ナースのための心理学スクール <menu>をご覧ください ↓

menu

Yamasaki Rinko

断食は修行。できる人とできない人の違い。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 
最近、断食をする方が多くなってきました。
自分の体を見直す人が増えているということだと思います。
けれど「できる人」と「できない人」に大きな違いがあります。
できない人は「痩せる」という目的で断食を考えている人。
実は断食はダイエットメニューの1つとして行いますが、減量目的で行うのではありません。。。

 
そもそも「ダイエット」とは「過剰になっているものを削ぎ落とすこと」です。
ただ食べるものに関してだけでなく、雑然とした日常生活をシンプルにしたり、多くの物に囲まれた生活を質素にしていくのも、ダイエット。
生活ダイエットという言葉もあります。
そして体重を減らすためには、「食べる」という行為に結びついているそもそもの「欲求」を知って断ち切っていく必要があります。

 
残念ながら、断食では体重はほとんど変化しません。
たとえ減ったとしても一時的な現象で、すぐに元の体重に戻る人が大半です。
では何を目的に、ダイエットメニューの1つとして断食を行うのでしょうか。

 

 

 

体が飢餓状態になり、その時間がある程度続くと、サーチュイン遺伝子という遺伝子が活動し始めます。
人ひとりひとりを構成しているのは23対の染色体。その中に30億対のDNA配列があり、遺伝子情報が組み込まれています。
機能している約3万個の遺伝子たちは、化学物質を摂取したり、汚れた空気を吸い込んだり、日常のストレスで少しずつ傷ついていきます。
サーチュイン遺伝子は、その傷ついた遺伝子をスキャンし修復する遺伝子。
ただ、体が飢餓状態(あ、ヤバいという状態)になって、初めて働く遺伝子です。

 
私自身の体験では、体が飢餓状態になるとエネルギーの消耗を最小限に抑えようとするのか、とても眠くなります。
まるでクマが冬眠するかのように眠ったあと目が覚めると、空腹感が減少し身体が軽くなり、頭痛やだるさが消えて意識がクリアになります。頭の回転が良くなります。
体の知覚が敏感になり、アトピー性皮膚炎の炎症が治まり、何かをしたくてたまらない感覚でした。
つまり断食は、本来の体の機能を取り戻すためのもの。
最近は断食会などがよく行われていますが、年に数回定期的に開催されています。3ヶ月に一度くらいのペースで行うと、整った状態が維持されると言われています。

 

 

 

ダイエットメニューのひとつとして断食を行うのは、「小さな成功体験」をつくるため。
ダイエットにトライする人は、大抵過去に何度も失敗を繰り返しています。
まだダイエットが成功していないのであれば、それはおそらく「失敗」という意味付けの体験でしかないと思います。
新たな気持ちでダイエットにトライするつもりでいても、どうしても、過去の「失敗した自分」が自信を失わせてしまうんですね。

 
よって早いうちに48時間程度の断食を成功させて「自信」を育てます。
また断食を成功させるプロセスの中で、成功するために必要な「段取り力」「柔軟性」「他者の協力」に気づいていきます。
それがダイエットを超えて、日常のあらゆることに活きてくるんですね。

 

 

 

そして体が整い成功体験をして、自信と柔軟性と他者の協力を得た人は、本来の自分がやりたいことに気がついていきます。
「私は○○がやりたかったんだ」。
自分の身体と心が整えば、自然に本来の自分を取り戻すんですね。
断食をすることで自分の体と対話するのでしょうか、体が本当に欲しているものに気がつき、自分が今まで必要でなかったものを摂取していたことにも気がついていきます。
断食終了後、こってりしたご馳走を食べたという話はほとんど聞きません。体に良さそうなものを選択できる自分になっているようです。

 
痩せられない多くの人は、美味しい食べ物の情報を得たとき、
行きたい。
早く食べたい。
誰かと行きたい。
どうしても食べたい。
そして誰かに言いたい。。
~したい、という欲求にとらわれています。

 
人の基本的欲求として、誰かに認めてもらいたいという「承認の欲求」があります。
本当の“なりたい自分”や“やりたいこと”を達成して、誰かに認めてもらうには時間や努力が必要です。
けれど自信がないためそこに目を向けられず、より美味しいものを食べることで、簡単に自分を満たそうとしているのかもしれません。
食べることも人間の基本的欲求であり、誰でも美味しそうなものに反応し、それを食べた人をいいなぁ~と羨みます。
食べることから離れられない人は、そうして人の承認を得ているのかもしれませんね。

 

 

 
「できる人」と「できない人」の決定的な違いは、断食に対する心構え。
「痩せる」という目的で断食を考えた場合、想像しただけで苦痛が大きいためチャレンジすらできないようです。
けれど「今の自分を変えたい」という思いで断食を考える人は、想像する苦痛より目的が大きいのでチャレンジします。
そして途中で挫折しても構わないと思いますが、チャレンジした人は成功します。

 
断食は、痩せているからといって不要ではなく、痩せるために行うものでもない。

断食は、自分を整え、欲求を手放し、本来の自分を取り戻していく《修行》です。

 

 
*尚、断食をされる場合、疾患をお持ちの方は医師にご相談ください。

 

 
女性管理職・後輩指導・新人教育など現場レベルの悩みはここで相談。
《Woman’s CHANCE》に持ってきてください。
次回は2月7日(金)です。
http://pla.vc/ws/womans-chance

CHANCE画像1

 

 

 

 

 
ストレスフリーな女性の生き方を提供。
メルマガ~ひとひらの凛~
ご登録ください。
http://rinko.in/?page_id=14

ひとひらの凛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2017年6月
« 5月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930