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山咲凛子

山咲が結婚して“ダメ主婦”になった話。

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私がブログを始めたのは、約8年前。
今のブログとは違う“犬ブログ”でした。笑
3歳の白柴と縁があって飼い始めましたが、どう関わっていいのかわからず半年間ドッグトレーナーさんの教育を受けました。
それから数々の犬の本を読み、犬の研究家になって、本当に必要なのは“犬知識があまりにも低い飼い主のしつけ”の方だと思いました。
そして飼い主さんにもっと犬のことを知ってもらおうと、柴犬太郎がしゃべる犬ブログを書いていたのでした。
あ、その頃アメブロの柴犬ブログで上位10位に入っていました。笑
今もそのまま残っています。
「柴犬タロちゃんが伝えたいこと」

 
そして6年前からコミュニケーションスクールに通い始め、犬ブログから“コーチになるまでの道のりブログ”に変更しました。
その頃、同じ職業の看護師を探しましたが、インターネット上ではほとんど見つからず。
TwitterやFacebookで“看護師”で検索してみても、わずかな数しかいませんでした。
匿名可能なmixiにはいたかな。
日常的に多忙であることや、三交代などで不規則な生活であること、医療従事者としての立場を考えると身元を明かせないなど、いろいろ制限があったと思います。
けれどもいちばん大きな理由は、医療が古い封建制度のようなシステムだからではないかと思います。

 
ここ数年で医療・看護・介護に関わる方も、急速にブログやSNSに増えました。
閉鎖的な白い四角い箱の中で働いている世界から一歩出て、さまざまな交流会や勉強会に参加して、医療ではない世界の人たちと知り合うことは素晴らしいことだと思います。
ただ、少し違う側面も感じています…

 

 

 
これまでの医療の偏った常識を変えようと、真剣に取り組んでいる医師や看護師・福祉士・介護士さんも多くいます。
しかしながらその一方で、一時的な感情表現でしか自分を表せない人も多くいます。
医療や介護に関わることになった理由は、子供の頃に看護婦さんに関わったから、親が看護師だったから、おじいちゃんやおばあちゃんを介護してくれている姿を観て、将来の就職を考えて…などさまざまだと思います。
ただ、まだ出会っていない“誰か”のことを思い、勉強し入学し経験を積むなど動くことが出来る人は、基本的に他者貢献の気持ちを持った人。
理想と現実のギャップを心の中で埋めるために、一時的な感情表現で自分自身を誤魔化しているのかもしれません。

 
私自身も看護師の免許を取得して公立病院に就職したとき、あまりにも多忙すぎて「こんなのは看護じゃない!」と病院に反発し、1ヵ月間休職させられた経験があります。
病棟では月1回“毒吐き会”という名前の飲み会が密かに行われ、私も何となく参加しなければならないような気がして参加していました。

 
ストレスは誰かに与えられるものではなく、自分が、自分自身との不一致を感じながらもそれに従えないとき、発生します。
誰にでも、自分にとっての正道とか、心の底の方で感じる良心とか、心の根っこの声などがあります。
誰かにつくられた自分、周囲との人間関係のために無理している自分、そういった仮面(ペルソナと言います)を自分自身であると思い込んでしまったとき、精神的に負担になります。
不一致による小さな違和感を、人は体感覚で受け取っていますが、見過ごしてしまうんですね。

 

 

 
美しい言葉を並べなければならないわけではなく、いくらでも愚痴を言っていいし、毒吐き会を行ってもいいのです。
ただそれは、周囲からどう思われるかを気にしている「仮面」であることをわかりながら発信するのであれば、健全なんですね。
と言いつつ、医師、看護師、介護士、福祉士、ケアマネ…どんな職業であっても、それも「仮面」です。
女性は女性らしく、母親は母親らしく、40代は40代らしく、看護師は看護師らしく…すべて健全な社会生活を営むためのペルソナであり、大切な仮面です。

 
結婚したとき転居とともに退職し、一年間専業主婦を経験しました。
料理、洗濯、掃除、主人の世話など完璧にこなしていましたが、あまりにも成果がなく、たったひとりの人のためにだけ存在している自分が、あまりにも小さくてつまらなくなりました。
働き始めましたが、看護師は普段から優先順位を考えながらすべての仕事をこなす努力をしているので、家事もどうしても要領よくこなしてしまいます。
なので私は「ダメ主婦」になることを決め、“私は家事が大の苦手”という体(テイ)を装い、自分の人生のために生きることにしました。
 
すると…
10年経つと、本当に料理も洗濯も掃除も苦手になってしまいました。笑

 

 

 
装いを、装いであることを忘れるほど当たり前にすると、それはいつか本物になってしまうんですね。
仮面(ペルソナ)は、健全な心身の維持に必要不可欠なもの。
けれども、ついうっかり自己同一化してしまう危険なもの。
“自分らしく”生きていくために有用な仮面をつくって、必要なときだけ使うといいです。

 
あ、また家事が大好きな体(テイ)をつくれば戻ると思いますが。
面倒なのでまだこのままいきます。笑

 

 

 

 

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