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Yamasaki Rinko

8月15日…この日に想うのは日本人の精神性の高さ。

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子供の頃から、戦争のドキュメンタリー番組を観るのが大嫌いでした。
受け継いでいかなければと思うものの、観ると悲しくて苦しくて悔しくてしかたがありませんでした。
広島の原爆記念館に行ったときは、途中で強い頭痛と吐き気に襲われました。
映画もそうですが、そういったものを観た日の夜は、たいてい怖い夢を見ていました。

 

 
けれど最近、それが私の中で変わりつつあります。
なぜなら、日本人の精神性の高さに気がついたから。
戦争を知れば知るほど、日本人の素晴らしさが観えるから。
「戦争はいけない」
それはもう、ほとんどの国民がわかっています。
けれども私たちは、これから日本が成長していくために、多くの人が犠牲になった戦争から何を見出していくべきなのでしょうか。

 

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戦争中、赤十字病院で働くナースは『従軍看護婦』としての任務がありました。
多くの負傷兵を看ることが主な職務でしたが、十分な施設、医薬品、医療物品がない中で行う医療は、それはもう想像を絶するものだったようです。
その中で、従軍看護婦に最も重い任務がありました。
それは、もう治療を施せない重症の負傷兵に行う安楽死。
すべてが足りない状況で提供できる医療には限りがありました。

 

 

 
ある日、看護婦は軍人から呼び出され、命令を受けるそうです。
そして、この状況では助からない負傷兵の血管に針を刺し、青酸カリを注入するそうです。
このとき、これから亡くなる負傷兵はみんな、それを知っているのか知らないのか、
看護婦のことを「お母さん…」と呼ぶそうです。

 

 
軍人からの命令であることを、まさか本人に伝えることもできず、
看護婦はきっと、その生命の重みを一人で抱えながら、負傷兵の命を止めたのだと思います。
それを何人も、何人も…。
今、生存されている従軍看護婦さんがどれくらいいらっしゃるのかはわかりませんが。
生きている限り、自分が止めた命の重みを背負って生きていらっしゃると思います。

 

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赤十字病院で働き、従軍看護婦としてソ連軍の救護に行くよう司令を受けた看護婦たちがいました。
1ヶ月という期間で3人ずつが交代し、任務にあたる予定でした。
ところが第1班が3ヶ月経っても戻らず、第2班も、第3班も戻らず…
婦長は怪訝に思いながら、第4班を向かわさなければなりませんでした。

 

 
ある夜。
第1班で任務にあたった一人の看護婦が、4ヶ月以上経って突然倒れこむようにして戻ってきました。
彼女は全身11箇所の盲貫銃創と貫通銃創を負い、鉄条網を超えたときにできたと思われる無数の引き裂き傷を負っていました。
帰るなり意識を消失しましたが、そのとき婦長は、意識のない看護婦を揺さぶり何があったのか問い正しました。
普通は意識のない重症患者を揺さぶるようなことはしません。他の看護婦たちは驚いて悲鳴をあげました。
けれども婦長は毅然として言ったそうです。
「この子はもう助からない。だけどこの子の死を無駄にしてはいけない!」

 

 
意識もうろう状態で、その看護婦が言った言葉は。
「婦長。私たちは看護婦の仕事をさせられているのではありません。行ったその日からソ連軍の慰みものにされていました。
「婦長さん、もう看護婦を送ってはなりません。。」
そう言って婦長の腕の中で息を引き取りました。
看護婦はこの言葉を告げるため、自分の命になんの未練もなく、蜂の巣のように銃撃を受けながら逃げてきたそうです。

 

 
けれども、軍人の命令は絶対です。
逆らうことは相当な覚悟が必要。
婦長は派遣当日、覚悟をした上で出勤しました。
ところが。
他の看護婦が誰も出勤しません。
婦長は不思議に思って看護婦の宿所に行くと、ふと線香の香りがしました。
何が起こっているの?

