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対人コミュニケーションを身につけたいと思ったときに読むやつ。第2章。

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コミュニケーション能力は多段階で、ありとあらゆる情報処理を瞬時に行なっています。
基本的なプロセスは
①止まる
自分の感情を止めるー時間が止まったかのように
②観る
自分あるいはその場を客観するー第3者であるかのように
③選ぶ
先の効果性を見通した選択をする
この精度を上げるのは螺旋階段状。
あらゆる情報処理の能力を上げていく必要があります。

第1章の「止まる」はこちら

 

第1章でお伝えした通り、前提として知っておくことは「人間はネガティブな生き物である」ということ。
私たちは生まれた瞬間から「生きる」ことを使命としています。
大人になると「命を継続すること」を使命として感じ、食欲・排泄欲・性欲などの欲求を持っています。
またその上位に、安心・安定・所属・承認・愛などがあり、人として生きていくために欲求を満たすことを本能的に求めています。

 

満たされているとき、私たちはとくに気がつきません。
満たされていないときに気がつき、生命継続の危険を察知します。
そして満たすための方法を探し動き始めます。
つまり常に「負のフィードバック」をキャッチするシステムを持っているんですね。
よって嬉しい・楽しい・満たされていた記憶より、忘れてしまいたい過去や思い出したくない体験・不安・悲しみ・苦しみ・憤り・恐怖などの感情の方がより鮮明に思い出されます。
対人コミュニケーションにおいて、このことが大きく関わっています。

 

 

 

 
アインシュタインは「問題を抱えたままのマインドでは、問題は解決できない」と言いました。
自分自身が感情的になっているとき、感情的になっている自分が見つけ出した問題は、そもそも本質から外れてしまっています。
よって自分のマインドから離れ第3者の視点で自分、相手、二人の関係性、多人数のときは多人数の関係性を観る必要があります。
そのポジションを「客観のポジション」または「メタポジション」と言います。
メタとは“卓越した~”という意味で、新たな発想を生み出す視点を持ったポジションとも言えます。

 

このポジションを獲得するためにコミュニケーションスクールでは早いうちにマニュアルをお伝えし、トレーニングを始めていただきます。
けれど私たちは、無意識的にこのポジションを使っていることもあります。
例えば友達とお喋りしているとき、なんとなく瞬間的に自分と友達が喋ってる光景が観える感覚があります。
カフェで一人で座って勉強や仕事をしているとき、他人の目から見た自分の姿を想像することができます。
それに似た感覚で、精度を上げた状態が客観です。

 

客観の精度が上がりクリアなポジションになってくると、その瞬間には感情や良い悪いなどの判断がなく“空”や“見性”の感覚を感じます。
仏教でも客観は提唱されており“観照者”と言われています。
この精度を上げたクリアな視点に立ったとき、初めて自分のマインドを切り離すことができ、忘れてしまいたい過去や消してしまいたい記憶からも離れ、問題を抱えたままの自分が関与しない状態になることができます。
そして相手と自分あるいは多人数の関係性において、先の効果性を見通した判断ができるようになります。

 

 

 

 
例えば二人が徐々に感情的になり収集がつかなくなっている“状態”に気がついたとき、①「止まる」をします。
そして客観のポジションから②「観る」を行ない、現状がどんな状態かを第3者の視点で観ます。
第3者の視点なので過去で得た知識や経験則に左右されることがなく、個人の解釈や意味付けも感情もないポジションです。
言葉は状態によって自分を誤魔化したり取り繕ったり嘘をつくことができます。
よって言葉で相手の状態を知ることはできません。
「観る」のは相手と自分の体の動き(声の出し方や呼吸、手足や顔のなど筋肉の動き)が合っているか、それにより波長が合っているか、という関係性を観ます。

 

人には自分の意見を認めてもらいたいという欲求があるため負けたくないと思ったり自分を強く見せようとしますが、この場は自分が引いて相手を立てておいた方が後で効果的な関係性を構築できるという場面が多々あります。
けれど言葉に囚われていたり、感情的になっている自分のマインドで見ていては、その視点を持つことができないんですね。
よって客観のポジションは人生がうまくいくかどうかの重要なポジションになります。

 

 

 

 
ただ、この客観のポジションも第1章でお伝えしたのと同じように、自分のマインドから離れ難いことがあります。
それはやはり、各個人が持っている知識や経験則による情報の違いで差があります。
人は悲しみ・苦しみ・憤り・怒り・恐怖など上手くいっていない状態をキャッチする性質を持っているため、過去の解決していない体験が強く作用し、自分のマインドを引きずったままの客観になってしまいます。
解決していない過去体験を持つ自分は、第1章でお伝えした通り自己編集作業を行なうか、自分の経験を同じように苦しむ人に役立てて他者貢献していくことで編集されていきます。

 

客観のポジションはずっと居続けられる感覚ではなく、自分のマインドと客観のポジションを行ったり来たりします。
けれど慣れてくると部屋の外から自分を含めた全体の場を観ることができたり、ビルの天井や遠い空から観ることが可能になってきます。
そして自分の感情や経験則から離れ、場全体の波長が合っているか、瞬時に感覚的に客観できるようになります。
卓越した能力が発揮されるんですね。

 

世の中の成功者と言われる方々は、精度の違いがあるかもしれませんが、たいてい客観の感覚を得ていると言われています。
客観ができなければ問題を解決することができず、上手くいく可能性は低いと考えられます。
ただ苦労に苦労を重ねて苦しい自分をどうすることもできなくなって、客観を手に入れられたのだと思いますが、コミュニケーションスクールではわずか30分でトレーニング方法を習得して頂いています。

 

 

 

 
コミュニケーションといえば「言葉」と捉えている方が多くいらっしゃいます。
その場合、個人が得た知識や経験則に左右され言葉の解釈に違いがあるため、ミスコミュニケーションが起こります。
また言葉は自分を覆い隠したり誤魔化したりします。
状態が最も表れているのは「体の使い方」=筋肉の使い方であり、声の出し方や口調の速さ、手足や顔など筋肉の動きです。
相手と上手くコミュニケートしたければ、相手の体の使い方を観て合わせること。
そうすることで波長が合い、相手の感情や思考を感覚的に感じ取ることが可能になります。
コミュニケーションは言葉よりも波長が重要です。

 

 

 
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