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Yamasaki Rinko

自立したい!一人暮らししたい!と思ったときに読むやつ。

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自立して一人暮らしをしたい。
実家を出て自由になりたい。
離婚して自分の力で生活したい。
一人暮らしを望む人は多くいます。
女性の方が料理・洗濯・掃除や金銭管理もできるので、一人暮らしは男性より女性がしやすいかもしれません。

 

反対に、最近は一人暮らしを望まない人も増えているようです。
景気が低迷し生まれた頃から両親の様子を見ている若い年代の人は、自立するより安全や安定を求めるのかもしれません。
両親と一緒に暮らしている方が金銭面だけでなく、日常生活の面倒をみてもらえるので自分の時間が持てると、結婚するまでずっと両親と共に生活する人も増えているようです。
さらに自分で家事をすることが億劫なため両親の元で生活することを自ら選び、結婚を望まない女性もいるようです。

 

個人が人生に何を求めるかによって、求める環境も違ってきて当然です。
自立したい、自分の力で生活したい、自由になりたい、と思う人はぜひ実現してほしいと思います。
しかしながら一人暮らしをしたいと思いながら、なかなかできないこともあります。
お金、時間、場所、日常生活…いろいろ個人の問題はありますが、何年も自立したいと思いながらできないとき、家族関係で問題が生じているときがあります。

 

 

 

 
長年続いている家族関係で問題になりやすいのが「依存」です。
依存には「相互依存」と「共依存」があります。

 

個人においても夫婦関係においても、成長に必要とされるのは相互依存。
7つの習慣の著者スティーブン・R・コヴィー氏は、相手を理解してから理解され、二人の協力によって1+1=2ではなく3にも4にもなるような相乗効果を発揮できる関係性の先に「相互依存関係」ができると言っています。
お互いが自立した上で、助け合ったり手を差しのべたりしてバランスがとれている状態。
そしてお互いに刺激し合いながら成長していける関係性を相互依存と言います。

 

共依存は、一方が与えられるばかり、もう一方が与えるばかりの関係。
一方が求めるばかりで、もう一方は求められるばかりの関係とも言えます。
またお互いが相手の成長の足を引っ張り合うような関係も、心理学上では共依存に含んでいます。
そんな関係性があるのだろうか…と思うかもしれませんが、相談者さんの背景には意外とこの関係性が隠れていることが多いのです。

 

 

 

 
例えば経済的な問題。
いくら自立したくても収入が足りなければ一人暮らしは不可能です。
親と一緒に住んで経済的に頼っている場合、ラクな状態を手に入れています。
一方親は子供の経済的な問題に対し不満を言いながらも加担することで、親としての役割りを維持しています。
本来、一人暮らしをしたいという思いが強ければアルバイトをするなどして自分の収入を増やそうとしますが、なかなか行動せず希望だけを言っている場合、この関係性が背景にあるかもしれません。
離婚したいのにできない場合、経済的な問題は明らかですね。
夫の収入に頼っている限り離婚を成立させることは困難です。
一生続けられる自分がやりたいことを職業にできるように、一刻も早く行動しましょう。

 

例えば日常生活の問題。
掃除・洗濯・料理など苦手な女性がいます。
子供の頃から何でも母親がしてしまっていることが主な原因です。
とくに専業主婦である母親は、子供が自立してしまうと自分の役割りがなくなってしまう恐れを無意識的に感じ、子供の世話を不満を言いながらも進んで行ないます。
人には基本的に「他者から認められたい」という欲求があり、これが満たせない場合は無力感や劣等感が強くなり自分の存在価値を見失ってしまいます。
よって自立して一人暮らしをしたいと言いながら日常生活を母親に任せている場合、このままでは実現は難しいかもしれません。
母親が何でもやってしまう習慣を変える必要がありますね。
この関係性は一人暮らしに限らず、いつまでもダイエットできない、自分で掃除ができない、などにも影響していることがあります。

 

例えば結婚も母娘の間で共依存になっていることがあります。
親は早く結婚しなさいと言い、娘は婚活をしています。
けれど相手が決まりそうになると母が反対したり体調不良を起こして上手くいかなくなってしまいます。
娘は自分が選んだ相手であれば意志を押し通すことができるはずですが、しようとしません。
これも母親は自分の役割りがなくなってしまうことを無意識的に恐れ、娘もまた結婚相手が見つからないのを母親に責任転嫁し、関係性が崩れないようにお互いにバランスをとっているんですね。

 

