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「なりたい自分」を諦めそうになったときに読むやつ。

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江戸時代、女性には結婚の自由も離婚の自由も、働くことの自由もありませんでした。
「女三界」といって、女は生家では父に従い、嫁にいっては夫に従い、夫の死後は子に従えという儒教による教えの時代でした。
その後、女性も参政権や職業選択の自由を持ち、近年は社会で活躍する女性が増えています。
昔はメディアといえばTVや新聞・雑誌しかありませんでしたが、インターネットの普及により自由に意見できる場が増え、仲間と協力し合うことで力を増し、個人の可能性が拡がっているのかもしれません。

 

私にも何かできるかもしれない…
私も一人の女性として、世の中の役に立ちたい…
夫や子供に頼る幸せではなく、自分自身の幸せが欲しい。
自立した生活がしたい。
自分らしい人生を生きたい。
こういった想いを持つ女性が増えるのは自然な流れですね。

 

けれど女性には、家事があり、子育てがあり、金銭的な責任もあるため、なかなか思うように進めないのが現状です。
「なりたい私」があるのに。
「やりたいこと」もあるのに。
年齢や体力的なことを考えると気持ちは焦るけど、自由になる時間もお金も限られています。
活躍できている女性は環境に恵まれた人なのよ、私には所詮無理だわ…と、どうにもならない現状に未来を諦めかける女性も多いのではないでしょうか。
しかしながら今の自分の環境は、今までの自分の価値観と判断で選択してきた結果。
思い通りにならない環境も自分自身がつくり出しています。
なぜ「なりたい自分」に進めなくなっているのでしょうか。

 

 

 

 
それは、常に「小さな欲求を満たしている」から。

 

自分の日常を振り返ってみましょう。
世の中は物質が溢れています。あらゆる情報が飛び交っています。
ちょっと外に出かけたとき、
「あ~、お腹すいた」
「あ~、これ前から欲しかったんだ」
「ここに美味しいお店があるの」
「ちょっとお茶する?」
「ちょっと話聞いてくれる?」…
週末や連休が近づくと、
「私ここに行ってみたい」
「何か美味しいもの食べたい」
「温泉でゆっくりしたい」
「家でくつろぎたい」…
スーパーにお買い物に行ったとき、
「あ、これ食べたい」
「あ、これ便利」
「あ、これも買っておこう」…
さらに
「美容室に行っておこう」
「化粧品を買っておこう」
「たまには友達に会って喋りたい」
「寝る前にはお酒を飲みたい」
「夜更かしが好き」…

 

もちろん必要なこともあります。
思いっきり自分を満たすべきときもあるでしょう。
けれど「なりたい自分」があるにも関わらず、日常で生じる「小さな欲求」を満たしすぎていないでしょうか。

 

 

 

 
ダイエットとは「過剰になっているものを削ぎ落とす」という意味です。
一見、食べているものが過剰だと思いがちですが、ダイエットできない多くの原因は「欲求」が過剰になり食べてしまうからです。
「栄養」は命を継続するために必要な人間の基本的欲求であり、すべての人が食べることに興味を持っています。
美味しいものをよく知っている人は話の中心になり、美味しいものを食べた人はみんなから羨ましがられ、「他者から認められる」という欲求を頻繁に満たしています。
また自分自身も十分な栄養摂取で安心と満足感を、少しのお金で何の努力もなく満たすことができてしまいます。
痩せて綺麗になって、達成した自分を人に認めてもらいたい。
ダイエットに成功して健康を手に入れ、人の役にたちたい。
本当は素晴らしい「なりたい私」があるのに、食べることで簡単に欲求を満たしてしまう。
それがうまくいかない原因です。

 

私たちは物質と情報に恵まれた環境で、簡単に「小さな欲求」を満たすことができます。
けれど、その欲求に加えて、さらに大きな欲求を満たすのでしょうか。
何か事を始めるときは、必ず「決断」が必要。
決断とは「何かを決めて」「何かを断ち切る」プロセスです。
日常で生じる小さな欲求を満たしたままでは、変化が促進されなくても仕方がないかもしれません。

 

 

 

 
生物の進化の形跡を見てみます。
地球上に生命が誕生してから生物はあらゆる進化を遂げてきましたが、大きな進化は地球の全球凍結や巨大隕石の衝突などで、生態系が大きく崩れた後に起こっています。
地球全体が何億年も凍りついてしまうことや、隕石による地球の破壊は、生物としては起こってほしくないことです。
けれど、その困難を超えた生物だけが新しい環境に適応するために進化を遂げ、新しい時代に命を繋いできています。
今の私たちは、その命の末端です。同じ遺伝子情報を持っています。
私たちは、楽しい・嬉しい・幸せな出来事よりも、悲しい・悔しい・辛い出来事を鮮明に覚えていますが、
これは自分自身がうまくいく方向(進化の方向)を見つけるためのプロセスなんですね。

 

松下幸之助さんは、大阪府門真市に松下電器(後のNational、現在Panasonic)を創業されました。
彼の生き方は多くの人を魅了し、書店には今でも彼の明言を書いた本が数多く並び、彼の人生に共感する人は後を絶ちません。
しかし彼は、お金もなく学歴もなく健康でもない、何も持っていない人だったそうです。
父親が米相場で失敗して一文無しになり一家は離散し、両親や兄弟も早くに亡くしました。
小学3年ほどで丁稚奉公に出たため字が読めませんでした。
二十代の半ばで肺結核を患い、その時代は薬も十分でなかったため完治できず、酷いときは一年ほど臥床することもありました。
だからこそ、自宅の土間で目の前にあったものでソケットをつくるところから始めました。
学ぶことができないから自分の頭で考えました
体調不良で経営の前線に立てないため、人に任せることができました。
人は満たされない状態になって初めて、生み出す能力を発揮するのかもしれません。

 

 

 

 
先日、神社に行ったとき、こんな光景を見ました。
神社の境内にはいくつも神殿があり、いたるところに神様が祀られていて、その度にお賽銭箱があります。
その、すべての神殿を周り、すべての賽銭箱にお賽銭を入れ、すべての神様にお願いごとをして、四国八十八ヶ所のお砂踏みを5分ほどで済ませ、自分の運をおみくじで占い、お守りや御札を買い…
最後にお土産屋で自分の分と誰かの分、ご近所さんの分、職場の分…そして綺麗な景色を眺めながらレストランで食事…
「なりたい自分を何度も思い描くこと」「心の中で思い続けること」は夢を叶えるために大切なことです。
けれど、この光景に何か矛盾を感じないでしょうか。
私たちは、作られた「場」に気づいていく必要があるかもしれません。

 

「小さな欲求」を満たすことをやめた場合。
きっと過剰な欲求が削ぎ落とされ、いつのまにか「なりたい自分」に集中できています。
そこには必要な環境が整います。
忙しくて時間がない。
金銭的な余裕がない。
すぐに疲れてしまう。
これらの問題を解決し、未来に集中するために、
「今満たすべきこと」と「今満たすべきではないこと」をひとつひとつ決断できる自分になりましょう。

 

 

 
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