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Yamasaki Rinko

離婚したいのにできないときに読むやつ。その原因は自分。

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女性の離婚問題。
女性の社会進出が高まる時代の流れの中で、現状に不満を持ち始める女性が増えていることは不思議なことではありません。
結婚・出産は自分が選んだ道とは言え、メディアでクローズアップされている女性を見たり、周囲で自立した生活をしている女性に出会ったりすると、私の人生はこのままで良いのだろうか…と考えることは自然の流れだと思います。
人は毎日あらゆる情報を得て、あらゆる経験を重ねて、変化していくもの。
変わることは許されないと自分にブレーキをかけているのも、また自分です。

 

最近は離婚相談が絶えなくなってきています。
けれど、離婚したいと思いながら実際には出来ない女性もいます。
私はそれほど離婚したいわけじゃないんだわ…と気づく女性もいれば、途中であきらめてしまう女性もいます。
結婚するときは愛や夢が力になり、周囲の応援や祝福が支えになり、人は幸せに向かいたいものだから自然にエネルギーが湧いてきます。
けれども離婚は、離婚への夢を持ちながらも冷静に現実と向き合わなければならず、これからの不安が常につきまといます。
この状態を超えるために何が必要なのでしょうか。

 

 

 

 
結婚するときは、ファンタジーな未来だけを思い描いて進んでいくことができます。

 

離婚するときは、離婚後のファンタジーな人生を思い描きながら、現実に実行可能な行動を自分から起こしていく力が必要です。

 

7つの習慣の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は、本の中で「自分が影響させられる範囲のことに注力せよ」と言われています。
離婚は今の自分に最も関心があること。
けれどもいきなり夢のような生活をすることや奇跡を起こすことは不可能です。
例えば、明日は嵐になると予想されている天気を、自分の力で晴天にすることは不可能です。
これは“影響させられないこと”なので注力しても仕方のないことです。
自分が影響させられないことに注力していくと、自信喪失に繋がり影響させられることの範囲が狭まっていくかもしれません。
では離婚という関心事に向けて、今自分が影響させられることとは何でしょう。

 

 

 

 
自分が影響させられること=実現可能な行動です。
例えば、夫の理解が得られなくても子供の理解は得られるかもしれません。
子供はお母さんが我慢している姿をよく見ているし、イライラしていることも嬉しいことも感じ取り、よく知っています。
子供だから話してもわからない…ではなく、子供がわかるように工夫して話すことは自分が実行可能な行動レベルです。
子供は大人のようにたくさん言語を持っていませんが、大人よりずっと繊細にいろんなことを感じ取っています。
言葉は理解できなくてもお母さんが伝えたいことは感じ取る能力があります。
お母さんが子供に自分の気持ちを打ち明けることは、工夫しだいで自分が影響させられる範囲の行動ですね。

 

また比較的多いのが、自分の母親や姉弟からの反対。
反対されていなくても、恐らくいろいろうるさいことを言われるだろう、もめるのは嫌だな…と自分で先に制限をかけている場合も多々あります。
大人は、世間体や常識・非常識、社会の善悪にとらわれているため、子供に話すより難しいかもしれません。
その場合、今の窮屈な現状を話すことより、離婚後の夢を語ることが効果的です。
ただ現状から逃避するために離婚するのではなく、自分の人生において成し遂げたいこと、それが自分にとっての幸せであることを情熱的に語ります。
母親も姉妹も本当は、娘や姉妹が幸せになることを願ってくれているはず。
離婚後の夢を持つこと、それを語ることは、自分が実行可能な影響させられる行動ですね。

 

収入の不安も離婚に制限をかける大きな要因です。
今パートで10万円の収入しかないのに、いきなり3人の子供を養う余裕の収入を得ることは、自分が影響させられない奇跡の範囲。
けれど時間を工夫して数万円の収入を増やすことは実行可能な行動レベルです。
また先を見越して、今から何か学び始め手に職をつけることも実行可能な行動レベル。
その小さな変化を起こさない限り、大きな変化は起こせないんですね。
今できること、自分が影響させられる範囲のこと、きっとたくさんあります。
周りにいる友人や職場の同僚に話してみることで新たな情報が得られることもよくあります。

 

いきなり新しい場所で静かな生活は無理かもしれませんが、今の生活空間の中で一人で過ごせる空間をつくることは実行可能な行動レベルです。
断捨離・模様替えなどで一人静かに過ごせる空間をつくりましょう。
上手く行動できた嬉しさも、ままならない自分への悔しさも、ちゃんと一人で受け止めることは強い心を育みます。
離婚後の人生において最も重要なことかもしれません。
いきなり一人暮らしの家を望むのではなく、自分が影響させられる実行可能な行動を起こしましょう。

 

もし綺麗になって女性らしさを取り戻して社会で活躍したい、新しい恋もしたいと望むなら、今の自分にできることは何でしょうか?

 

夫がいると感情が乱れてしまう、言いたいことが言えなくなる、言うつもりじゃなかったことを言ってしまう…
その夫が奇跡的に変容し、自分に気遣ってくれるようになるのを待ちますか?
それは自分が影響させられる範囲でしょうか。
自分自身の感情をコントロールした方が早そうですね。
離婚後自立した生活をするために、出来事や人に左右されない自分になることも必要な成長です。

 
もしこれらの行動力が弱い場合、また子供や母親や姉弟を説得できない場合。
思い描いている離婚後のファンタジーな世界が、ぼんやりしているのかもしれません。
今の自分の収入・時間・能力・環境をすっ飛ばした「夢」であるべきですが、そこに繋がるための目に見える「橋」がなければ本当にファンタジーだけになってしまいます。
離婚を望みながら行動できない人の多くは、「夢」も「橋」ない方が多いのではないかと思います。

 

 

 

 
今の自分にはあり得ないけどワクワクして仕方のない夢を思い描くことと、そこに繋がる具体的な手順を考えるために、情報収集が必要です。
そして今、自分が影響させられる実行可能な行動を起こしていくこと。
これを面倒くさいと思ってやめてしまう人は、それほど離婚したいと思っていないのかもしれません。
しかしながら面倒くさがりな人は何も実行できず、何も達成できず、人生を動かすことはできないでしょう。

 

離婚したことを後悔する女性がほとんどいないのは、離婚という課題にチャレンジし自立するために必要なステップを踏んで成長するからかもしれません。
周囲の協力を得たり必要な情報収集をして、今は不可能なことでもひとつひとつ現実にしていく力をいつの間にか得ています。
離婚を推奨しているのではありません。
自分自身に気づかないために自分らしい人生を選択できず、後で後悔する女性を増やしたくないと思っています。

 

 

 

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