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相手の記憶に自分を印象づけたいときに読むやつ。

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日本の年間の自殺者数は3万人であると言われています。
平成10年以降増え続けていましたが、24年、25年にようやく3万人を切ったと言われています。
けれど原因不明の死亡や、処理しきれていない死亡者の数を合わせると10万人を超えるとも言われています。
とすると、約5分に1人が自殺していることになります。
5分。
トーストが焼けるのを待っている間に一つの命が失われているということです。

 
悩みを抱えているとき、その悩みはその人にとって世界最大の問題です。
外国で戦争が起こっていることより、自然災害で何千人死んでいることより、自分の悩みの方が重要です。
それは当然のこと。
すべての人は、自分がつくった世界に住んでいるからです。
自分がつくった世界がすべてであると勘違いをしてしまっているからです。

 
私たちは、世界のことをどれほど知っているのでしょう。
今、何かの職業に就いているとして、同時に自分が経験していない職業は山ほどあります。
職業のことだけでも、私たちは世界の1%ほどしか知らないのかもしれません。
地球上には70億人いますが、そのうちの何人と出会ったのでしょう。
何人と会話をしたでしょう。
誰かがその悩みの解決策を知っていても何の不思議もないかもしれません。
人は常に、自分が知っている知識と経験がすべてであるという、大きな勘違いと思い込みの中にいるんですね。

 

 

 
日頃私たちには“意識”を働かせて考えながら生活しています。
けれど人間は多重構造で、一生懸命働かせている意識は3%、残り97%は無意識の働きです。
その無意識の階下にさらに集合無意識の存在を、1800年代に心理学者のC.G.ユングが指摘しています。
集合無意識とは、すべての人を含め、あらゆる物質や自然や生命体、目に見えないものまでも、すべてが繋がっている領域を言います。
“虫の知らせ”“胸騒ぎ”など不思議な経験を誰もが一度くらいはしています。
想念が届いたり、思っていたことが現実になったり、デジャブやシンクロニシティーなど。
人間は不思議な力を持っています。

 
私たちの生命の起源をさかのぼってみれば、36億年前です。
今存在している誰もが、先祖は同じところに辿り着きます。
私たちは一人で自分の力だけで生まれてきたわけではなく、DNAという遺伝子情報を引き継いで、ずーっと繋がってきている末端です。
命が36億年引き継がれてきたとしたら、今後36億年も引き継がれている可能性もありますね。
もしかすると私たちは、これまで36億年間の情報も、これから36億年先までの情報も、持っているかもしれません。
過去の誰かがその悩みを解決した情報も持っているかもしれません。
自分自身の“無意識的有能”はどのように発揮されるのでしょうか。

 

 

 
対人コミュニケーションにおいて、相手に対して簡単に効果を発揮させたいときの方法があります。
相手が気づいていないことを自分が気づかせることが出来たとき、相手に影響力を与えます。
例えば今、小さな呼吸をしていますね。
例えば今、手に何かを持っている感覚がありますね。
例えば今、座っているお尻に重みがかかっていますね。
相手が気づいていないことに気づかせた瞬間、この人は私のことを知っている…と思わせることができます。

 
例えば人を褒めるとき、どのように褒めるでしょう。
賢い人に「賢いですね」と言ったところで、賢い人にとってはよく言われていることなので、何の気づきにもなりません。
つまり何の影響力もなく、印象に残らない人になってしまいます。
世の中に存在するものはすべて双極性で成り立っているため、人には必ず反対の要素が隠されています。
賢いの反対は馬鹿ですが、「馬鹿ですね」と言うと嫌われてしまうので、相手にぴったりなニュアンスに変形させます。
「面白い方ですね」「独特の雰囲気をお持ちですね」「個性的ですね」など。
ピンポイントで表現できるほど、その影響力は強まります。
もし相手が「そんなこと言われたことないです」と言ったとしても、
「いえ、私はそう感じますよ」と言っておきます。
必ず相手の記憶に残ります。

 

 

 
この方法を試そうと思ったとき、今まで自分が出会った人を参照にしていては、相手のことが見えないままです。
人は常に、今までの自分の知識や経験という“記憶”を参照に、相手のことを判断しています。
対人コミュニケーションをしているとき、意識が自分の記憶を参照していると、目の前の情報を見落としてしまうんですね。
よって(この人はきっと◯◯な人だ)(◯◯なタイプだ)と思っていると、相手に対して何も見出すことができません。
心の中のひとりごとを止めて、ただただ話している相手を見続けることで、相手の要素に気づくことができます。

 
先ほどの、呼吸に気づいたとき、手の感覚に気づいたとき、お尻の感覚に気づいたときの“意識状態”。
ここに、あらゆる気づき、無意識的有能が発揮される情報があるんですね。
自分が知っている世界がすべてではないことを知って目の前の情報に注目したとき、人は素晴らしい能力を発揮します。
シンクロニシティーやセレンディピティー、ひらめき。虫の知らせ、胸騒ぎなども、すべてこの意識状態のときに起こることなのです。

 
ちなみに、子供が遊んでいるとき、常にこの意識状態です。
対人コミュニケーションを効果的にしたいなら、相手に気づきを与えること。
気づきを与えたいと思うなら、まずは自分が気づくことです^^

 

 

 
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