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Yamasaki Rinko

女性管理職・指導者は、仕事ができる人でいながら子供でいるのがちょうどいい。

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管理職である女性は、責任感の強い人だと思います。
今の男性社会で認められている人ですから、もしかすると男性並みに結果を重要視する人かもしれません。
自分のことは自分でコントロールするべき、弱音を吐くのは良くないこと、何でもこなせる人でなければならない。
上司であるなら部下よりしんどくて当たり前、残業も仕方のないこと、結果を出さなければ会社に認めてもらえない。
さらに細かなことに気がつき、気を配り、気遣いをする、礼儀正しく、女子社員のお手本でなければならない。
もしあなたがこんな女性管理職ならストレスに押しつぶされるかもしれません。
…きっと自分も周りも上手くいきません。

 

 
日本人は、~でなければならない、~であるべきだ、~するべきだ、という助法助動詞をよく使います。
管理職になる人は、特にこの言葉を自分自身との対話の中でよくおこなっています。
それは子供の頃に入力された考え方。
昔の日本には「道徳」という授業がありました。
これは中国から入って来た孔子の考え方である「儒教」です。

 

 
儒教は国民の心を統制するために作られた定義で、国民が国に反発しないようコントロールする目的がありました。
私たちの親の世代にはこの考え方が当たり前で、これを「正しい」とし子供に“しつけ”と称して行なってきました。
もちろん両親はそのことを知らず、子供のために良いと思い全力で“しつけ”をしていたと思います。
しかしながら、この“しつけ”“道徳”というのが人を抑制するものであり、心を窮屈にしてしまうものなのです。
そして、まだ何の判断もできない子供の頃に教えられた思考法のため、私たちの意識にはなく、無意識的に動くようになっています。

 

 

 

 
例えば、スーパーで買って欲しいお菓子があって、床に転がって手足をバタバタさせて泣き叫んでいる子供がいるとします。
お母さんは子供をビシッと叱るでしょう。
そのとき子供の心に何が起こっていると思いますか?
(欲しいものを欲しいって言っちゃいけないんだ…)です。
そして我慢した子供を親は褒めます。そのとき子供の心で起こっていることは?
(我慢することはいいことなんだ…)です。
これがいろんな場面で2~3回繰り返されたとしたら、その子はもう「我慢することで褒めてもらう子供」になってしまいます。
そして大人になったとき。周囲の評価を気にして自己主張・自己表現ができない大人になっています。
自分を抑制することが正しいと思う大人になっています。

 

 
長所の反面は短所で、短所の反面は長所です。
自己主張や自己表現をしない我慢強い大人は、周囲に合わせることで自分を成立させているため、周囲の細かなことによく気がつき、人間関係に波風を立てないように努力します。
また誰かの期待に応えることで自分を成立させているので、自分がやりたくないことでも精一杯努力して成果を上げ責任を果たします。
つまり、他人の評価を自分の価値にしてしまっているので、ストレスが溜まって当然の状況です。
けれど本来、人は長所を活かせば素晴らしい能力を発揮するための要素を備えています。

 

 

 

 
それは「子供の感覚に戻ること」。

 
子供は本来、あらゆる可能性を持ち、素晴らしい能力を発揮できる状態です。
けれどまだ生活力がなく社会的弱者であるため、親の保護のもとで育てられます。
この間にさまざまな《しつけ》を受け、年齢を重ねるごとに自分を抑制し我慢することを覚え、好きなことや遊びを減らして自己表現しなくなり、社会の常識や善悪に沿う大人になっていきます。
同時に、あらゆる可能性や素晴らしい能力があることも忘れ去ってしまいます。

 

 
もし今管理職であるあなたが、今の知識や経験を持ったまま、子供の感覚に戻れたら。
素晴らしい能力を発揮するでしょうね。
それは社会通念にとらわれず、“楽しい”を求めて行動すること。
子供が毎日「早く帰ってきなさい」と親に呼ばれるまで遊んでいたように、細かな会社の規則や人の評価、結果や出世や金銭的なものにとらわれず、仕事の内容や人との関わりなど「今この瞬間」を楽しむこと。
この状態を創り出すことができたら、仕事の結果はおのずとついてきます。
本来管理職になる人は頑張る努力家ですから、自分の状態が整えば結果は出せるはずなんですね。

 

 
《仕事は楽しみながら結果を出す》
これは可能です。
そして部下が、細かなことにとらわれず結果を出している上司を見た場合。
部下も労働条件や就業規則などにとらわれることをやめて、自分の能力を発揮する方法を模索し始めるかもしれません。

 

 

 

 

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