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Yamasaki Rinko

自信がないときの自分への質問「それって、本当…?」

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地上で最も力の強い動物と言えば?
おそらく象です。
体が大きいだけでなく力も強靭で皮膚も硬いため、百獣の王と言われるライオンも大人の象は襲いません。
長い鼻で材木を運んだり人を持ち上げたりしているシーンをTVで観ますが、軽々と、そして堂々としていて、優しいイメージがありますが、
象に蹴られたり踏まれると、どんな動物もひとたまりもありません。

 
けれどインドやバリなどの東南アジアでは、象を飼い慣らしています。
日本でもサーカスなどで象が芸をしています。
その象たちはなぜ人間に従っているのでしょうか。
逃げ出そうと思えば、いくらでも鎖を引きちぎり、杭を抜いて逃げられるはずです。
彼らは自然の象と何が違うのでしょうか。

 
人が象を飼い慣らすとき、大人の象は扱いません。
小象のときから飼い始めます。
小象でも逃げ出したいと思い暴れることはあるはずです。
けれど小さいためまだ力が足りず、鎖をひきちぎったり杭を抜いたりすることができません。
逃げようとしても逃げられない。
その経験を繰り返し、、やがて小象は「鎖はちぎれないもの」「杭は抜けないもの」と思い込むようになり、大人になって力はついたにも関わらず、逃げ出そうとはしなくなるそうです。

 

 

 
最も小さいノミにも同じような習性を見ることができます。
普通ノミは2mぐらいの高さは簡単に跳びはねる力を持っていると言われています。
ところが、高さ10cmぐらいの箱に長期間入れておくと、10cmしか跳べなくなってしまいます。
箱から出しても同じ10cmしか飛ばなくなるそうです。

 
箱に入れられた瞬間、ノミは当然箱の中でピョンピョン跳びはねますが、蓋に阻まれて10cm以上は跳ぶことができません。
それが習慣化されて、やがて箱から出しても10cmしか跳べなくなってしまうのです。
ノミもノミなりに「自分は10cmしか跳べない」と思い込んでしまうんですね。

 

 

 
さて、あなたが「私には無理」と思っていることは何でしょうか。
私には向いてない、私には苦手、私にはできない…
時間がないし、そんな能力もないし、お金ないし、人脈もない、勇気がない…
「それって、本当…?」

 
私たちは子供の頃から多くの制限を与えられ、様々なしつけをされて育ちました。
それはダメ、これをやってはいけない、こうしなさい…
常識でしょ?、当たり前でしょ?、お姉ちゃんでしょ?…
そうして大人になったとき、「あなたは何で自分の意見が言えないの?」「何でできないの?」と言われます。
両親や先生は、その子のためを思い、誠心誠意、世間の常識や善悪を教え、その子が失敗して傷つかないように守ろうとします。
そしかしながら子供が無意識的に感じとってしまうのは「やりたいことやっちゃダメなんだ」「私にはきっとできないんだ」かもしれません。

 
日本は法律国です。
それは「人は悪いことをする」ということが前提になっています。
毎日聞きたくないニュースを聞き、起こってほしくないことを連想します。
自分を守るために人を疑ってかかることが当たり前になっているかもしれません。

 

 

 
無意識は言葉で表されていない部分を受け取っています。
それが無意識的に自分にブレーキをかけていることに、自分で気づけないんですね。
まずは自分が「私にはできない」と思っていることが、思い込みなのではないかと疑ってみてください。

 
「できない」と思っている人にはできない、
「できる」と思った人だけができる、というのは当然ですね。

 

 

 
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