ナースの心理学スクール NCS <menu>をご覧ください ↓

menu

Neoナースコミュニケーションスクール

転々と職場を変えてしまう看護師が読むやつ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 
「看護師はいくらでも求人があっていいよね」とよく言われます。
確かにそうかもしれませんが、看護師は夜勤があったり、日曜や祝日の出勤があったり、早朝勤務や遅出、クリニックは午前診と午後診の間が中抜けだったり、透析は12時間以上の勤務があったり、就業する場所によってさまざまな勤務体制を求められるため、結局自分の希望に合う求人はなかなかないものです。
面接はほとんど、この出勤日や勤務時間の話に費やしてしまいます。
また慣れて生活ペースができるまで時間もかかります。
しかしながら職員の入れ変わりが多いのも、この職種の特徴。
就職するときは今度こそ続けようと新鮮な気持ちでいるのに、結局あまり続かない人が多いのではないでしょうか。

 
看護師の退職理由は、結婚や出産・転居など環境の理由を除き個人的な理由を見ると、
看護内容への不満と他分野への興味。
http://www.jnapc.co.jp/prtest/no13.html

“他分野への興味”は、確かに経験が長くなると理由として挙げられると思いますが、同時に円満に退職するために使いやすい理由でもあります。
“看護内容への不満”にはさまざまな理由が含まれるでしょうね。

 
べテランになってきた看護師は、なんとなく気づいているかもしれませんが。
何の不満もない職場などあり得ないこと。
自分の不満を解消してくれる勤め先を探していたのでは、転々として当然です。
人は10人いれば10通り、100人いれば100通りの価値観があり、100%自分に合う職場など見つかるはずがないのです。
また、携帯電話が10年前とは比べ物にならないほど進化しているのと同じように、社会は変わっていきます。
たとえ入職したときは自分に合っていたとしても、会社も自分自身も変化していくことは避けられないのです。

 
派遣ナースの会社が増えているのも、看護師の転職が多いため。
私たちは、次もまた働けるであろう場所があるから退職します。
それ自体は決して悪いことではなく、毎日があまりにも苦痛な場合は自分に合う職場を探し続けることも一つの案かもしれません。
ただ、やはりどこに移り変わっても“柔軟に対応できない私”でいる限り、また雇われる立場である限り、自分が望む状態は維持できないのが現実です。

 

 

 
ではどうすれば“柔軟な私”になれるのでしょうか。

 
そのコツは「スイッチ」です。

 
白衣に着替えたとき、“私は柔軟な看護師のプロである”と自分を認識すること。
職場のドアを開けたとき、タイムカードを押したとき、このボールペンを持ったときなど、自分なりのスイッチでかまいません。

 
この自己認識が意味するのは、《看護師でいるときは、本当の自分ではない》ということ。
看護師であるときは、社会生活を上手く営むための“仮面”をつけるのです。

 

 

 
人は誰でも社会向けの顔を持っていて装っています。
男は男らしく、女性は女性らしく、30代は30代らしく、母は母らしく、嫁は嫁らしく、管理職は管理職らしく、看護師は看護師らしく…
それらしい人間であることを社会から求められています。
ネコをかぶってる、二重人格などと言いますが、それはすべての人にある要素。
ペルソナ(仮面)と言いますが、それがあるからこそ健全な社会生活が営めるのです。

 
心の病のほとんどは、このペルソナと本来の自分を混同してしまうことで起こります。
“本当の私はこんなんじゃない”、“本当の私はこんなことやりたくない”と感じ、無意識的に自分自身と闘ってストレスを生み出します。
よって、日常の自分を引きずったまま何となく看護師の仕事に入るより、自分自身の中でスイッチを入れてその時間を演じるのです。
そうすると、大嫌いなドクターとのコミュニケーションや、苦手な患者や先輩ナースとの関わり、煩雑な業務、頻繁に鳴るナースコールなどへの対応がそれほど苦痛ではなくなります。
なぜなら、単なる“装い”だからです。

 

 

 
“演じること”や、“装い”を悪いふうに受け止めているかもしれませんが。
演技であることと、演技でないことに、何も違いはありません。
コミュニケーションは、自分が何をどう伝えたかの価値はゼロ。
相手が何をどう受け取ったかの価値が100です。

 
もし恋人同士が喧嘩をして、彼女が(ちょっとこの辺で泣いておこう)と決めて泣いたとしても、その悲しみが彼氏にちゃんと伝われば、彼氏は罪悪感を感じて責めるのをやめるかもしれません。
たとえ演技で泣くとしても、涙を流すために過去の悲しい出来事を思い出しているのなら、その瞬間彼女は本当に悲しんでいるのです。

 
あなたがこだわるべきことは、演技をすることが良い悪いうんぬんよりも、患者のために業務をスムーズにこなすこと。
大嫌いなドクターにも必要なことを聞き、苦手な先輩ナースとも連絡を取り合い、苦手な患者にも最適な看護を提供すること、ですよね。

 
あなた一人がいなくなるぐらいどうってことないと思うかもしれませんが、患者や同僚にとってはそうではありません。
すべての人は、必要なときに、必要な人と出逢っています。
 

 

 
あなたを“代わりの利かない存在”にする専門家支援。
一緒に日本の医療を変えていきたい方、募集です。
日本プロフェッション協会の無料メルマガにご登録ください。
ここから^^

 
プロフェッショナルコミュニケーションスクール
ここから^^

 
コミュニケーションスクールを体感できる入門クラス
ここから^^
 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2017年10月
« 9月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031