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Yamasaki Rinko

うつ病になりやすい人の5つの特徴

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うつ病は2008年から100万人を超え、今では周囲に1人か2人はいる、そう珍しくない病気になってきています。けれども初期症状を見ると、食欲不振や不眠、倦怠感、意欲の低下など、病気ではなくても誰にでも起こり得る症状です。うつ病が誰でもかかる可能性がある病気だということは、誰もが予防できる病気でもあるということ。また細菌感染のように手の打ちようがないものではなく、考え方や在り方によって防ぐことができる形の無い病が、うつ病です。

 

うつ病になりやすい人の5つの特徴

 

 

1.頑張る人

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“頑張る”という言葉の語源は「我を張る」であると言われます。意味は、困難にめげないでやり抜く、自分を押し通す、競争し自分の利益を優先させること。“頑張る”という言葉はあなた自身も使ったことがあると思いますが、使いながら自分自身で違和感を感じているのではないでしょうか。「頑張ります」と言っているとき、同時に“頑張らなければならない”という強制の気持ちが働いています。そして心の奥の方に、不快な感覚があります。

 
“頑張る”という言葉は、戦後の高度成長期の時代によく使われた言葉です。現状に負けないでやり抜く強い精神を育てようとした言葉なんですね。ただ、競争し自分の利益を優先させるという在り方は、それができなかったとき“頑張れなかったダメな自分”を生みだしてしまいます。よってその結果、現代のように勝者・敗者、強者・弱者という双極をつくり出し、心の病気を増やしてしまったわけです。

 
「あの人、頑張ってるよね」と言うことがありますが、おそらくその本人には“頑張っている”という意識はなく、楽しんでやっているうちに目的を叶えているのだと思います。最近はスポーツ選手も試合前に「頑張ります」とは言わず、「楽しみます」とよく言っていますね。“頑張る”は意識的に行なうと心に抵抗を生み、同時に“頑張れない自分”を育ててしまいます。

 

 

 

2.我慢する人

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我慢の語源は一般に知られているものとは違いがあります。我慢の「慢」は思い上がりの心を表し、「我慢」は高慢や自惚れと同じ意味合いを持ちます。仏教においては、心の傲(おご)りであり、煩悩(ぼんのう)の一種であると説いています。けれど現代では逆転して、自己主張を抑えることを「我慢する」といい、良いことであるかのように使われています。

 
けれども「我慢しよう」と思ったとき、やはり心のどこかで不快な感覚を感じますね。“我慢しなければならない”という強制的な気持ちが働き、自由に振る舞いたい気持ちを抑えつけようとしています。気持ちは抑えようとすればするほど育つため、我慢も頑張ると同じように心の病気を生み出します。我慢しなければならないという気持ちと、解放されたいという2つの気持ちの間で、心が闘ってしまうんですね。

 
心理学者ミハイ・チクセントミハイの理論に「フロー理論」というのがあります。「フロー状態」とは、物事に自然と没入し無我夢中になっているうち、自然に行動が活発に行なわれ,その結果望んでいた状況になる、という状態を指しています。つまり心地よい感覚と活発な行動が伴っているとき、物事は望んでいる方向へ自然に進展していくということです。

 

 

 

3.失敗したとき自分を責める人

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今まであなた自身も失敗したことがあると思いますが、失敗は決して自分一人で起こることではありません。出来事は必ず人間関係の中で起こるため、関係している他者がいます。いくつかの関連性がたまたま同じ方向に動き、あるひとつの“現象”が起こるんですね。とはいえ、自分自身に責任があることも確かなので、多くの人は自分を責め始めます。

 
そのとき同時に心の奥で(私だけが悪いわけじゃないのに…)という気持ちが働いています。そのことにあなた自身は気がついていないかもしれません。そんなふうに思ってはいけないという道徳心が、無意識的に心を抑制してしまうためです。そんなとき、社会生活をうまくやっていくために人間関係においては責任を認めて陳謝し、その場を離れたら(私だけが悪いんじゃない)と思っておくことが健全です。

 
そしてもう一歩。“失敗した”と思う出来事を、また違った方向から眺めてみましょう。整っていない環境や不足している手順を見直すために起こった出来事かもしれません。あるいは自分自身がその経験から学ぶべきことがあるのかもしれません。それに気がつけば、何を改善すればいいかがわかり、改善に取り組み始めればモヤモヤした感情はなくなりますね。失敗によって物事が改善されれば、その出来事は失敗ではなくなります。

 

 

 

4.ビタミンが不足している人

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ビタミンB群とビタミンCは、脳の作用に関連しています。ビタミンB3はアメリカやカナダで50年以上精神疾患の治療に使われています。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB5、ビタミンB12は、不安定な感情や過敏性、集中力、神経ネットワーク、疲労やストレスとなどと関連しています。また体内で活性酸素(使い古した酸素)が増えると脳細胞や神経細胞を傷つけますが、ビタミンCがその活性酸素を無害化してくれます。

 
タンパク質(肉や魚)が多い食生活や、糖質(ご飯やパンや麺類、スィーツ)に偏った食生活、ファーストフードやインスタント食品が多い食生活をしていると、上記1~3で起こる心の歪みをさらに憎悪させてしまう恐れがあります。

 

 

 

5.うつ病になるんじゃないかと気にしている人

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食欲不振、不眠、やる気がない、体がだるい、動くのがおっくう…。初期症状は誰にでもある症状です。最近は自分の周囲にもうつ病の診断を受けた人がいて、他人事とは思えませんね。私もこれだけストレスを抱えていては、いつかそうなるのではないか…と不安になります。実はその不安がさらに症状を強めて、家事ができない、仕事に行けない状態へと移行していきます。

 
ふつう誰でも“うつ病になりたくない”と思いますね。“うつ病になったらどうしよう”、“うつ病になるんじゃないか”と考えます。そして上記のような症状がいくつか出てきた場合“うつ病なんじゃないか”と考えます。内心では嫌だと思っていますが、実はこのとき、脳の中では「うつ病になっている自分」を想像しています。

 
では「ピンクの象を想像しないでください」…   …   …。あなたは今目の前に、ピンクの象を想像しましたね。ピンクの象をいったん想像してから×をつけたか、もしくは、ピンクの象をいったん想像してから別の色に変えたでかもしれません。脳は「~しない」「~になりたくない」という否定形を理解できないんですね。人間の脳は思っていることを現実にする働きがあるため、うつ病になるんじゃないか、なりたくない、と思っているとうつ病を現実にしてしまいます。

 

 

 

最後に

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5つの特徴からわかるように、うつ病になりやすい人と、うつ病になりにくい人の差ははっきりと目に見えるものではありませんね。気づいてほしいのは、自分自身の思い込みがうつ病を発生させるということ。周囲にうつ病の人が増えるほどうつ病は身近な病気になり、自分に置きかえて想像しやすくなっています。うつ病かもしれないと思うと、食欲不振や不眠や身体症状はさらに悪化していきます。

 
あなたが本当にうつ病になりたくないなら、うつ病の心配をするよりも、心から「健康でいたい」と思い、仕事も遊びも楽しんでいる自分を想像しましょう。

 


 

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