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Yamasaki Rinko

コミュニケーションの高度なワザは女性性にあり。

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対人コミュニケーションのスキルの中に「パターン中断」というのがあります。
私たちの意識は常に、常識的な人であろう、いい人だと思われたい、善人でいたい、という働きがあります。
初めて会う人には笑顔で、電車を待つときは整列して、礼儀正しく、場を乱さない…など。
パターン中断というのは、こういった通常のパターンを破る、少し高度なテクニックです。

 

 
例えば、すごく悩んでうつ向いて、目も合わず黙り込んだままの人の前で、転びそうになってコーヒーをひっくり返してしまうとします。
「わぁーごめんなさい!私、慌てもので…」と言いながら、その人の洋服を慌てて拭きます。
すると、うつ向いて黙り込んでいる人も、目線を上げて「大丈夫です」か何か言うしかない状況になります。
場の空気が変わり、もしかするとこれを機会に「実は…」と話し始めることになるかもしれません。

 
名刺交換のとき、向かい合わせで立って手荷物を置き、両手でお決まりのポーズで渡すことが、礼儀正しく常識的な人であることを表しています。
でも少し冗談がわかりそうな人なら、相手の前でひざまずき過剰に仰々しく、王さまに貢物を献上するかのような姿勢で頭を下げ「よろしくお願い申し上げます」とかやると、相手はちょっと驚きます。
たいてい、相手も慌ててひざまずき「ははぁー」と頭を深々と下げて、名刺を受け取りにっこり笑ってくれます。
いつもと違うパターンが相手に印象付けられて、覚えてもらえます。

 
電車で立っていて急に揺れたとき。
油断していて思わず目の前の人の膝の上に座ってしまった…!という経験ないでしょうか。
座った本人は驚いて慌てて謝りますが、座られた人も、見ていた周囲も、たいてい笑っています。
電車の中の空気が和みます。
パターン中断の方法はいくらでもあり、意図的に使うコミュニケーションスキルです。

 

 

 
実はこの「パターン中断」は女性性。
社会は常識的で、善悪の価値基準で、結果を求める男性性の在り方です。
その中で、女性の曖昧さやうっかり、ドジなところや突拍子のない行動は、パターンを中断する存在になります。
ひどいときはひたすら謝るしかありませんが、軽いものであればご愛嬌で済みます。
うっかりミスをして上司にこっぴどく怒られている女性を見ると、周りは自分の注意に置き換えたり、怒られている女性を逆に気の毒に感じたりします。
そんなとき怒られた女性は、落ち込んだりスネたり愚痴を言ったりするより、上司に見えないようにペロッと舌を出して笑ってすましてしまう方が、周りの空気を変えますね。

 
自分はドジで、世間知らずで、要領が悪くて…いえ、これこそが女性らしさなんです。
男性性の社会だから「悪」とされているだけです。
周りに迷惑をかけ過ぎるのは問題ですが、過剰に否定的になる必要はありません。
いかにも反省しているかのように演じながら、心の中でペロッと舌を出していればいいのです。
ミスをする人がいるから、ミスをしていない人が認められる場のシステムもあります。
人は、他人のミスを見て自分のことを振り返り、少なからずホッとしているのです。

 

 

 
ただこのスキルは、善悪、常識、上下関係などの概念にとらわれていると、意図的にはできません。
あるいは自己否定してしまうでしょう。
ゆえに「すべてを一体にして包み込む」という特質の女性性なんですね。
ミスをしてしまったとき、失敗したとき、ドジをしたとき。
そんなときこそ女性性を発揮しましょう。

 
そして男性は。
理解しがたく腹立たしいこともあるかもしれませんが、男性の中にも女性性があります。
自分自身にも思い当たることがあるのではないでしょうか。
自分の中の女性性を認められない場合、心に不一致が生じます。
社会は、今までの男性的な在り方では上手くいかなくなってきて、今後はは女性性を必要としています。
これからの時代は女性にモテる男性か、もしくは女性に仕事を任せられる男性が社会で活躍できるそうです。
自分の中にある女性性を認め、失敗してもヘヘッと笑える男性になりましょう。

 

 

 

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