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女性の管理職が超える5つの課題。男性のように振る舞うのではなく“滅私”。

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日本政府は「女性管理職問題」について、
“2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%とする”という目標を挙げています。
「全上場企業において積極的に役員・管理職に女性を登用し、役員に1人は女性を登用していただきたい」と、《女性の活躍》の推進を明確にしています。
しかしながら、日本における女性管理職比率は国際的に見ると低いです。
フィリピンは52.7%、アメリカは43%、フランスは38%。
日本は11.1%で調査した12カ国のうちの11位なのだそうです。
(*2013年内閣府男女共同参画伯書を参考にしたDIAMONO onlineより抜粋)

 

 

 

 
女性が経済分野で期待されている理由は3つあります。
・女性の就業が拡大すると、多様な価値観が商品やサービスに反映され、新しい市場が開拓される
・働く女性が増えることによって、少子高齢化を食い止めることができる
・女性が担う家庭でも育児・介護・家事などが市場化された場合、大きな経済効果が得られる

 

 
そして以下の質問で、男性上司より女性上司の方が評価が良かったそうです。

・部下の私生活を考慮してくれる
・成果を出すために充分な社内・社外情報を提供してくれる
・自分の人脈やネットワークを使って、部下をサポートしてくれる
・行動や考え方が、ビジネスパーソンとして参考になる
・仕事の知識と経験を持ち、能力が高い
・部下に対して仕事の手順や目標をはっきり示してくれる
・相談がしやすい
・親近感を感じる
・リーダーシップがある
・職場の人間関係がうまくいくよう配慮している
・部下の仕事を適切に評価している
14項目中の11項目が女性上司が男性上司を上回ったそうです。

 

 
男性上司の方が上回っていたのは以下の3項目。
・会社のビジョンや将来像を示してくれる
・部下の意見を聞いたり、取り入れたりしている
・部下の訓練や能力向上のために面倒をみてくれる

 

 
なんか、すごくないですか?? 女性はとても頑張っているんだなと思いました。
なのに、なぜ女性の管理職は増えないのでしょうか。

 
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日本において女性管理職が増えない主な理由は5つ。
1つめは「根底にある男は外、女は内、という偏見」。
2つめは「仕事と家庭の両立が困難」。
3つめは「感情的になりやすい」。
4つめは「自己犠牲で成り立っている献身的な社員」。
5つめは「男と女を意識してしまう。仕事仲間として自然に交われない」。

 

 
何をどう解決していくか。おそらく、これらの問題をひとつひとつ解決していくのは途方も無い作業。
個人ひとりひとりの意識を変えていくことは、相当な時間とエネルギーが必要です。
いつの時代になれば女性の管理職が増えるのか、気が遠くなってしまいそうです。
それならば、周囲を変えていくことよりも、管理職になろうとする女性自体が変化した方が早そうです。
ただ。
管理職になる=社会貢献あるいは他者貢献です。
自分以外の誰か、あるいは何かに貢献するというのは、《“自分”という枠組みを超える》ことが必要です。

 

 
管理職になる女性に必要なことは「自我の成長」。
日本は平安時代の半ばから何百年も男性性が優位な“戦い”の時代を過ごしてきました。
戦後の高度成長期には商人の時代、その後労働者の時代。
けれども長い不況が続いて日本の経済はうまくいかなくなり、その時代の流れがそろそろ変わろうとしています。
そこで求められているのが「女性性」です。
つまり女性が、今までの男性と同じように社会と戦い、自分と戦っていては、何も進化しないんです。
戦いの自我を終えて、調和していく必要があります。

 
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では、どうやって「自我の成長」を図るか。
《人・物・事のすべてを善悪で判断しない》ということ。

 
もう1回繰り返します。
《人や物事を良い悪いで判断するのをやめる》ということです。

 
人の発言や起こる出来事は、前提によって善悪の意味が変わります。
例えば、
あなたは職場の上司です。ある社員が出勤してきません。大事な会議があったのに何の連絡もなく来なかったため、あなたはそのせいで大変な思いをさせられました。怒り狂いますか?
もしその社員が前日にわざと連絡もせず来なかったとしたらたら、その行為は「悪」かもしれません。
けれど、もし何かの事故に巻き込まれ、自分自身が怪我をしながらも他人を救出していたために連絡も出勤もできなかったとしたら?その行為はおそらく「善」です。

 

 
例えば、
「殺人」は善ですか?悪ですか?
今この状況であなたが誰かを殺したとしたら、法律がありますから「悪」とされるでしょう。
けれどもしここが戦場だったら。相手を殺さなければ自分が殺られる。相手を殺せという上司からの絶対命令がある。その状況において殺人は「善」になります。

 

 
こういうことが、私たちの身近にも起こっています。
「必要な人に、必要なことが、必要なタイミングで起こる」という視点ですべての物事を観たとき、納得できます。合点がいきます。
不思議なことですが、それは《宇宙の采配》としか言いようがないのかもしれません。
このあたりのことをおさえて置くには、《人・物・事はすべて自分を映し出す鏡》であること、
人間は36億年前の生命の誕生から《うまくいっていることはスルーして、うまくいっていないことをキャッチする性質を持っている》ということを理解していく必要があるかもしれません。

 
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そして人や出来事への「善悪の判断」をやめることができたとしても、最後に残るのは「自分への善悪の判断」です。
人は誰しも「認められたい」「愛されたい」という《承認の欲求》を持っています。
けれども本気で他者貢献や社会貢献をしたいと思うなら、自分自身の承認の欲求さえも善悪を超えていく必要があります。
つまり《滅私》。読んで字の如く、自分を滅している状態。
自分の承認は得られなくても、誰かのためや何かのために働きかけをすること。
目の前にいる人が成長するため、あるいは会社を発展させるために「自分が嫌われ者」になれるかどうか、です。
それは自分を下卑するのではなく、自己犠牲を生むものでもなく、相手を信じて自分を変容させられるかどうか。

 

 
女性が管理職になり社会を変えていくには、おそらくこの辺りのことが必要であろうと感じています。
そして柔軟で温かく調和を重んじる女性、コミュニケーション能力・言語能力に長けている女性には、可能なことだと感じています。
もしあなたが、己を置きその場その場に必要な自分に柔軟に変容し、他者に貢献する意識の持ち主であったなら。
その部下も家族も、間違いなく自我を成長させていくでしょう。
おそらく上記5つの「女性の管理職が増えない理由」はすべてクリアできると思います。
あなたがもし日本を変えて行きたいと思うなら、まずは自分自身の心力教育を。

 

 

 

 

 

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