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Yamasaki Rinko

うつ症状を再発させたくないと思ったときに読むやつ。

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うつ病の再発率は60%とも70%とも80%とも言われています。
とくに社会復帰し始めたときが、最も再発しやすいようです。
症状がひどいときは、その渦中にいるため社会と離れていますが、いったん軽快して今後のことを考え始めたり再び人間関係を持ち始めた頃に再発しやすいのだと思われます。
身体症状がひどいときは薬の効力を用いることも必要ですが、それは薬の効果で軽快しているだけで治ったわけではありません。
なぜ発症したかという、そもそもの原因を除去していないので同じことを繰り返して当然かもしれません。

 

うつ病になられる方は、ご自分の感情や心に繊細な方だと思われます。
「感情=心」ってどこにあるのでしょう?
胸ではなく「頭」ですね。
心で感じていることは「思考」です。
脳は全身のあらゆる感覚を受け取り、思考によって様々な命令を出す司令塔です。
脳からの指令によって体は恒常性を維持している状態、つまり「心と体はひとつ」です。

 

うつ病だけでなく数々の病気の原因は、最初は本人も気づかないほどの小さなストレスかもしれません。
そのストレスによって、わずか数ミクロンの細胞や遺伝子が傷ついたり、歪みを発生させます。
その影響が周りの細胞に波及し、そのままストレス状態を続けることによって何十万個という細胞の集合体がダメージを受けて症状として表れます。
これが病気の発症です。

 

 

 

 
ではストレスとは何でしょうか。
私たちは外部から与えられるものをストレスと思っています。
細菌や化学物質など体に望ましくない環境によるストレスももちろんあります。
しかしながら、心的なストレスは自分自身との不具合で起こしているものです。

 

心は思考ですね。
思考とは“心の中で行なっている自分との対話”です。
考えていることは常に言葉で表現され、その情報を脳が受けて体に指令を出しています。
うつ病になりやすい人の思考パターンはいろいろ考えられますが、社会復帰し始めたとき、とくによく見られる傾向があります。
それは“自分との対話”です。

 

病気を再発させたくない
うつ病なんかやめたい
もう入院したくない
お金の心配をするのはもう嫌だ
不眠症になりたくない
親に心配をかけたくない…
こういった言葉を心の中で繰り返しています。
ちゃんと自立したいからこそ今後のことを考えると心配になりますね。
私ちゃんとやっていけるかしら…と、病気への不安、仕事への不安、生活への不安を抱えたまま社会に復帰していきます。
その結果、再発したくないと思いながら、再発してしまうことが多いようです。
どこに問題があるのでしょうか。

 

 

 

 
《脳は思ったことを現実にする》という能力があります。
それには法則があります。
 
①脳は否定形を理解しない。
 
「病気を再発させたくない」と思いながら、悪化したときの薬を予備に持っていると、病気は悪化します。
「うつ病なんかやめたい」と思いながら生活していると、うつ症状が憎悪します。
「入院したくない」と思いながら、入院設備のある病院に定期的に通っていると、入院することが現実になってしまいます。
「お金の心配をするのはもう嫌だ」と思っていると、お金の心配をしなければならなくなります。
「不眠症になりたくない」と思っていると不眠症になります。
「親に心配をかけたくない」と思っていると、親に心配をかけることになります。

 

~ない、~は嫌だ、は脳は理解できないんですね。
すべて自分がそれを望んでいると間違って解釈してしまいます。
よって心の中で行なっている自分との対話(セルフコミュニケーション)を変えなければなりません。
・毎日マイペースで快適に過ごしたい
・やりたいことができる生活をしたい
・余裕のある暮らしをしたい
・毎晩心地良く眠りたい
・親を安心させてあげたい
という肯定表現のセルフコミュニケーションに変えない限り、脳が体に送る指令が変わらないんですね。

 

 

 

 
②脳ははっきり思い描いていることを現実にする
 
一度うつ病の経験があれば、再発したときの自分を簡単に想像できます。
毎日マイペースで健康で自立した生活をしている自分の想像と、うつ病の状態である自分の想像とでは、どちらがはっきりしているでしょうか。
脳は、より明確に思い描いているものを現実にするので、病気である自分より、健康に過ごしている自分の想像を高めていかなければなりません。
もし健康な状態の自分を思い描くことが難しい場合は、情報不足です。
明確に思い描くための情報を集めましょう。
そのためには、うつ病が治ったら『自分は何をしたいか』という未来の目標が必要不可欠です。

 

例えば健康になってヨガをしたいと思うなら、ヨガスクールの場所や通う曜日と時間、入会金と月謝を明確にし、どんなヨガウェアを買い、どんな髪型で、どんな表情と気持ちでヨガをしているか想像します。
ヨガを始めた場合、周りの人はどんな反応を示すでしょうか。
それでも想像がボヤケてしまうなら、実際にヨガ教室を見学に行ってヨガコーチに会うといいかもしれません。

 

 

 

 
なぜそれほど明確にしなければならないのかについて、理由があります。
うつ病の症状が強かったとき、働くことも、人に関わることもできず、誰かのお世話になりながら、ひとりで悶々と過ごしたはずです。
その状況は自分で望んでいた状況ではないけど、働かず人と関わることもなく“生活ができていた”という状況で過ごしていたわけです。
もしかすると、うつ病と診断されたことで家族や友人や職場の人が以前より優しくなったり、他の人より気遣ってもらえたり、働くという責任から逃れることができていたのではないでしょうか。
自分が望んでなかった状況であるとはいえ、それはラクに生きていける方法を知ってしまった、といえるかもしれません。

 

うつ病から社会復帰するとき、自立した生活に戻りたいと思いながらも60~80%の人が再発してしまう脆さは、こういった背景が関連しています。
それが悪いことではありません。
誰でも働かず、人間関係で悩まず、周りから気遣ってもらいたいと思っています。
しかしながらその状態で居続けることは社会生活を営むことができず、結婚も子育ても、欲しいものを買うことも、やりたいことも諦めた人生を送るしかありませんね。

 

よってうつ症状を繰り返したくないなら、一度経験したラクな状態を断ち切れるだけの『明確な“やりたいこと”』が必要です。
見つける、探す、のではなく、決めるだけ。
自分で決めたことであれば、いつでも自分で変更できます。
周囲を見て、憧れの人を目標にするのもいいかもしれません。
そして心の中で行なっているセルフコミュニケーションを肯定表現に変えましょう。
すべての人に『思ったことを現実にする』という能力が備わっています。

 

 

 
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