ナースのための心理学スクール <menu>をご覧ください ↓

menu

Yamasaki Rinko

子供の「自主性」を伸ばしたいと思ったときに読むやつ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 
親は子供に、常に自主的であってほしいと思っています。
なぜなら自分の人生を自由に選んで幸せになってほしいから。
嫌々やるのと自ら進んでやるのとでは結果が変わってきます。
けれどそう願う親自身が、いつの間にか子供を窮地に追い込んでいることがあります。
それは将来について話し合っているときでなく、日常の気づかないような小さなやり取りの中で起こっています。

 

子供に
自分から進んで行動しなさい
自分から進んで掃除しなさい
自主的に勉強しなさい
自主的に練習しなさい
自分から手伝いなさい…
と言ったことがないでしょうか。
確かに勉強や練習などは、自らが興味を持って楽しんで取り組んでこそ実りあるものになります。
手伝いや協力というものは、そもそも自分からやるべきものです。
日常の掃除なども、できれば親が指示しなくても自分からやってくれる子になってほしいので「自分から」「自主的に」と催促します。
けれど、そう言われた子供の心は固まってしまっています。
何が起こっているのでしょうか。

 

 

 

 
《「自主的に」は言葉で伝えることができない》

 
例えば「自主的に掃除しなさい」と言われた子供は、頭の中で何を考えるでしょう。
「掃除しなさい」と言われた言葉に従うため掃除をしようとします。
けれど、お母さんに言われたから掃除をしている自分は「自主的」ではありません。
・掃除をしなければ従わないことになりまた怒られる。
・掃除をしても自主的ではないので従っていないことになる。
という二重拘束に陥ります。
多くは心より行動を優先するので、親に言われた通り子供は掃除をするでしょう。
けれど心では「自主的にやっていない」ことを感じ、何となく引っかかったままやり過ごしてしまいます。

 

これは母親が子供へのしつけとして、子供のために思って行なっていることですね。
母親は子供が自分のしつけを受け入れることを望んでいます。
そのしつけは母親に従うのではなく、子供の意思でそうしてほしいと伝えています。
例えば「掃除しなさい」と要求するのではなく、「あなたが望んで掃除をしてほしい」と要求しています。
つまり子供は「従っても従わなくても従っていない自分」を感じ、
親は「自分が望まないことを望むようになるためのしつけ」をしていることになります。

 

この論理の破綻を敏感に感じる子供は、体が硬直してしまうかもしれません。
「自主的に掃除しなさい」と言われて、言うことをきくことが良いとも、言うことをきかないことが良いとも言えません。
仮に言うことをきかなかった場合、母親は同じ言葉を繰り返し二重拘束を強化していきます。
統合失調症は思考や感情がまとまりにくくなり、本人が持っている知識や身体の能力で本来できることができなくなり続けた場合に起こります。
統合失調症でなくても、私たち大人がよく二者択一で悩んでしまうのは子供の頃の経験が影響しているのかもしれません。

 

親だけでなく、先生、先輩、指導者、教育者、経営者という立場で言葉を発するときも、同様のことを犯しやすい状態です。
では「自主性」を促すときはどうすればいいのでしょうか。

 

 

 

 
《親自身が常に自主的であること》

 
「自主性」は行動レベルではなく「在り方レベル」です。
行動は指示命令として言葉で伝えることが可能ですが、在り方は目に見えない部分なので言葉で伝えることができません。
親自身の姿を見せていくしかありません。
親が常に、自分が興味を持っていることに自主的に取り組むこと。
毎日楽しいと感じることを行ない、やらなければならないことでも楽しみながら行なうことですね。

 

例えば掃除はやらなければならないことでしょうか?
何のために掃除をするのかというと、気持ちいい場所で心地良く過ごしたいから、ではないでしょうか。
ならば掃除も自分が望んでいること。
楽しみながら掃除をしている姿を見せることが子供に伝わるでしょう。
子供の在り方を変えたいのなら、自分自身の在り方を変える。
これ以外方法はないかもしれません。
自分が、子供のためと思って「子供に伝えている言葉」、また子供のためと思って「我慢していること」が子供に何を伝えているのでしょう。

 

 

 

 
大人になってからの勉強は楽しいとよく聞きます。
それは自分が興味を持って楽しんでやっているからですよね
その姿を子供に見せ、できればその楽しさの中に子供を巻き込んでいけたら、子供に何か伝わるかもしれません。
自分の人生を自由に選んで幸せな大人になってほしいと願うなら、
まず親がそうなる必要がありそうです。

 

 

 

解決したい悩み、なりたい自分がある方を支援します。
個別セッションのご案内です。
セッション画像4

 

 

 

 

 

 
女性管理職・後輩指導・新人教育など現場レベルの悩みはここで相談。
《Woman’s CHANCE》に持ってきてください。
CHANCE画像1

 

 

 

 

 

ストレスフリーな女性の生き方を提案しています。
メルマガ~ひとひらの凛~
ご登録ください。
ひとひらの凛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2017年6月
« 5月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930