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つい食べちゃう…つながる心と体と世界

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私たちは食べる物に恵まれています。

36億年前の生命の誕生から、命の継続つまり栄養摂取は人類の課題でしたが、

日本においては、その課題はもうすでに達成されているのではないでしょうか。

 

 

 

世界の食糧供給は「過剰」になっています。

現在の地球上では米や小麦などの穀物類だけでも、全人口に毎日3,500kcalを提供できる量が生産されているそうです。

他に野菜や豆類、果物、肉や魚も加えると、全人口が太ってしまうほど生産されており、

世界でいちばん餓えた国にも国民全員が満腹になるだけの食糧はあるそうです。

けれども、世界の飢餓はあります。

そして先進国の人々は摂取し過ぎた栄養を消費しようと、時間とお金を使って毎日せっせと運動をしています。。

 

 

 

『私たち、本当にお腹が空いているの?』

少し、このことについて自分の体と向き合ってみませんか。

 

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私たちは、身体のほとんどの機能を無意識的に行い、成功し続けています。

今、あなたがしている呼吸。瞬き。思考活動。

意識して行ってますか?、

他に血圧、脈拍、鼓動、瞬き、体温調整、消化活動、排泄、思考活動、言語活動、運動神経、免疫活動…

すべての内臓の働きも私たちは無意識的に行い、24時間休むことなく恒常性を保ち続けています。

つまり、身体の担当は無意識。

人が、つい食べちゃうのも無意識的。

何か関係がありそうですね。

 

 

 

人間の体内では24時間休むことなく、数えきれないほどのホルモン分泌が行なわれています。

私が看護師として学んだ、主なホルモンだけでも30種類。

けれど、その1つのホルモンに、それぞれ付随するホルモンもあります。

例えば、そのホルモンを生成するように司令を出すホルモン、

生成したホルモンを分泌するように司令を出すホルモン、

分泌したホルモンを調整するホルモン…

また、それらのホルモンを生成するために必要不可欠な酵素を作るホルモン…。

 

 

 

その数を、まだ医学では把握できていません。

研究の進歩と共に、次々と発見されているホルモンがあります。

人間の身体は、まさに『奇跡の精密工場』です。

 

 

 

私たちが、つい食べちゃうとき。なんとなくお腹が空いたような気がするとき。

とくに夜更かししているときや、夕方の時間帯が多いと思います。

これには、ある『ホルモン分泌』が大きく関係しているようです。

 

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①5年ほど前、新たに発見されたホルモン《グレリン》。

人間の成長ホルモンは主に夜中に分泌されます。

その成長ホルモンの生成・分泌を促すのが《グレリン》です。

これらのホルモンが無意識的に分泌され、身体のあらゆる細胞が作られていきます。

けれど《グレリン》は飢餓因子で、「食べなさい」と命令するホルモンでもあります。

だから夜更かししていると、なんとなくお腹が空く、つい食べちゃうというのは、本当に空腹なのではなく、この《グレリン》の作用が働いているからなんですね。

 

 

 

②寝ているときは副交感神経、起きているときは交感神経。

この神経系はホルモン分泌の集合体のようなもの。

副交換神経と交感神経の働きで多くのホルモンが調整されています。

 

 

交感神経が働いているとき(起きているとき)、人の体はやるぞ~!という「戦闘モード」。

目を開き、血圧が上がり、運動機能が鋭敏になり、ほとんどの機能が亢進しています。

緊張したり興奮すると、その機能はさらに強くなります。

けれど戦闘態勢のときに、お腹が空いたりトイレに行きたくなっては困ります。

なので、腸の機能は反対に弱まり休息しています。

腸は主に副交感神経(寝ているとき)に行なわれているんですね。

 

 

夜更かしして間食している状態というのは。

身体がずっと戦闘態勢で、腸の動きがどんどん低下して行っている状態。

腸が停滞しています。

その結果、食欲がなくなってしまいます。
③朝に分泌されるのは《コルチコホルモン》

このホルモンは魔法のようなホルモンで、全身の機能の恒常性を維持してくれます。

ただ、副作用に「食欲亢進」があります。

人間は、このホルモンを朝に多量に分泌して全身の機能を起動させるので、食欲は亢進しています。

「朝は食欲なーい」と言って食べない人はこの欲求が満たされないまま経過します。

すると、夕方までずっとコルチコホルモンが分泌され続けます。

よって、ついつい間食が多くなってしまうようです。

 

 

 

私は看護師で夜勤をしている時期がありました。

朝、勤務を終えて朝食を摂ってから帰るのですが、何を食べても、どんなにたくさん食べても満たされませんでした。

ナースステーションの休憩室が、まるで宴会のように食べ物が散乱している状態でした。

そして、なんとか帰宅して寝ます。

すると食欲も落ち着くんですね。

ずっと、何でなんだろう??と思っていましたが、身体にこういうシステムが備わっていました。

 

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先進国の食は満たされています。

けれど私たちのDNAは、まだそのままです。

よって、私たちが夜更かししているときや夕方に「つい食べちゃう」のは、

本当に空腹だから食べているのではなく、身体からのシグナルなんですね。

 

 

間食や食べ過ぎが悪いわけではありません。

美味しいものを食べることは、心の栄養でもあります。

ただ、自分で選んで行動したいと思いませんか?

夜眠ること。

朝食をたくさん食べること。

このふたつの実践で自分の身体とうまく付き合えば、「つい食べちゃう」は自由自在になるかもしれません。

 

 

自分ひとりが無駄に食べることをやめても、発展途上国の飢餓は変わらない?

確かにそうかもしれません。

発展途上国の飢餓は食糧不足ではなく、「貧しくて食べ物を買うことができないから」という国の経済問題なのかもしれません。

 

 

でも。

人の生命活動は無意識が行っていることは、おわかりいただけたと思います。

その無意識は深いところで、あらゆるものと繋がっています。

それを提唱したのは精神科医・心理学者の「ユング」。

ひとりひとりの意識と無意識の調和が、世界の調和につながるかもしれません。

遥か彼方にいる、会ったこともない人のことを想う。

その気持は世界を変えられるかもしれません。

 

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