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Yamasaki Rinko

女性管理職・指導者が職場や家庭を変えたいと思ったときに読むやつ。1日に3つやるだけ。

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職場や家庭が、なんとなく良くない流れになってしまっていることがあります。
全体的にコミュニケーションがとれていなかったり、ギスギスした雰囲気になっていたり、いい結果が出せていなかったり、笑顔がなかったり…
いつのまにかお互いが牽制し合って、自分の意見を言わない状態になってしまっているときなど、とても苦しい状況です。
そういう時はたいてい、その場にいる自分自身も上手くいっていないと思います。
もしあなたが全体の流れを変えていける人なら、何をどう変えるでしょうか。

 

日本人は成人するまでに、およそ14万回ものマイナスの影響を受ける言葉を聞かされているそうです。
それに対してプラスになるような言葉は1/4であると言われています。
このことから考えられるのは、日本人は結果を悪い方向に考えがちで、自分に自信が持てない人が多いということ。

 

よって「褒める」という行動が、全体の方向性を変えていくきっかけになります。

 

 

 
日本人には特徴があります。
西洋に比べると自己主張が少なく、奥ゆかしさや侘び寂びなどが日本の文化としてあります。
全部を語らなくても察する力や、言葉がなくても感じ取る能力を持っています。
このことから日本人は、あまり口に出して人を褒めない性質だと言えるかもしれません。
言わなくても心の中で思ってる、きっとわかってるだろう、という感覚があるのかもしれません。
けれど態度や行動で示したり行間を読む力がなければ、非言語コミュニケーションはできず、今の日本人にその能力があるかどうかは不確かです。
心の中で相手を認めていても、それが相手に伝わっているかどうかわからないのであれば、言葉で伝える必要があります。

 

「褒める」ことは、相手のある部分を認めるということ。
人間の基本的欲求に「承認の欲求」がありますが、褒められることによってこの欲求が満たされます。
欲求が満たされると機嫌が良くなり、張り切り、頑張り、さらに結果を出そうとします。
ちょっと無理かなと思うことにもチャレンジし始め、承認の欲求が高まります。
こうして褒められた方は、いつの間にか楽しい状態に変化し、パフォーマンスが上がっていきます。

 

そして人間の脳は「主語を理解しない」性質を持っています。
また「他人は鏡」であり、相手の長所として気づいたことは、自分の中にも同じ要素があることを示しています。
つまり相手のことを褒めながら、脳は自分のことであると思い込み、自分の中にも素晴らしい要素があることに、無意識的に感じ始めます。
よって褒めた方も自分自身を認めたことになり、変化が起こり始めます。

 

 

 
提案する方法は、
《1日に3つ、誰かを褒めること》
これを自分の課題にします。

 

前回、男性と女性では会話で重要視しているポイントが違う、という内容をお伝えしました。
《夫婦の会話が噛み合わずイライラしたときに読むやつ》
褒めるときも、会話と同じ。
男性は結果重視、女性は経過重視です。

 

男性を褒めるときは「優勝できたね」「上手くなったね」「良かったね」など、結果を褒めることが効果的。
セールスの結果が上がったとき、試合に勝ったとき、昇進したときなど、タイミングを逃さず褒めましょう。
女性を褒めるときは「頑張ったね」「大変だったね」「努力したんだね」など、経過を褒めることが効果的。
例えば、妻が作った料理を褒めるときは美味しい・美味しくないではなく、手間と時間をかけて作ったことや、工夫した部分を褒めましょう。

 

子供の場合。
子供はまだ自信を失くしたり不安になる要素としての記憶が少ないため、ちょっと褒めるだけで素晴らしい能力を発揮し始めます。
このとき「結果」を褒めてしまうと、試験に合格しなければ褒めてもらえない、期待されている結果を出さなければ幸せになれない、など結果で自分の価値を決めるようになる危険性があります。
よって、子供は女性と同じ「経過重視」で褒めましょう。

 

 

誰かが変わるのを待つのではなく、まず自分が変わる。
本来「場」を扱う能力は女性性です。
男性は戦いの自我が強いため、人を認めることに抵抗を感じる人が多いかもしれません。
女性からの働きかけで全体の流れを変えていきましょう。

 

 

 

 

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