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山咲凛子

女性の悩み~妊娠・出産するということ。自分の人生、選んでますか?

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こんにちは。
先日、こんなサイトを見つけました。
女性の妊娠をサポートする「妊活WOMAN」。

「子どもがほしいけど、何からしたらいいかわらかない」
「旦那が協力的ではなく、1人で悩むことが多い」
「クリニックの選び方がわからない」
「周りの妊娠、出産報告を喜べない」
「いつまで続くかわからない妊活が不安、疲れた」
「周りに相談できる人がいない」
「妊娠したけど、生まれるまでは不安が尽きない」

このような悩みを抱く女性、また「いつかは妊娠したい」と願う女性ならば、誰でも参加することが可能なSNSなのだそうです。

 
私も不妊症の治療を7年間していたので、いろんな不安や迷いがあるのは同感です。
そして様々な情報、励ましの言葉で、また頑張ろうと思えるならとても素晴らしいことだと思います。
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ただね。
不安がよぎります。
精いっぱい試行錯誤しながらも、妊娠できなかったとしたら。
妊娠できたとしても出産まで至らなかったとしたら。
その人はSNSを退会した後、どうなるのでしょうか。
私は妊娠できなかった立場なので、その立場の人のことを考えてしまいます。
婦人科で診察室から出て来て、一人涙をこらえている女性を何人も見てきました。
5年かかってやっと妊娠したのに流産してしまった友だちの、落ち込み様はかなり強かったです。
それを思い出すと、どうしても不安がよぎってしまいます。

 
そのSNSには、妊娠した報告が書き込まれるでしょう。
おめでとうの言葉もたくさん書き込まれると思います。
ましてや出産した暁には、会員全員の目標でもあるわけですから、大いに盛り上がるでしょう。
しかしながら、その陰で、どうにもならない状況に涙する人がいることに気付いているでしょうか。

 
妊娠するためには、まず精神面の安定が必要。
“妊娠する”ということに執着している精神状態が、最もバランスを崩しやすく体に影響します。
あらゆる情報が入って来て、それに時間やお金を使い続けてしまったり。
子供を授かることだけが女性の幸せであるかのように、思い込んでしまったり。
他者と自分を比べて、私は幸せになれないんじゃないかと思ってしまったり。
そうなってしまうことが、さらに妊娠できない状況を助長させてしまいます。
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でも、その妊娠、本当の望みでしょうか。
女性に生まれたからには産まなければ、と思っていないでしょうか。
もしかしたら、周りの人の幸せそうないいところだけを見て望んでいないでしょうか。
両親や姑さんの望みが、いつの間にか自分の望みになっていないでしょうか。
自分自身の夢が見つからないから、それを子供に託していないでしょうか…。

 
厚生労働省が発表した平成22年の統計では、出産しない女性が増加している結果が出ています。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo06/syussyo1.html

 
私たちの母親(60歳前後)の時代に、30歳で出産していない割合は18%でした。
それが現在は53.9%。
晩婚化を考慮し35歳の女性を比べたとしても、出産していない割合は51.5%です。
2人に1人が出産をしていないのが現状です。

 
もちろん少子高齢化の問題はあります。
けれども実際には、不妊症治療は保健対象外です。
国が援助している不妊症の治療費は、低所得の一部の人が対象で、ごくわずかな金額です。
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本来、私たち女性は、選べるのではないでしょうか。
男性は妊娠・出産するという機能を持っていないので、選ぶことができません。
女性はその機能を持っているからこそ、産むか産まないか選択できる自由があります。
女性特有の卵巣・子宮の機能は出産のためだけにあるのではなく、『女性性』として存在しています。

 
母性という言葉は世間では誤解されて解釈されているようなので、『女性性』という言葉で表現します。
『女性性』は、優しく柔軟で、繊細で調和的であるという性質を示します。
例えば、コミュニケーションに長けていて、その場の雰囲気を調和させる能力や、
気持ちを言葉でちゃんと伝える能力や、人の気持を察する能力を持っています。
ふたつ以上の事柄を同時にこなす柔軟性や、
自分のことのよりも人を優先してしまう優しさ、包容力を持ち合わせています。
だから家庭を重んじて、コミュニティーの発展に注力します。
話すことを通して関係性を作っていきます。
そういった女性性が社会の調和を図るとされ、これからの時代に必要とされています。

 
私は、7年間働きながら不妊症の治療を続けました。
その間ずっと、治療を優先すれば仕事が充実せず、仕事を優先すれば治療に集中できない、というジレンマがありました。
けれどもあるとき、自分の使命は子育てではなく何か違うところにあるような気がして、自ら治療を卒業しました。
その後すぐに、コミュニケーションスクールとの出会いがあって今に至り、
夫婦関係や不妊症で悩む女性、子育てで悩む女性を通して子供の支援をしています。
“妊娠する”という執着から離れたとき、女性としての新たな人生がスタートしたのかもしれません。

 
妊娠・出産しないことを推奨しているわけではありません。
世間の風潮や他者の意見によって自分の将来を選択できず、悩み続ける女性を救う必要性を感じて書いています。
妊娠・出産が女性の役割りではありません。
女性は、自分の人生を選択できる存在です。

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