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《病気。それは「悪」ですか?》

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世の中に「病気」って何種類ぐらいあると思いますか?
昔は『四百四病』しひゃくしびょうと言い、仏教の教えに病気は404種類あったそうです。
ところが1934年には3500種類に増えており、1957年には7000種類になっています。
現在は、標準病名マスターという病名一覧表に載っている病名だけでも2万を超えています。
http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/byomei/information/history.html
正確ではありませんが、実際には25万種類を超えていると言われ、病気かそうでないかわからないものも含めると100万種類になるかもしれないそうです。
一体なぜ病気が増えていくのでしょうか。

 
日本で思い当たるのは高度成長期。多くの公害が発生しました。公害病とは重化学産業などの発展により、大気や河川や地中に排出された有害物質により引き起こされる病気です。「水俣病」「第二水俣病」「四日市ぜんそく」「イタイイタイ病」が4台公害病と呼ばれ、それ以外にも数多くの公害病が発生しました。公害病の原因には、有機水銀、カドミウム、ヒ素、硫黄酸化物などがあります。

 

そして伝染病や感染症が増えています。伝染病・感染症は病気が発生した人間や家畜や動物などから、他へと病原体が移動し感染が拡大する病気で、 病原体には「ウイルス」「細菌」「真菌」「寄生虫」等があります。ザッと数えただけでも100種類。中には絶滅したとされている菌もありますが、鳥インフルエンザのような根本的治療法のない新たな伝染病も発生しています。

 

また、アレルギー性疾患が近代急激に増加しているのは、多くの人が感じていることと思います。アトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎、金属・食物・薬剤アレルギー、数分で死に至るアナフィラキシーなどもあります。

 

そして、まさに人が作り出した「耐性菌」も数限りなくあります。これは症状が重篤な患者への長期連続投与により菌が進化し、さらに強くなってしまった薬剤耐性菌を言います。抗生物質は非常に効果的な薬剤ですが、使い方によっては新たな耐性菌を作り出してしまう非効果的な側面もあります。現在「スーパー耐性菌」というのもあって、抵抗力が低下した人が罹患すると致死率100%の菌もあります。

 

西洋医学の起源は、紀元前300~400年頃のギリシャ哲学にあります。東洋医学の起源は、紀元前2500年頃。日本では5世紀頃に遣唐使によって東洋医学が伝わりましたが、室町時代にポルトガル人を通して西洋医学との出会いがあり、その後日本は西洋医学が主流となりました。

 

日本の医学の進歩は素晴らしいと思います。日本の医療研究は世界の医療に貢献し、得意分野もあります。しかしながら上記のように、自ら新たな疾患をつくり出し、治療効果を上げられない疾患が多くあるのが現状です。医師によっては東洋医学を取り入れているところも徐々に増えてきましたが、病院の方針や法律や保健制度での規制による不自由さがあります。また日本の医療費は年間30兆円を超えており、その解決策は見出されていませんが今後さらに増大する傾向にあり、その負担は私たちに重くのしかかっています。

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《そもそも、病気って悪いもの?》

病気になったらまずお医者さんに診てもらわなければならない、治療しなければならない、このままじゃダメだと思って行動しているのではないでしょうか。
日本では医療は万能・薬は万能だと思っている節がありますが、果たして本当にそうでしょうか?
化学薬品で治せる炎症性疾患などは治療し、地域に蔓延することを防ぐ必要があるかもしれません。
けれど実は、憎悪と寛解を繰り返しながら経過していく疾患がほとんど。
癌患者さんも自己免疫疾患も、先天性のものも、糖尿病も動脈硬化も、原因不明の病気もストレス由来のものも…。
手術や抗癌剤治療・放射線療法を行ったとしても、その後のケアがほぼ一生続きます。

 
病院に保管しているカルテや書類には、1ページ目に数々の病名がズラリと並んでいます。
高齢になってくると2ページ目に続いていることも少なくありません。
それは年齢により発生する病気が多いから。
何十年も使い続けてきた「使い痛み」による病気です。
一時的に症状を和らげることはできますが、その後は自分自身で気をつけながら日常を送っていくしかありません。
何十個も並ぶ病名のうち、「治癒」となるのはほんの数個。
結局、完治出来ない病気がほとんどなのが現状です。

 
私自身も多くの患者さんの退院後の生活指導に携わってきました。
いつのまにか使っていた言葉を、結局いつも言っていました。
「病気と仲良くしてくださいね。自分の一部だと思って上手く付き合ってね。」…。
病気を「悪い=治さなければならない」として扱ってきた結果が現状であるなら、その扱い方を変えてみることを提案します。

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《病気との戦いをやめる》

今まで西洋医学は、人類は病気に「勝つ」ということを目的に走り続けてきたのだと思います。
けれど『戦いは新たな戦いを生み出す』…戦争を経験した日本はこのことを知っているはずです。
戦えば戦うほど強い菌を生み出し、強力な癌細胞をつくり出し、強い化学薬品は体力を奪って寿命を短くしています。
これは私たち人間の力が及ばない、宇宙の原理に従っています。
「人間が出した波動は、人間に返ってくる」。
証明のしようがありませんが、あらゆることがこの説明で合点がいきます。

 
今ここに「何かがある」というのは「素粒子が波動を出している」ということ。
人を含め、この世に存在するすべてのものが波動を出しています。
その波動には特徴があり、「自分が出した波動は自分に返ってくる」という原理が働いています。
誰かの悪口を言った場合、それはいつか自分に返ってきます。
いいことをした場合、それもいつか自分に返ってきます。
同じように人間が何かを行った場合、それは人間に返ってきます。
よって近年大きな自然災害が至るところで起こるのは、人間が自然を破壊してきた結果。
大量殺人やテロが起こるのは、人間が戦争を繰り返してきた結果です。
そして病気と戦ってきた結果、新たな病気をつくり出し手に負えない状態に至っているのが日本の医療の現状です。

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《自然と調和する道》

私たちは自然の中で存在しています。
他人と比べなければ、もうすでに多くの物質に恵まれています。
そろそろ自分との戦いをやめ、社会との戦いをやめ、自然との戦いをやめる時期に来ているのではないでしょうか。
起こる出来事を受け入れて、調和していくこと。

 
唯一の原爆被爆国である日本は、すでに戦いから抜けています。
大きな地震災害により、自分たちが努力して手に入れてきた物質的なものは一瞬にして消え去りました。
そして多くの命を奪い、人間は自然を前になす術がないことを日本は知っています。
また日本人には、諸外国にない豊かな精神性があり、本来自然や人の心を慈しむ人種です。
よって医療の世界を変え調和を図ることは、地球から日本に課されたテーマのような気がします。

 
もし病気になったり障害を持ったとしても。
そのことが原因で世の中に貢献できたり、病気になったから今の私がある…と思えたら。
病気はもう「悪」ではなくなります。
自分にとって「かけがえのないもの」になります。
「病気になって良かった」「今まで生きてきてよかった」「私が存在していて良かった」
そう思っている人は不思議に悪化しないんですね。

 
《今までの知識と経験を持ったまま、原点に戻る》

人が生きる意味を見出すために。
日本の医療を見直していきたいと思っています。
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