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そんな指示をもらうつもりじゃなかったのに!指示受けが苦手な看護師のコミュニケーション改善法

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看護師は、患者さんの状態をDr.に報告し、Dr.の指示通りのことを患者さんに行う、中間に位置する役割りを持っています。
このとき問題になりやすいのがコミュニケーション。
病棟に常時いるDr.は患者さんのことを知っていますが、当直のDr.などは患者さんのことをまったく知らないため、短時間で要点を押さえて伝えなければなりません。
指示はもらったけれど(ええ?何故そんな指示?)と思う結果になってしまうことがあるのではないでしょうか。

 

自分が聞きたかったことの答えとはちょっとズレてしまった。
そんな指示が欲しかったんじゃないのに。
そんな指示をもらうつもりじゃなかったのに。
そして先輩看護師や同僚から
「本当に?」
「なんでそんな指示なの?」
「それはちょっとおかしいよね」
と言われ、(だって…)と心の中でつぶやいているのではないでしょうか。
せっかく指示をもらったけど、これじゃあ動けない…と固まっているのではないでしょうか。

 

患者さんの名前、性別、年齢、既往歴、現病歴、入院になった経過、治療経過、現状…
報告しなければならないことがたくさんあります。
忙しいDr.は途中で話を遮ったり、機嫌が悪くなったりすることもあり、焦りますね。
肝心な部分を言う前に指示を出されると、(ええ~ちょっと待って)となってしまいます。

 

できれば報告が上手な人に頼みたいけれど、自分が担当ナースであればそうもいきません。
常時いないDr.の場合は、普段扱っている薬剤がちがったり院内のシステムを知らないため、指示を受けたその時点で確認しなければならないことも多々あります。
(そんなつもりじゃなかったのに!)ということにならないために、コミュニケーションを見直しましょう。

 

 

指示受けが苦手な
看護師のコミュニケーション改善法

1.患者さんの予測をする

看護師はDr.ではないので診断をしませんが、予測を立てましょう。
たとえば、熱発している患者さんの身体の中で何が起こっているのだろう?と。
熱が出るという状態は、身体の中で何が起こっている可能性があるのだろう?と。

 

内服している薬剤やOpe後の経過・治療経過を見て現状を把握し、既往歴を見たりしてさまざまな情報から予測を立てます。
熱がある→採血をする→解熱剤を投与するというルーチンな流れがあるとしても、看護師の意識の中で予測を持っているかどうかで報告の仕方が変わってきます。
風邪の熱だと思っている場合と、膀胱炎による熱の可能性があると思っている場合とでは、観察点も報告内容も変わってきますね。

 

 

 

2.自分なりの対応を考察する

看護師はDr.ではありませんが、私だったらこう対応を選ぶだろうという考察をしましょう。
考察がないまま、単に中継ぎのような意識で報告をすると曖昧な指示を受け取ることになります。
たとえば熱発しているが、高齢者なのですぐに薬剤を投与せず様子を観ることになった場合、何時間まで様子を観るのか、解熱しない場合はどうするのか、さらに熱が上がった場合はどうすればいいか、という次の対応も含めて指示をもらわなければなりません。

 

「ちょっと様子見ておいて」と言われて「はい」と返事をしてしまった場合、その指示受けは不十分なので、後の引き継ぎをする看護師が困りますね。
解熱剤を投与する指示を受けたとしても、それでも下がらなければどうするか、またDr.に連絡をしてもいい状況であるか確かめましょう。
ただし、あまり先のことを予測し過ぎるとDr.も困るので、適宜判断が必要です。
予測できないときは、同僚や先輩看護師に「◯◯さんならどうする?」と相談してみましょう。

 

 

 

3.Dr.の情報を取る

まずDr.の動きを予測しましょう。
今連絡をしていいかどうかの、タイミングを見計らいます。
とくに当直の場合、病棟を回っていたり急変した患者さんの対応に当たっていることがあるため、他の看護師に聞くなどして情報収集をしましょう。
自分が知らないDr.の場合は、何科のDr.か、どんなタイプのDr.かという情報も得た方が万全ですね。

 

対人コミュニケーションは、“伝わったこと”がすべてです。
自分が何をどう伝えたかよりも、相手が何をどう受け取ったか。
たとえば「言った」「聞いてない」という揉め事がありますが、自分が伝えたつもりでも相手に伝わっていない場合、それは言っていないのと同じなのです。
しっかり聞いてほしいことは、相手が聞ける状態であるかどうかを見定めて伝えること。
伝えたあと相手を観察して、伝わったかどうかの反応をちゃんと確かめること。
それが伝える立場の責任なのです。
看護師はDr.に、どのタイミングで伝えるか、どういうふうに伝えるか、が大切です。

 

 

 

4.決め手は段取り力

患者さんの身体の中で起こっていることを予想し、自分ならどういった対応を選ぶか考察し、Dr.の反応を予測する。
段取り力とは、いいかえると“柔軟性”。
さまざまな事態に柔軟に対応するために準備をしておくことです。
成功哲学では、準備にもっとも力を費やした人が成功すると言われています。

 

たとえば、お友だちとイタリアンのお店に食べに行こうと約束をして待ち合わせをしました。
お気に入りのお店だし、友だちと久しぶりに会えるのが嬉しくて、ウキウキしていました。
ところが。
お店の前まで来ると、その日は定休日で閉まっていました。
どうしましょう。
定休日の予測をせず準備をしていなかったので、他の選択肢がなく行き詰まってしまいました。
仕方がないので、近くのお寿司屋さんに行こうと提案しましたが、
「私、お寿司食べれないの」と友だちに言われてしまいました。
どうしましょう。

 

コミュニケーションのコツは、常に最低3つの選択肢を持っておくこと。
それが段取り力であり、柔軟性なんですね。

患者さんの身体の中で起こっていることを3つ予測しましょう。
・風邪の熱だろうか?
・膀胱炎の熱だろうか?
・脱水の熱だろうか?

自分ならどういう対応を選ぶか3つ考察しましょう。
・様子を観る
・解熱剤を投与する
・検査をする

Dr.の情報を3つ取りましょう。
・タイミング
・タイプ
・診療科目

慌てて報告するよりも、しっかり予測を立ててから行動するよう心がけてください。

 

 

 

5.緊張しているときは深呼吸をする

緊張していると、能力を発揮することができません。
緊張しているということは、身体に力が入って固くなっています。
身体は小さな細胞が何兆個も集まって一つの集合体をつくっていますが、その一つ一つは酸素をエネルギーにして活動をしています。
緊張しているときは、たいてい呼吸が浅く小さくなり、酸素が不足している状態です。

 

コミュニケーションは思考(脳細胞)、声(鼻翼、喉、肺、肺胞、横隔膜、舌)、姿勢(手足の筋肉、背中や腰の筋肉、表情筋)など、さまざまな筋肉の細胞を使って行うため、
細胞が酸欠状態では、ハイパフォーマンスを発揮できません。
コミュニケーションは自分自身が行うこと。
自分自身を整えるためにまず深呼吸をして、それからコミュニケーションをとりましょう。

 


 

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