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人に甘えてはいけないと思ったときに読むやつ。

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人には自立心があります。
自分のことは自分でちゃんとできる人でありたいと思います。
ある程度の年齢になれば人から頼られる存在にもなりたいと思います。
30~40代の人は日本の高度成長期に生きてきた親の姿を見て育ち、また景気が良かったバブルの時代を知っていて、もっと頑張らなくては…という思いが強い世代かもしれません。
女性は子供ができれば責任感が強まり、社会人としての役割りや家庭内での経済的責任も負い、離婚経験などあれば、さらに頑張ろうとするのかもしれません。
恋人に甘えすぎてはいけない、職場でわがままを言ってはいけない、親や友達に頼ってはいけない…
自立心は大切ですが、ふと気がついてみると、人に甘えられない女性になっていないでしょうか。

 

あるサイトに「甘えられない女性は自己肯定感が足りない」と書いてありました。
自己肯定感という言葉の意味は表現が難しく、解釈は人それぞれです。
どうなれば自己肯定感が持てたと思えるのか、はっきりした答えがありません。
ただ、自己肯定感は自分ひとりでつくれるものではなく、他者との関係性によって徐々につくられていくもの。
「甘えられない女性は人間関係がつくれない」と表現してもいいかもしれません。

 

 

 

 
例えば友人が風邪をひいて寝込んでいると聞いて、友人宅へ行ってスープを作ってあげました。
大切な友人のことなので、迷惑だとは思わないですよね。
自分が風邪をひいて寝込んでしまったときはどうでしょう。
人に心配をかけてはいけない、迷惑をかけてはいけないと思い、何とか一人で病院に行って風邪を治し、治ってから友人に話すのではないでしょうか。
…そのとき友人はどのように思うでしょう?
おそらく(水くさいなぁ。言ってくれたらよかったのに)と思いますね。
同時に友人は淋しさを感じているのではないでしょうか。
そして、その友人も次に風邪をひいたとき、知らせてくれなくなってしまうでしょう。

 

勤務先の近くまで来たとき、お財布を忘れたことに気づきました。
どうしますか?
人に迷惑をかけてはいけない、忘れたのは自分が悪いんだと思い、引き出しに置いてあったお菓子などでお昼を済ませ、いつも行くコンビニも我慢して一日過ごすでしょうか。
誰かが心配して声をかけてくれても「お財布忘れたけど大丈夫。何とかするから」と言ってしまうのでしょうか。
逆に「いやーん。お財布忘れちゃったー。今日何も食べれない…」と言ってみたらどうなるでしょう。
1000円貸すのを嫌がる人がいるでしょうか。
きっと「1000円でいい?2000円貸そうか?足りる?」と言ってくれますよね。
冷たい飲み物ぐらい誰かがおごってくれるかもしれません。
もしかしたら上司がお昼をご馳走してくれるかもしれません。
そして、自分もまた誰かが困ったときにお返しすることができますね。

 

自分が我慢して何とか状況を切り抜けて何も言わないでいると、何も起こらないですね。
何も起こらなければ、そこに関係性は成立しません。
つまり、自分がそこに居ても居なくても同じになってしまいます。

 

結婚して10年経って夫婦喧嘩が絶えず、いよいよ本気で離婚を考え始めた妻はどうなると思いますか?
何とか夫婦関係を改善したいと思っているうちは、夫に対して小言や文句を言います。
けれど本当に離縁に向かい始めると、夫には何も頼まなくなり何も期待しなくなります。
そして腹を立てるのも喜びを感じることもやめ、ただ淡々とした関係性に変えようとします。
相手に頼らない、相手に期待しない、相手に甘えないのは、人間関係を構築しようとしていないと言い換えることができるかもしれません。

 

 

 

 
「他力本願」という言葉があります。
多くは、他人の力で自分の願いを叶える、他人のふんどしで相撲を取る、というような否定的な表現に使われますが、それは謝った解釈です。
もっと抽象的な考え方です。

 

他力本願は本来仏教用語で、「他力」とは「阿弥陀如来の力」のこと。
阿弥陀如来の願いによって、苦しみの人生が喜びの人生に変えられるという意味です。
ただ単なる、食べたい楽をしたい裕福になりたいという欲求を満たすために使われる言葉ではありません。
阿弥陀如来の本願を得るために、自分の欲求よりも人に尽くし精一杯生きることが必要。
その努力あっての「他力本願」です。

 

もし私たちの日常に置き換えるのであれば
“誠心誠意他人に尽くした先で、ようやく自分の願いを叶えることができる”
という意味だと思います。
他人の力を借りるには、まず自分から関係性をつくっていく必要があります。
「他力本願」は人間関係を構築するための言葉だと言えると思います。

 

 

 

 
人に甘えられないのは、目の前にいる人を信じていない表れかもしれません。
あるいは、◯◯でなければならないという強い正義感の表れかもしれません。
私はどんな状態でも人に受け入れてもらえる、どんなときも認めてもらえる、という他人への信頼感がちょっと不足しているのかもしれません。
信頼関係は持ちつ持たれつ。
人間関係で四苦八苦した先で、いかなる人もどんな状態でも許されると思えるようになったとき、ありのままの自分を肯定できる自分になれるのかもしれませんね。
自己肯定感は人間関係の中でつくられていきます。

 

上手に甘えましょう。
自分の弱いところを見せるのは、強い人にしかできないこと。
ちょっとドジでおっちょこちょいな自分も見せて、助けてもらうことを恐れずに。
たとえお金を借りずに一日過ごせそうでも、困ったふりをして誰かの力を借りましょう。
女性なら誰にでもできることで、みんな笑ってくれるはずです。

 

 

 
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