共依存は単一でなくさまざまなことが絡み合うこともあります。
親からは結婚を急かされますが、結婚相手を見つけるには綺麗になる努力や、コミュニケーション力や、自立した女性と判断してもらうために社会的な責任を負っている必要があります。
それらを負担に感じる場合、自ら悩みを生み出し心の病を強化していくことで人間関係を避けたり、日常生活が一人でできない自分をつくってしまいます。
同時に母親も子供の面倒を見ることで自分の存在価値を感じているため、子供が病気を治そうとしたり、症状が軽減することや日常生活を自分で試みようとすることを妨げようとします。
もちろんお互いに意識的ではなく無意識的に行なっているため、本人たちはなかなか気がつきません。
父親と母親の関係性がうまくいっていない場合も、娘が一人暮らしや結婚で自立してしまうとその後の老夫婦二人の暮らしが不安なため、母親が体調不良になるなど無意識的に娘の自立を妨げてしまっていることもあります。

 

さらに、夫婦など同居している二人が喧嘩ばかりしているのに、なかなか離れられない場合。
お互いに友人がいない、お互いに病気がある、お互いに社会生活が営めない、お互いに経済的に自立できないなど、共通の問題があることで安心を得ている関係性もあります。
相手が自立しようとすると体調不良になったり急に優しくなるなどして、無意識的に関係性を維持しようと働きかけます。
共依存は家族内で起こるため表面に出にくく、一概に決めつけることもできないため解決しにくい問題です。
もし心当たりがある場合は、できる限り早く依存を断ち切る必要があります。
どうすればいいのでしょうか。

 

 

 

 
「共依存」を断ち切るには、明確な目標(アウトカム)をつくること。

 
一人暮らしをした先にどうなりたいのか、というアウトカムです。
自由になりたい、友達と遊びたい、ちゃんと働きたい…では曖昧なので共依存を断ち切ることは困難です。
どんな人生を送りたいのか決め、どんな状態になればそれが達成されたと言えるのか明確にしなければなりません。
そのことを考えたらワクワクして眠れない、他のことが手につかなくなる、動かずにはいられないほどのアウトカムが必要です。
もしアウトカムがあるけどワクワクできないのであれば情報不足です。
その状態を達成した自分はどんな感情が湧いてくるのか明確になるぐらいまで詳細な情報を集めましょう。

 

もし「なりたい自分」がなければ、自分が憧れる人や、羨ましいと思うような職業を目標にしてもかまいません。
ただしこれも情報収集をして、自分自身がそうなった場合どんな感情が湧いてくるのか明確にしましょう。

 

共依存は自由になれない苦しい状況ながらも、お互いの存在価値を簡単に承認し合える状態です。
ラクな状態から抜け出すには、それを捨ててでも達成したいと思えるアウトカムが必要。
人は自分ひとりでは存在価値を得ることができません。
悩みは人間関係で発生しますが、喜びや満足、幸せも人間関係から生まれます。
自分ひとりが満足するアウトカムではなく、人の役に立てるアウトカムを決めることがコツです。
ただし、アウトカムはいつでも変更可能。
一生のアウトカムを決めようと思うと、重大で決めることができなくなりますね。
自分自身が毎日知識を得て経験を重ねて変化していくため、アウトカムも変化して当然です。
今の自分の状態でえいっと決めて、情報収集をして具体的にしていきましょう。

 

 

 

 
一人暮らしをしている状態も、情報収集をして具体的にしていきます。
いつ、どこに住み、何部屋の何畳の間取りで、保証金をいくら支払い、毎月の家賃はいくら払っているか。
毎月の収入がいくらで、どこでどれくらいの時間働き、どんな仕事をしているか。
光熱費や食費、通信費、保険、税金も含めて。
どんなインテリアがあり、電化製品があり、家具の配置や寝室、玄関に入った風景。
食事や寝起きや、友人が遊びに来たときの風景。
そのために何が必要で、いくら費用がかかるか、など。
インターネットや雑誌、知り合いなどから多くの情報が得られるでしょう。
そして、その状態を達成している自分はどんな感情なのかリアルに感じましょう。

 

自立する方法、なりたい自分になるために効果的な方法はたくさんあります。
自己編集や潜在意識・無意識の活用などいろいろありますが、行く先が決まっていなければ上手くいく方向を探知することもできません。
流れに流されるのをやめて自分の人生をつくり、共依存から相乗効果のある相互依存を目指しましょう。
自立、離婚、一人暮らし、叶いますように。

 

 

 

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