 

 
障子を開けると。
そこには、きれいに並んだ22人の看護婦たちの遺体が横たわっていました。
全員が制服制帽の正装。顔には薄化粧。
両膝はしっかりと結ばれ、一糸乱れぬ姿だったそうです。
最年長である26歳の看護婦以外は。
看護婦はいざというときのために、制帽の中に青酸カリを隠し持っていたそうです。

 

 
婦長は逮捕を覚悟の上で、国際的にも認められている赤十字の看護婦に行った非人道的行為を避難し、事の顛末を訴えたそうです。
しかしながら、そのソ連軍から出た通達は
「日本の女性とソ連兵が、同じ車に乗ってはならない」だったそうです。。

 

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看護婦だけではありません。
従軍慰安婦に関しても、大変な思いをされた方が何万人もいらっしゃいます。
韓国の女性はその扱いを訴え、償い金を請求し、日韓両国を相手に戦っています。
それに対し日本人女性は、あまりにも静かです。
名乗ることで国に恥をかかせるな、という圧力もあるようです。。

 

 
記者など誰かが記事として書いたものは、情報がコントロールされている可能性があり、信憑性に欠けます。
しかし実際に従軍慰安婦だった方はもうすでに高齢のため、その経験が文章にされることはほとんどありません。
元日本人慰安婦だった城田すず子さんのことを書いていらっしゃる方がいます。
元日本人慰安婦の回顧録 ↓

http://d.hatena.ne.jp/Stiffmuscle/20070707/p1

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私が戦争に関して多くを語ることはできませんが、
最終的に、日本は原爆投下という“ルール違反”をされた末に終戦しました。
それは『(アメリカがルール違反をしなければならないほど)日本人は凄かった』ということを表していると思います。

 

 
将軍、軍人から末端の日本兵、特攻隊、従軍看護婦、従軍慰安婦、他のすべての日本人が発揮した能力。
どんなひどい状況にも耐えうる忍耐力と、自分の使命を果たす責任感の強さ。
それは武士や大和撫子の魂かもしれません。
ひとりひとりの力は微力であっても、強靭な精神は国の力になっていたと思います。
欧米人は、この日本人の素晴らしい精神性を恐れて原爆投下に踏み切ったに違いないと思います。

 

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日本が大東亜戦争に負けてGHQ(連合国総司令部)の支配下に置かれていた時代、GHQは日本が二度と欧米に逆らえないよう、日本人を洗脳しようとさまざまな工作をしていました。
それは“情報のコントロール”です。
映画・ラジオ・新聞・雑誌などはすべて内容を検閲し、個人の手紙まで調べて、GHQを批判する内容であれば書き換えられたり破棄されていました。
また当時の日本を代表する知識人たちの本を没収し、本屋や図書館から突然消えた本が7000冊あるそうです。
それらは焼却されてしまったので、もう二度と私たちは読むことができません。

 

 
どんな情報がコントロールされたのかはわかりませんが、
日本の特徴は「天皇制」にあったようです。
西洋の“支配する王様”と“支配される臣下”の関係と違い、天皇制は強靭な「君主一体」。
この天皇制が戦争を生んだとして批判する意見も多くありますが、一概に良い・悪いでは判断できないと思います
「君主一体」=《すべてはひとつ》という国民の崇敬の念が、欧米人には脅威だったのですから。

 

 
そしてGHQの戦略は見事な効果を上げました。
戦後の日本は、アメリカが望むような国になりました。
誇り高い武士だった日本人は、目先の利益のことしか考えない商人性ばかりになってしまったと言われています。

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今、日本では自殺者が3万人を超えています。
原因不明の死亡や、処理しきれていないものを合わせると、実際にはその3倍いるとも言われています。
うつ病の発症は10~15人に一人の割合で、その数は1000万人を超えています。

 

 
しかしながら、本来の日本人は《すべてはひとつ=調和する》という能力と、《武士道の精神性》を併せ持つ民族です。
目先の利益を求める商人性を手放し、本当に大切なものが何か、そろそろ観え始めているかもしれません。
阪神大震災、東北大地震などで、自分たちが人生をかけて積み上げてきたものが一瞬にして崩れました。
戦うことをやめ、目先の利益を求める商人性をやめ、大切なものに気づく。
きっと世界でいち早く、成熟した自我を手に入れる~
私たち日本人は、戦争ー原爆ー高度成長期ー不況ー震災ーという経験で、貴重な何かを学び取っているのではないかと感じています。

 

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私たちは今、物質的に恵まれ不自由のない生活をしているかのように感じます。
けれど今もなお、情報にコントロールされているのかもしれません。
一方的に入って来る情報だけに耳を傾けるのではなく、自分に必要な情報を選んでいく必要があると思います。
それが《自分と世界とのつながり方》
自分が住む世界になっていくのだと思います。

 

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ナースが読む【心と身体のStudyMail】

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