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看護師がセラピストに向いている8つの理由

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看護の経験を重ねれば重ねるほど、感じるのは精神的援助の必要性ではないでしょうか。けれども実際は処置や業務に追われ、患者と深く関わることができません。また患者に依存心を生んでしまうことを心配して、あまり深く介入しないよう制限しているかもしれませんね。深入りせず、だけど必要な変化を起こす介入方法とは…?

 
そうして心の中で葛藤を繰り返し、セラピストやカウンセラーの仕事に興味を持つ方が増えてきています。看護の仕事は医療の中でしか活かせないと思っているかもしれませんが、そうではありません。心の支援は、看護師経験を有効に活かせる職種です。また心の病が増え続けている社会において、看護師であり心の専門家でもあるというのは、とても価値があることです。

 

 

 

看護師がセラピストに向いている8つの理由

 

 

1.五感をよく使っている

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看護の「看」は手と目を表しています。手と目で看る看護。そして耳や鼻も使っていますね。3000年前の仏陀の時代から、人間は五感(視覚・聴覚・体感覚・嗅覚・味覚)を使って出来事や人のことをとらえていると言われていました。看護師は普通の職業よりも多く、常にこの五感を働かせている職業です。

 
心は?心は感情であり思考であり、脳の活動です。見たもの・聞いたもの・感じたもの・におい・味という情報を、体が神経回路を使って脳に送り、脳はその情報によって感情をつくります。それが私たちの心。心理療法は、脳の理(ことわり)を理解する必要があり、看護師が常に研ぎ澄ませている五感はとても重要なのです。

 

 

 

 

2.観察力に優れている

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クライアントのわずかな変化を見逃さないために、観察力は重要です。看護師は常に患者の顔色、口唇色、皮膚色、声の変化、目の動き、体の動きなど細部を観察して状態把握に努めていますね。患者が「今日は調子がいいです」と言っても、バイタルサインや呼吸音や冷感の有無などで確かめます。

 
言葉って?言葉は人によって解釈が違います。また調子が悪くても、医師の前では「いいです」と言うことができます。言葉は心をごまかしたり、取り繕ったりするため、本当の心を表すものではないんですね。よって心理療法では、、クライアントが言う言葉をそのまま鵜呑みにしません。ちゃんと観察をして把握するのです。そういった意味で、看護師の観察力はセラピストの仕事に有用です。

 

 

 

 

3.論理思考に慣れている

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看護師が書く看護記録は、たいてい「S」患者の言葉、「O」観察項目、「A」考察、「P」計画、という論理記述が行なわれています。読書感想文や日記のような書き方とは違い、他の看護師や医師など誰が見ても、どういうプロセスで判断したのかが明確な記述になっています。

 
人は感動や共感では変化することができません。人は論理的な説明に納得しなければ、新しい考え方を受け入れることができないためです。よって心理療法でクライアントに提案をするとき、必ずその理由づけが必要になります。看護師は論理思考に慣れているため、クライアントに効果的な関わりができるのです。

 

 

 

 

4.コミュニケーション力がある

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コミュニケーションは心理療法の基本です。クライアントと良好なコミュニケーションをとることができなければ、セッションは成立しません。セラピストは自分自身の価値観をいったん横に置いて、クライアントを優先しなければならない仕事です。

 
おそらく看護も同じですね。自分がどんなに大きな悩みを抱えていようとも、患者に関わるときは感情を横に置き、仕事を優先します。ストレスが多くもっとも難しい部分かもしれませんが、その経験があるからこそセラピストがクライアントに良好に関わるための学びが促進される利点があります。

 

 

 

 

5.優先順位がわかる

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看護師は同時に何人もの患者に関わる仕事であるため、常に優先順位を考えて判断しなければなりませんね。一人の患者のケアを行なうために、他の業務や処置や検温をうまく調節して円滑な時間調整や人間関係の調整をすることに長けています。

 
クライアントの悩みはたいてい一つではありません。人間は総合的に生活しているため、仕事・お金・家族・恋愛・人間関係など様々な要因が組み合わさって悩みが発生しています。その絡まった糸をほどくために、何を優先して働きかけを行なうべきか、常に優先順位の判断が必要とされます。よって、やはり看護師は心のケアの職業に向いているんですね。

 

 

 

 

6.全人的な関わりをしている

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たとえば新患が入院してきたとき、情報収集をします。現状の状態だけでなく、既往歴や家族歴・職歴など。受け持ち患者の看護計画を立てるときは、その人がいつ生まれ、どんな人生を送ってきて現状の性格が形成されているのかに焦点を当て、個別性の看護計画を立てますね。

 
心も同じ。どんな時代に生まれ、何を経験し、今が人生のどの周期に当たるのかを判断し、今後クライアントが進むべき方向を示唆しなければなりません。人は過去・現在・未来という時間の中で、様々な人間関係によって成り立っているのです。心理療法はまさに看護と同じ関わりです。

 

 

 

 

7.体の知識がある

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日本の医療は西洋医学が主流です。西洋医学は「心と体は別である」というルネ・デカルトの心身二元論にもとづいて発展してきました。外科的治療はまさに心と体は別ととらえるからこそ成し遂げた医療です。けれども東洋医学は「心と体はひとつ」という思想にもとづいています。

 
東洋では何千年もかけてヨガ・気功・瞑想・禅などを探究し、体の使い方をコントロールすることによって健全な心を維持し、また心をコントロールすることによって健康を維持しています。心の病は生き方や考え方の習慣で起こるため、まさに東洋的な考え方が必要です。看護師は体に詳しい専門家だからこそ、心を知ることができるのです。

 

 

 

 

8.献身的な生き方

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そもそも看護師を目指して学んだ人は、誰かの役に立ちたいという想いを持った人です。あなた自身は気づいていないかもしれませんが、人間は根本的に、誰かの力になれたとき幸せを感じます。どんなに仕事がハードでも、辛い経験があっても、「ありがとう。あなたに出会えてよかった」と言われると、看護師をしていてよかったと感じているはずですね。

 
セラピストの仕事も誰かの役に立ちたい、苦しんでいる人を助けたい、世の中に貢献したい、と思う人が目指す職業です。心に関わる仕事は簡単な仕事ではありません。あなたの想いがクライアントに響き、クライアントもまた誰かの役に立ちたいと思ったとき、変化が起こります。人を動かす原動力になるのは“想い”なのです。

 

 

 

 

さいごに

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本当に必要な援助ができない、本当に自分がやりたいことができない、と感じている看護師は多くいると思います。看護師経験とプライベート経験を重ねて、心の重要性を感じるのが30代~40代。私は本当に看護師を一生続けていくのだろうかと考える時期かもしれません。

 
人生は自分次第でいつでも変えることができます。新しいことを学ぶのに年齢は関係ありません。脳科学では、人の脳が活性化するのに年齢はまったく関係ないことが証明されています。もしあなたが心理学やセラピーに興味を持ったのであれば、それはまさに周囲が必要としていることであり、あなた自身にも必要なことなのでしょう。

 


 

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