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Yamasaki Rinko

正しいコミュニケーション

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正しいコミュニケーションとは一体なんでしょう?

《失敗するコミュニケーション》はこちらに書いています。
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人間は唯一、言葉を持つ生物です。ゆえに言葉で自分を伝え、言葉で相手を知ろうとし、言葉でコミュニケーションをします。けれども「失敗するコミュニケーション」にあるように、言葉に頼ったコミュニケーションはミスコミュニケーションを起こしやすい方法です。ここでは非言語のコミュニケーションについてお伝えします。

 

 

 

正しいコミュニケーション5つのステップ

 

1.外見を大切にする
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「失敗するコミュニケーション」にも書きましたが、一週間前に会った人を、一人思い出してみてください。何を思い出しますか?おそらく顔、表情、眼鏡、髪型、服装、嬉しそうだった、急いでいる様子だった、元気がなかった、など。何を話したかについては、思い出すまでに時間がかかります。ほとんど覚えていないこともあります。

 
アメリカの行動心理学者アルバート・メラビアンは、人の記憶に残る印象を研究しました。その結果は、見ためが55%、話し方や様子が38%、話の内容はわずか7%でした。

 
「人は外見じゃない、中身だ」と言いますが、それは長い付き合いをしてわかること。通常、いい関係を効果的につくりたいのは、初対面の人やお客さま、職場の人や取引先の人など社会関係ですね。見ためが最も印象に残るのであれば、外見に注力しなければなりません。見せたい自分を見せるための“見ため”を研究しましょう。

 

 

 

2.動作を合わせる

 
相手のことをよく知りたい場合、まるで鏡のように動きを真似てみることです。手足の動き、姿勢、しぐさ、座り方、立ち振る舞い、動作など。何を話しているかに注目するよりも、相手と言葉尻を合わせたり、相手が話したことを繰り返してみたり、同じ方言を使ってみましょう。

 
また声の大きさやトーン、口調の速さなどを合わせます。話しているときは息を吐いているので、自分も細く息を吐き続けて呼吸を合わせます。真似る動作には多少のタイムラグがあってもかまいません。相手を真似る=微細な筋肉の動きを合わせると、波長が合って相手の状態を感覚的に感じ取ることができるようになります。

 

 

 

3.相手に心地よく話してもらう

人は本来自分のことを話したい性質を持っていますが、効果的なコミュニケーションをしたい場合は、できるだけ相手が心地よく話せる場づくりをしましょう。あいづちをしたり、うなづいたり、それで?と聞いたり、気持ちを汲んであげたりします。相手が言ったことをリピートする、つまり~ということよねと要約する、たまには沈黙して聞いてあげるなどの方法があります。

 
相手の話ばかりを聞いていると、何だか自分は損をしているような気がするかもしれませんが。実はその場の主導権を持っているのは、話を聞いている人です。なぜなら、話を聞いている人が急にあいづちなどをやめると、相手は途端に話しにくくなるためです。主導権を持った人が、その後のコミュニケーションをリードしていける立場です。

 
人がコミュニケーションをするとき、必ず目的があります。自分の意見に同意してほしい、商品を買ってもらいたい、私のことをわかってほしい、気分よく働きたい…などの目的があってコミュニケーションをします。場の主導権を持った立場の人が、自分の目的を通すことが可能になります。なぜなら、あなたが相手の真似をしているとき、相手が気づいていないことにあなたは気づいているからです。相手はあなたの世界に巻き込まれている状態なのです。

 

 

 

4.感覚的なコミュニケーションをしていることに気づく

 
「私は自信があります」と言いながら、伏せ目がちで小声で肩が下がっているとしたら、どのような印象を受けるでしょうか。逆に、上を向き笑いながら大きな声で「私は悩んでいます」と言う人がいたら、どのような印象を受けるでしょうか。人は“違和感”を感じ取る能力に優れており、常に感覚的なコミュニケーションをしています。

 
たとえば男女関係はSEXをするとお互いのことが早くわかります。それはスキンシップだけでなく、同じリズムで動き、呼吸を合わせ、声の大きさやトーンを合わせているから。波長が合う人は一緒にいて心地が良く、波長が合いにくい人は一緒にいて心地が悪く長続きしないことを直感的に感じ取っています。人はそれを「なんとなく会いたくなる」、「なんとなく会いたくない」と表現します。感覚は言葉で表現しにくためです。

 
電車の中で仲良さそうに話している女子高生を見てください。彼女たちは同じような体勢でつり革を持ち、カバンを持って立っています。声のトーンや大きさ、話す口調の速さが合っています。あいづちしたり、うなづいたり、相手と同じ言語を使ったり、繰り返したりします。また、つまり~よね、それって~ということよね、など要約し、それで?それから?と相手に喋らせる方法を用いています。これが最も効果的なコミュニケーションです。

 

 

 

5.波長を合わせるコミュニケーションをする

 
人見知りのため初対面の人が苦手、みんなの輪の中に入れない、など悩む人がいます。これは言葉でコミュニケーションをしようとしているため。「失敗するコミュニケーション」にあるように、言葉でやり取りをするのは相手に違和感を感じさせ、ミスコミュニケーションの引き金になります。

 
初対面でも上手くコミュニケーションを取りたい、みんなの輪の中に入っていきたいと思うのであれば、からだの動きを真似たり、姿勢を合わせたり、一緒に笑うなどすれば波長が合ってきます。自然に打ち解け合って話しやすくなり、いつの間にか仲間に入ってお喋りできるようになっているでしょう。波長が合うという状態はウマが合うということ。言い換えると違和感がない状態です。違和感さえなければ、人は相手を受け入れるのです。

 
面接のときは、面接官の姿勢や身振り手振り、声の大きさ、トーン、口調の速さ、を合わせましょう。面接を受ける立場の人は「面接に受かりたい」という目的があって受けています。面接官に違和感を与えないよう最善を尽くしましょう。自分が話すときは、何を話すかよりも“どう見せるか”に重点を置きましょう。仕事ができる人と思わせたい場合は「仕事ができる人」を徹底研究して、上手に真似てみましょう。見ためと話し方の印象が93%です。

 

 

 

さいごに

 
私たちはコミュニケーションを義務教育で教わりません。そのためコミュニケーションには問題ないと思っていますが、言葉に頼ったコミュニケーションをしている限り、コミュニケーション能力は上がりません。無意識的に行なっている感覚的なコミュニケーションに気づき、意識的にトレーニングし始めると、驚くほど人間関係が変わってきます。そして自分の意見が認められたり、恋愛が実ったり、販売成績が上がる、家族関係が改善するなど、コミュニケーションはあなたの人生を大きく変えるでしょう。

 

 
さらに上質なコミュニケーションは
あなたの自己成長を促します。
こちら↓
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