》

 
アイデンティティは「私は何者か?」という自己認識のことを言います。
通常、人のアイデンティティは一つだと思われていますが、
人間はもっとクリエイティブ。
いくつものアイデンティティを持ち、その場に応じて必要な行動をとり、必要な能力を発揮することができます。

 

これは国際的に有名なNLPのの開発者ロバート・ディルツが発案しました。
ロバート・ディルツは1970年代後半からトレーナー、コーチ、コンサルタントとして活躍し、数多くの大手企業(アップルコンピュータ、ヒューレット・パッカード、IBMなど)に対し大きな実績を残しています。

 

人ひとりは、アイデンティティ・信念・能力・行動・環境という5つの要素で構成されています。
もっとも高次のアイデンティティを替えると、無意識的に信念・能力・行動・環境も変化します。
つまり「私は何者か?」という自己認識をハッキリさせると、途端にパフォーマンスが変わります。
意識が変わり、体の使い方が変わるのです。

 

 

 

《看護師は一つの役柄です》

 
私たちは常に母親・妻・娘・嫁・看護師など、何らかの役柄を演じています。
あなたは生まれたときから看護師なのではなく、
過去のどこかの時点で「看護師になろう」と決めて資格を取りましたね?
その役柄を演じることを自分で選んだわけです。
自分自身がまるごと看護師ではない、ということ。
ゆえに、その役柄が終われば切り離すことが健全なこころの在り方です。

 

看護師の役柄のまま家庭に戻ると、自分自身も家族も違和感を感じます。
母親の役柄のまま職場に行くと、自分自身も職場の人も違和感を感じます。
自分のためにも周囲のためにも、スイッチをしっかり切り替えましょう。

 

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