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Yamasaki Rinko

上司と部下の狭間で悩む女性管理職・指導者が読むやつ。

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女性管理職・指導者はとても難しい立場にあると思います。
なぜなら、上司と部下の間に立っているから。
部下は部下で認めてあげる必要があるし、上司の意見も受け入れる必要があります。
そして上司から受ける自分の評価も気になります。
1対1を超えた人間関係。
ここに管理職・指導者の苦悩があります。

 

 
この場合、中間管理職にある人は「場」を扱う人になる必要があります。
目の前にある「システム」を扱う人。
新たな「流れをつくっていく人」になる必要があります。
つまり、管理職・指導者が成長する機会です。

 

 
上司と部下に挟まれているとき、それぞれにいろんな人間模様がありいろんなことが気になります。
けれどブログやメルマガで何度もお伝えしているように、人は誰かと話しているときでも必ず自分自身の心の中で対話しながら話しています。
つまり対人コミュニケーションを変えたければ、自分とのコミュニケーションの質を変えるしかないということ。
これはコミュニケーションの基本です。

 

 

 

 
では自分自身に焦点を当ててみましょう。
人の行動には必ず「意図」するものがあります。目的です。
誰かから与えられた状況であるにせよ、その状況を何とかしたいという思いがあるなら、自分自身が持っていきたい方向があるはずです。
「意図」は誰もが持っている、建設的で美しい高次の意図。
例えば、上司から認められたい、部下からも認められたい…
例えば、上司に気にかけてもらいたい、部下からも気にかけてもらいたい…
例えば、上司とも仲良くしたい、部下とも仲良くしたい…
これらの意図は決して悪いものではなく、誰もが持っている人としての基本的な欲求です。
けれど、あれも、これも欲しい…という状態。
両方とも満たすにはどうすればいいのでしょうか。

 

 
1対1であるならやりやすいかもしれませんが、あっちもこっちも、というダブルバインドに難しさがあります。
これは二者択一になっているから。
あっちを立てればこっちが成り立たない、こっちを立てればあっちが成り立たない、という状況です。
こういう状況のときは第3の案を自分に提案してみます。
「7つの習慣」の著者である故・スティーブン・R.コヴィー博士が「第3の案(成功者の選択)」という本を出版しています。
脳科学者の茂木健一郎氏もアンチよりオルタナティブと言っています。
オルタナティブとは代替手段の生成です。

 

 

 

 
そこで提案です。
上司から認められたい、部下からも認められたい…このふたつの欲求。
第3案として『どうでもいいことにする』です。
そもそも「人に認められたい」という気持ちが強い人は、自分自身で自分を肯定する力が不足しています。
それは自分のせいではなく、ただ未完了な部分。
幼いころから「いい子」や「頑張り屋さん」で育てられてきた人です。
主に礼儀正しく常識的で好印象を持ってもらえる性質の大人になっています。
周りのちょっとした変化に気づくのが早く、気遣いができ調和を重んじる人。
ではありませんか?
つまり、「人の評価」で自分自身を成立させています。

 

 
でもね、こうやって頑張ってきた人は、もうすでに十分な能力があります。
だから管理職・指導者として認められています。
そのことを思い出してください。
誰かから認められなくても、自分自身は十分であること。

 

 

 

 
けれども何もしないのでは退屈です。
頑張り屋さんなので何かしなければならないと思ってしまうかもしれません。
だからここから先はゲーム感覚でやっていきます。
すでに自分自身のことは『どっちでもいい』という選択肢を持ったので、あとは部下が十分な能力を発揮できるようになることに集中します。
そして、その部下が認められるように上司に働きかけをします。
つまり自分のことは横に置いて、『自分の部下が自分の上司に認められる』ということを目標にして取り組みます。
あくまでもゲーム感覚で。

 

 
この先のことはあまり示唆したくありませんが、もしかするとあなたは優秀な部下を育てたことによって新たな評価を得ることがあるかもしれません。
あ、でもこれを目標にしてしまうと、今度は「部下を育てる」という自分の能力が発揮されなくなります。
とにかく《自分を置いて、人のために尽くすこと》これが他者貢献です。
とにかく《自分を置いて、会社のために尽くすこと》これがプロフェッショナルです。
管理職・指導者の役割りはココですよね?

 

 
人は、自分が何かを得ようとすると動きにくくなります。
けれど、誰かに何かを与えようとするとき、ハイパフォーマンスを発揮します。
なぜなら、人は自分以外の人によって成り立っているから。
第3の案にチャレンジしてみてください~

 

 

 

 

 

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