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夫婦の会話が噛み合わずイライラしたときに読むやつ。

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最近は共働きの家庭が増え、夜帰宅してから子供の世話や家事をバタバタとこなし、夫婦の時間は束の間になっていることが多いのではないでしょうか。
その短い時間に、今日職場であったことや、子供の話、ご近所さんの話、週末の予定など一気に話そうとします。
けれど、なぜか夫婦は長年一緒に暮らしていても、話がうまく噛み合わないことが多いようです。
妻は「夫は全然私の話を聞いてくれない」と言い、夫は「妻の話は何が言いたいのかわからない」と言い、会話をしているにも関わらずお互い不満が生まれてしまうようです。
一日のうちのわずかな時間。どうすれば心地よい会話ができるのでしょうか。

 

そもそも、男性と女性は違います。どっちが良い悪いではなく「ただ違う」だけです。
男性は「結果」重視、女性は「経過」重視。
多くの男性は(一概には言えませんが)話の重要性を結果に置いているため、自分が話すときは早いうちに「○○だった」という結果を伝えようとし、その後そうなった理由を話し始めます。
話を聞いているときも、経過より結果に興味が向いています。
そして「じゃあ○○すればいいんじゃないの?」「それはつまり○○ということだろ」と、何か解決策を出そうとします。

 

それに対し多くの女性は(一概には言えませんが)話の重要性を経過に置いているため、「○○だから」「それでね」「○○になって、それで…」と結果にたどりつくまでの話が長くなります。
話を聞くときも、結果より何でそうなったか、ということに興味が向いています。
そして「それでどう思ったの?」「相手はなんて言ったの?」「それで?」「なんで?」と、解決策を出そうとしていません。
なぜ男性と女性は、これほど違うのでしょうか。

 

 

 

人間にまだ男尊女卑や家族形態がなく自然の中で暮らしていた頃、男女と親子は群れで生活をしていました。
体が大きく力のある男性たちが群れを離れ、狩りをして獲物を捕らえてくるという役割りでした。
体が小さく力の弱い女性は、男性が留守の間群れを守る必要があり、女性同士で協力して守っていました。
それぞれの役割りに応じた能力があり、男性は群れのために獲物を持って帰らなければならず、どれだけ多くの獲物を持って帰るかで、能力が評価される生活でした。
よって男性は空間や距離や方向を把握する能力に長けており、計算したり予測する能力が高く、獲物を捕らえるための集中力が鍛えられていました。

 

そして女性はみんなで力を合わせて群れを守る必要があるため、周囲との会話や協調性を大切にし、危険を早く察知するために小さな変化に気づく性質を持っていて、群れ全体の機能を守る調和力を持っていました。
よって女性は相手に合わせる柔軟性や、相手を気遣う優しさ、人の小さな変化に気づく観察力に長けています。また家庭や職場やコミュニティーなどの場を扱う能力にも長けています。
そのDNAは今の私たちにも受け継がれていて、「男性性」「女性性」としてそれぞれの性質になっています。
だから話をするときも、話を聞くときも、お互いに重要視する部分が違うんですね。
男性は「結果」であり、女性は「経過」です。

 

また脳の構造も男女で違いがあります。
脳内で言語を創造・処理しているとき右脳も左脳も使っていますが、その両方をつなぐ「橋」という部分がとても重要な役割りを果たしています。
女性は男性よりも「橋」が太く発達していると言われています。
よって幼い子供の言葉の習得は、一般的に男の子より女の子の方が早く、言葉によって早く成長していきます。
大人になってからも女性が一日に扱う言葉は、男性の約7倍なのだそうです。
そして男性は主に、話し始めの30~50文字に集中して聞いているそうです。
だから話をするときは一般的に女性の方が長く、男性は少ない言葉で簡潔に伝えようとします。

 

こういった理由により、男性の方が論理的です。
まず結論を言って、そのあと根拠を述べてます。プレゼンや会議や講義ではこの論理力が重要です。
そして抽象的な表現を具体化するため、簡潔明瞭で話に鋭さがあります。
しかしながら、女性の話は緩やかで抽象的で曖昧なため、相手にとっては優しく癒やされる効果もあります。
また女性は言語を扱う能力に長けているため、少ない言葉でも想像力が働き多くを理解する性質を持ちあわせています。
どちらが良い悪いではなく「ただ違う」ということを理解しましょう。

 

 

 

一緒に過ごすわずかな時間にどう話すか。相手の話をどう聞くか。
コミュニケーションの主体は相手にあります。
男性は、せっかく長々と妻の話を聞いたのに「全然話を聞いてもらえない」と思われないように。
解決策を提案することよりも経過に注目し、妻を見ながらあいづちを打ってあげること。女性はそれだけで満たされます。
そして女性は、自分が伝えたいことがあるならできるだけ話を簡潔にして、重要なことは話の初めに持ってくるようにしましょう。
相手を正すのではなく、まず相手を理解すること。つまり相手に合わせるところからコミュニケーションは始まります。

 

 

 

 

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