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Yamasaki Rinko

ちゃんと選んで、これからの自分を自分で決める。

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現代人が感じるストレス。
ストレスというものは形がなく、目に見えるものではありません。
けれど「ストレス」という言葉を知ってしまってる以上、感じてしまうことは仕方のないことです。
病気に関しても、「ストレスが原因」と言われているものがありますが、実際には「原因のわからないもの=ストレスが原因」と処理されていることが大半です。
そして医者から「ストレスが原因ですね」と言われた人は、その形のない目に見えないもののせいにすることで、納得します。
最近疲れている自分・人よりも大変な思いをしている自分・よく頑張っている自分を、なんとなく認めてもらったような、優越感とか安心感を得て納得します。
違いますか?

 

 
大切なのは、そのストレスが何から発生しているかを見つけること。
例えば、特に解剖学的に原因の見つからない「めまい」の場合、「ストレスでしょう」と言われます。
一般的な医者はそれ以上患者さんの日常生活に関与しようとしません。
けれど、その「ストレス」には様々な要因が含まれていて、それを明らかにして改善していかない限り、めまいは何度も繰り返し、さらに大きな病気を発生させてくことになります。
私たちは何にストレスを感じているのか、もっと自分自身を知る必要があるのではないでしょうか。

 

 
それは『自分自身が気づかず行っていることがある』ということ。
言い換えれば『無意識的な行動』により、ストレスが発生しているということ。

 

 
例えば、「明日は雨です」と聞いただけで嫌な気分になってしまう。
雨は農作物には恵みの雨だし、山から川に流れて私たちの命に繋がる大切なものです。
悪いものではないはず。
けれどお天気キャスターが「明日は悪天候です」と言った場合、多くの人が雨を想像します。
無意識的に「雨=悪=嫌な気分=ストレス」になっていきます。

 

 
例えば、会社で嫌なことがあった場合。
その嫌な感情から解放されるためにビールを飲みます。
するとアルコールの力で気分が高揚し、起こった出来事がどうでもよくなりそのまま眠ります。
その成功体験を数回繰り返すと、自動的に「嫌なこと→ビールを飲まなければ」になります。
眠って忘れてしまい意識的には解放されたように見えますが、実は無意識には嫌な感情が残っています。
そして翌朝、仕事に行くのがなんとなく億劫でストレスを発生させてしまいます。
その小さなごまかしを、毎日繰り返していきます。

 

 
例えば、ダイエットしているにも関わらず、つい食べてしまう場合。
この一口をやめればダイエットできることがわかっているのに食べてしまいます。
そして、ダイエットが必要なことがわかっていながら食べてしまう自分にストレスを感じています。
それを毎日幾度となく繰り返し、体重計にのれないほど自分に不信感を募らせてしまいます。

 

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このループに気づき、どこかを断ち切るだけでストレスから解放されます。
それは、自分でちゃんと「選択すること」。
無意識にしておくのではなく、意識的に選ぶことです。

 

 
私たちは毎日何かを選択しながら生きています。
朝パンを食べるか、ご飯を食べるか、とうことも選択です。
何時に家を出るか。どんな洋服を着るか。傘を持っていくかどうか。
電車の何両目に乗るか。どんな飲み物を買うか。誰に話しかけて誰に話しかけないか。
毎日数限りなく選択をしながら日常を過ごしています。

 

 
例えば「毎日何かひとつだけ、2つの選択肢から1つ選ぶ」とします。
すると、1日に1/2(2つの選択肢から1つを選ぶ)、
2日で1/4(4通りの中から1つの道を選んだことに)、
3日で1/8(すでに8パターンの中から1つを選んでいる)ということになります。
そうしていくと…
4日で16、5日で32、6日で64、10日で1024パターン、
20日で104万8576…

 

 
そして1ヶ月で約10億パターンです。
1ヶ月に10億パターンの道があるわけで、
あなたはそのうちの1つを選んで生きています。
しかもこれは、「毎日何かひとつだけ、2つの選択肢から1つ選んだ場合」の話です。
こうして今の自分が形成されているんですね。
ほんのひとつ選択を変えるだけで1ヶ月後には、まったく違う自分になれるのかもしれません。

 

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雨と聞いて嫌な気分になったとき。
自分が嫌な気分を選択していることに気づきましょう。
そして嫌な気分でいることが効果的ならそれでいいし、嫌な気分でいることが効果的でないなら別の感情を選択しましょう。
ビールを飲むときも、嫌な気分から解放されるためにビールを選択していることに気づきましょう。
ビールを飲んで忘れることが効果的ならそれでいいし、ビールで問題が解決しないなら翌日ちゃんと問題に取り組みましょう。
冷蔵庫の扉を開けて甘いものに手を伸ばすとき。
自分は今これが食べたいと思って選択していることに気づきましょう。
ダイエット中であってもそれを食べることが自分に効果的ならそれでいいし、食べることが効果的でないなら別の方法を選択しましょう。
ダイエットが本当に必要なのか、もう一度見直すこともいいかもしれません。

 

 
今の自分は、今までの自分が選択してきた結果です。
そのことに気づき、ちゃんと自分で選択していくこと。
ちゃんと考えて選んだことなら、その選択がAであってもBであってもいいんです。
ただ、「それを選んで良かった」と思える状況を自分で創り出していくこと。
自分をごまかさない生き方が、ストレスから抜け出すカギです。

 

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