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Yamasaki Rinko

女の幸せって何だろう??

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女性の幸せって何でしょうか。
なんだか漠然としていて掴みどころがありません。
「幸せ」という言葉の定義は人それぞれで、「何を幸せと感じるか」も人それぞれの価値観。
つまり経験則や情報によって違いがあって当然なのが「幸せ」です。
ネット検索によると、
「自己実現のために働くのではなく、他人のために働くこと」とか、
「勝ち組」とか、
「旦那に愛されていると感じる瞬間とか」
「子供を出産した瞬間」とか…
なんだか自分の言葉ではないような、人に与えられた価値観のような文章が並んでいて、こそばゆく感じます。

 

 

 

 
そもそも私たちは自分が生まれた意味を知りません。考えたこと、ありますか?
ある日突然、親も場所も時間も選べないままこの世に誕生させられています。
そしていつか必ず訪れる「死」が怖くてたまらなく、病気と戦い、このままの私でいいのか常に不安定な状態です。
つまり「生まれた意味」を探すのが人生そのものであるとも言われています。
「私は生まれて良かったんだ」という確証(実存的価値と表現することも)がほしくて右往左往していますが、その答えは2500年前のブッダの時代から探し求めていて、未だ見つかっていません。

 

生まれた意味が見つかれば、人は安心して死を迎えることができ、病気になることも怖くなくなるでしょう。
私の人生はこれで良かったんだ、と思えるから。
ただ、その答えが見つからないから、人は幸せが何かわからないまま生きています。
ゆえに「女性の幸せ」は、この実存的価値に加えて「女に生まれて良かった」と思える状態を手に入れること。これが女の幸せではないでしょうか。
と言っても、この表現のままでは具体的にどうすればいいのか全くわかりませんね。
「幸せ」が何か定義できないのであれば、対極にある「不幸」「悩み」から考えていくといいかもしれません。

 

 

 

 
私にとっての「不幸」「問題」「悩み」はいったい何だろう?
何に憤りを感じ、何を許すことができなくて、何に対して怒り、何が悲しいのだろうか。
悩みのすべては「人間関係」ではありませんか?
「恋愛や」「家族」「職場の問題」は人間関係。
たとえ仕事の悩みであったとしても、自分を取り巻く人たちに自分の意見をすべて認めてもらえたら、悩みは解決するでしょう。
たとえお金の悩みであったとしても、得意先やお客さんに自分の注文をすべて受け入れてもらえたら、悩みは解決するでしょう。
たとえ病気が悩みであったとしても、病気の始まりはわずかなストレスによる細胞の歪みから始まります。
ならば、やはり人間関係が原因でしょう。

 

 

 

 
仏教における「縁起説」。
人は、他者との関係性においてのみ、存在が確立するという話です。
もし世の中に自分一人しか存在しなかったら。
悩みも問題も不幸もない代わりに、幸せも喜びも嬉しさもないでしょう。
名前を使わずに「私」を語るとき、他者との違いをどんなふうに話しますか?
出生を話すなら、必ず両親や姉弟のことを話さねばなりません。
職業について話すなら、誰がどんな思いで創った会社なのか、どんな人によってその職業が確立されたのかについて話さねばなりません。
性格について「心配性」「怖がり」「負けず嫌い」であることを話すなら、誰と比べてそうなのか、ということについて話さなければなりません。
自分の話をするために、必ず他者の話をしなければ説明できないんですね。

 

もし「私は一人で生きていく」と言ったところで、今日食べたものは誰かが食べる人へ思いを込めて作ったものだし、今着ている洋服も誰かが一度は頭の中で思い描いたから現実になったもの。
外へ出てアスファルトの上を歩けるのは、誰かが道路工事をしてくれたから。
やはり、自分一人では存在できない。必ず誰かとの関係性があります。
「私はブスです」「私は太っています」「私は自信のない人間です」と何度言ったところで、周りにいる人が「可愛いよ」「太ってないよ」「自信ありそうに見える」と言えば、その自分しかいないんです。
世の中に存在しているのは「自分が思っている自分」ではなく、Aさんが見ている自分、Bさんが見ている自分、Cさんが見ている自分です。
じゃあ「自分」っていないの?と思うかもしれません。
「実態はない」でも「実在する」というのが真意かもしれません。

 

 

 

 
では、実際に私たちはどう行動すればいいのでしょうか。
1.必ず誰かとの関係性がある
2.他者が見ている自分しかいない
もしこれが真意なら、答えは明確です。

 

「他者に見せたい自分になって、自分から他者に関わっていく」
「見せたい自分」は自分が思い描く自分像です。
ただ「他者と関係性をつくっていくための要素」が必要。
職業・趣味・主婦であることなど、どんな要素でも自由です。
どんな自分が、どういう人に、どう関わるか、を決めてしまうこと。
まずこれを実現し、そこから生まれた意味を探し続けるしかないようです。

 

 

 

 
そして「女性に生まれて良かった」と思える状態になるために何をすればいいのでしょう。
まず女性の特性を知ること。
女性の特性を知るには、女性の歴史を知ること。
そのために人類の進化の歴史を知り、対極にある男性を知る必要があります。

 

しかしながら時代は変化しています。
これからどんな時代になっていくのか、女性の立場と男性の立場はどう変わるのか、を知る必要もあります。
それは過去の先人たちの経験を知ることで、対極にある未来が見えてくるかもしれません。
思い出したくない過去、大嫌いな自分、忘れてしまいたい体験。自分にとっての「不幸」「問題」「悩み」。
これらを明確にして自分の要素に変換できたとき、対極にある「幸せ」が見えてくるのかもしれません。

 

人は誰も一人で生きていくことはできない。
すべての人に必ず死は訪れる。
ならば、あなたは「どんな自分で、誰と関係性を築きますか?」
自分から動き始めない限り「幸せ」は見えて来ないかも。

 

 

 

 

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