ナースの心理学スクール NCS <menu>をご覧ください ↓

menu

Neoナースコミュニケーションスクール

休日も仕事から離れられない女性管理職・指導者が読むやつ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 
看護師として20年間務めた中で感じたことがあります。
内科へ入院されて来られる方、血液透析治療を始められる方、さまざまな症状で検査入院される方。
看護師は患者さんの社会復帰を支援するため、その方の病気だけでなく生活環境や生活習慣も会話の中でお伺いします。
そして、その方にどんな関わりをすれば効果的なのか、どんな指導方法が効果的なのかを把握し個別の計画を立案するため、出生から今の年齢に至るまでの人生の経過をお伺いします。
その会話の中で、よく聞いたなぁと思う言葉があります。
それは
「ようやく定年で、これから先は趣味でも持ってゆっくりしようと思っていたのに…」です。
私自身の経験則でしかありませんが、60歳という定年前後の年齢で疾患を発病される方がとても多いことを感じていました。

 

今の団塊の世代と言われる方々は、もっとも働いてきた時代だと思います。
戦後の高度成長期。多くの人が会社を設立する商人の時代でした。
家庭や自分のことよりも仕事を中心に生活することが当然で、働けば働いたぶん収入になって明確な物質が手に入る労働者の時代でもあったと思います。
もちろん今の便利で恵まれた生活は、その方々の頑張りがあったおかげだと思っています。

 

 

 
人の体は約60兆個の細胞でできています。
もっとも小さい細胞の単位で見れば、どの細胞も同じ形で同じ構造をしています。
けれどそれらの小さな細胞が何千個も、何万個も、何十万個も集まり、ひとつの塊になったとき1つの機能を発揮します。
そして互いにバランスを保ちながら機能を24時間維持し続け、それがまたさらに集まってひとつの人体を形成し何十年も全体の恒常性を維持し続けます。
肝臓などは一生稼働し続ける精密工場であると言われ、何かの理由で一部を切除した場合でも自らの力で再生し、元の大きさに戻る機能を持っています。
人間の体って、奇跡ですね。
体のことを知れば知るほど健康で生まれてくることの不思議さを感じます。

 

そして地球における海の割合はおよそ60~70%ですが、人の体における水分の割合も60~70%です。
今は環境問題で海の塩分濃度は変わっているそうですが、昔は人と同じ0.09%だったそうです。
いったい誰がどうやって人体をつくったのか、不思議な感覚になります。

 

これほど様々な研究が開発されても、まだまだ解明できていない人の体ですが、私は病気をこんなふうに捉えています。
生活している中で自分でも気づかないような、自分自身に対する小さな違和感。
それはもしかするとストレスと言えるかもしれません。
その、自分でも気づかないような小さなストレスによって、何ミクロンという小さな細胞に歪みが生じ、ひとつの細胞が十分な機能を果たせなくなる。
すべての細胞はお互いに影響しあい恒常性を保ち続けているので、ひとつの細胞に起こった歪みが周りの細胞にも影響し、それがまた周囲の細胞に波及します。
そして大きなひとつの塊の機能が果たせなくなったとき。
これが病気の発生なのではないかと考えます。
つまり、東洋思想にあるように「心と体はひとつ」。
小さな小さな心の歪みに気づかず重ね続けた結果、さぁこれからゆっくり…と思ったときに体が恒常性を崩してしまうのかもしれません。

 

 

 
日本は長く続く不況のため雇用情勢が厳しく、一人当たりの仕事量が増えています。
管理職や指導者である方は残業だけでなく、自宅に仕事を持ち帰って食事をしながら仕事をしたり、休日も「~しなければならない」に追われているのではないでしょうか。
女性で家庭がある場合はさらに、自分のことが後回しになっているのではないでしょうか。
とはいえ、仕事で責任も果たさなければならない。
目に見えないストレスや、感じ取れない細胞の違和感よりも、目の前のことを処理することを優先してしまう。
当然かもしれません。
そこで、仕事を効率よく行うための効果的な行動を提案します。

 

①朝起きてからの3時間を効果的に使う。
眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠があります。
ノンレム睡眠は深い眠りで脳は活動を休止しています。
レム睡眠は眠りが浅い時でよく夢を見ています。瞼の裏で眼球が動き、消化活動も行われ血圧が変動します。
このとき脳は活動状態で、情報整理つまり記憶の整理をしています。
よって朝起きたときが最も脳内が整理されているとき。
机の上が片付いていて広いスペースが確保されている状態です。
起きた瞬間はボーっとしていますが、顔を洗ったり朝食を食べて目が覚めてくると、ここから3時間ぐらいがインプットにもアウトプットにも効果的であると言われています。
さて、あなたはこの時間をどう活用しますか?

 

②昼寝をする。
昼食後は眠くなります。
これは食べたものを消化するため血液が腹腔内に集まり、脳の血流量が下がるために起こります。
つまり怠けているのではなく、体の正常な反応です。
よってこの時間帯は午睡をおすすめします。
20分の昼寝は夜の睡眠3時間に値すると言われていて、寝不足の方は昼寝の後の効果が明確にわかります。
無理に頭を使うより昼寝で消化活動を十分に行った方が、その後の脳の血流が回復しやすく仕事に集中できる状態をつくり出すことができます。

 

③1時間半ごとに区切りをつける。
人がひとつのことに集中できる時間は1時間半ぐらいであると言われています。
子供は集中できる時間が短く小学校や中学校では1つの授業時間は50分前後、そして大学生になると90分前後になっており、休憩時間を挟んでいます。
「休憩」というとなんだか時間がもったいないような気がする人は、「脳波レベルを変える」あるいは「意識状態を変える」タイミングと思ってください。
世の中はすべて双極性で成り立っており、反対側があるから主体が成り立ちます。
また脳は多くのことを並列的に処理することが本来の機能であるため、ひとつのことに集中することの方が無理があります。
つい欲張って何時間もパソコンの前に座り続けてしまいがちですが、後の効果を上げるために自分で断ち切る力も必要です。

 

では1時間半で区切ったときに何をすれば効果的なのか、です。

④美味しいものを味わいながら食べる
⑤お風呂に入ってリラックスする
⑥体操で体を動かす
⑦散歩に出て風の音や鳥の声や木の葉の揺れる音を聞く、気温や湿度を感じる

このような動作をすることによって、私たちは意識状態が変わります。
どの瞬間も「今」の情報を五感を使って感じ取っています。
五感というのは視覚・聴覚・体感覚・嗅覚・味覚のこと。
この感覚を使っている瞬間、意識は同時に記憶をたどることができません。
意識が、自分の内側ではなく外側を向いています。
この意識状態は、過去で得た知識が何かの情報と結びついて腑に落ちたり、何かをひらめいたりする意識状態です。
この変化を1時間半ごとに取り入れていくと、仕事の効率にとても効果的です。

 

 

 
先日、税理士試験の勉強をされている方がいらっしゃいました。
合格率が1割という厳しい試験で、もう何年もトライされているようでした。
そして「今こうしている間にも他の人は勉強してる、と思うと焦ってしまう」と表情を歪めて言っていました。
その「歪み」が細胞の歪みになるんですね。
その「焦り」が能力の発揮を妨げてしまうんですね。
今までの方法で上手くいっていないなら、方法を変えるしかありませんね。

 

頭でわかっていてもできないという人は、
「深呼吸をする」「えいっとかけ声をかける」などスイッチを使うと切り替えできます。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2017年11月
« 10月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930